めだかぶです。
本記事では、
配当金と日本企業特有の制度である株主優待の良し悪し
について解説していきます。
先日コメダホールディングスから配当金と優待が届きました
株主は年に数回、保有している企業から贈り物が届きます。配当金と株主優待ですね。
私も保有するコメダホールディングスから8月末時点で株主だった人に届く、1800円(税引き前)の配当金と1000円分チャージされたコメカが届きました。
これ自体はめだかぶ家の生活に潤いを与えてくれるとても嬉しいものなのですが、改めて投資という観点で配当金と株主優待制度について考えてみますね。
配当金
まず、配当金ですね。
これは会社で出た利益を株主である投資家に分配するお金です。
株主が投資したお金で企業を運営しているので、その利益を”お金を融資してくれてありがとうございました”と返金する。そんなイメージです。
大体、多くの企業は利益の30%ぐらいを配当金として分配していますね。
され、そんな配当金ですがメリットとデメリット両方あります。
配当金のメリット
・現金なので使い道の自由度が高い
配当金は現金として支払われるので、好きなものを買っても良し、そのお金で株を買っても良しと使い道が自由です。
日頃節約して投資資金を工面しているのであれば、配当金ぐらい自由に使ってもいいではないかと、私めだかぶは思っています。
配当金のデメリット
・トータルのパフォーマンスが下がる
配当金は現金で支払われ、約20%税金が取られます。この税金がパフォーマンスを下げてしまうんです。
先ほど配当金は企業の利益から支払われると言いましたが、そのまま企業で保有していれば100円だったのに、私たちの手元に来ると80円になってしまいます。
配当ではなく、新しい事業に投資することで会社の価値を高めれば、株価が上昇する可能性もありますから、税金の分だけパフォーマンスが下がってしまうんですね。
株主優待
続いて株主優待ですね。
これは企業のオリジナルサービスを株主に届ける日本特有の株主還元制度ですね。
最近はクオカードを提供する企業も多いですが、廃止のリスクが大きいので注意してください。
こちらの制度、外国投資家などからあまり良く思われていないんですよね。海外に住んでいたら、吉野家のサービス券とかもらってもしょうがないですしね。気持ちはわかります。
株主優待のメリット
・税金がかからない
こちら食べ物や日用品、サービス券だったりするので、課税のしようがないですね。1000円分の食べ物やサービス券であれば1000円分手元に届きます。
配当金は、こうはいかないので株主優待の強みですね。
・コスパが良い
配当に比べて利回りが高くなる傾向にあります。
これは自社サービスなので、会社として負担しているのは原価部分のみのためです。
例えば、1000円分の株主優待だったとしても、原価が500円であれば会社の負担額は500円となります。配当金で500円払うか、株主優待で1000円分のサービス券を渡すかであれば負担としては同じとなります。
私たち株主の立場からしたら、利回りが2倍ですね。
株主優待のデメリット
・使わないとダメになるものが多い
株主優待では食べ物や日用品、サービス券が届きます。食べ物や日用品は使わないと腐ってしまいますし、サービス券も有効期限があるものが多いです。
そのため、現金のように取っておくことができないですね。ちゃんと自分に必要な株主優待を提供してくれる企業に投資しないとですね。
また配当金と同様に、株主優待を提供する資金を新事業に投資して、会社の魅力をあげてほしい、
という意見をよく耳にします。
その方が、効率良く資産形成できるからですね。
ここは配当金も株主優待も耳の痛いとところです。
まとめ
配当金は現金で自由度が高いが、課税される
株主優待は”もの”であることが多く自由度が低いが、課税されない
配当金も株主優待もトータルの利回りを下げる可能性あるので、容易に飛び付くのも禁物
このように、それぞれメリット・デメリットありますが、自分の納得する形で資産運用できることが一番だと思います。
試行錯誤して、経済的自由を掴みましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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