本記事では、「資産1000万円を目指してセミリタイアしたいけど、証券口座は何を使うべき?NISA枠を使った方がいいの?」と疑問を抱く方に向けて、
【1000万円セミリタイア】資産作りにNISA・つみたてNISAを使うべき?しっかり活用しよう!
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
資産1000万円を目指すなら、つみたてNISAをガンガン活用していこう!
でも、つみたてNISAでは債券ファンドへ投資できないこと、つみたてNISA枠だけでは資産1000万円まで時間が掛かるので、つみたてNISAを使い切った上で課税口座も利用していこう。
取り崩し時は課税口座から取り崩すことで、トータルで支払う税金額を減らせるかもしれないので、しっかり覚えておきましょう。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
NISAを使うことで非課税で運用できる!
資産を1000万円持つことで、セミリタイアをできるという保険を持とう!!
と繰り返し、発信してきました。
細々とした生活になってしまいますが、「最悪仕事を辞められる」という精神安定剤を持っておくことは世知辛い社会を生きる中でとても有効だと思います。
さて、資産を貯めるにしても貯め方というのはとても大切になります。
私は基本的に投資で資産1000万円を目指すことを発信していますが、利益が乗ると税金を納めないとなりません。
利益の約20%…
折角運用して資産を大きくしても、その一部が税金に持っていかれるのは悲しいですよね…
しかし、NISA口座というものを活用すると、利益に対して非課税で運用することができます!
ですので、
ぜひ資産1000万円を作る中でも活用してほしい
と考えています。
本日は、その活用方法とポイントについてまとめていきますね。
NISAとつみたてNISAどちらを使う?
NISAについて、簡単に振り返りをしておきます。
NISA口座というのは、指定の金額、指定の期間で運用した利益に対して、税金をかけませんよ!と金融庁が言ってくれている口座です。
大きく2つの口座があります。
1.NISA
毎年120万円まで5年間まで非課税
※2024年からの新NISAでは、毎年122万円まで非課税。
2.つみたてNISA
毎年40万円まで20年間まで非課税
です。
えっと、つまり、どっちにしたらいいのさ??
と、思われる方が多いと思いますので、結論を言うと、
つみたてNISAが良い
ということになります。
つみたてNISAがおすすめの理由
理由1つ目は、20年間の運用に対して非課税となるからです!
1000万円セミリタイアは、仕事を辞めた後も運用を続けながら取り崩しを行います。
つまり、今投資している資金は10年、20年後、いや30年後に取り崩すお金ということになりますよね。
ですので、より長期に非課税期間を設定してくれているつみたてNISAがおススメということです。
理由2つ目は、年間の投資枠120万円を使い切るのが難しいと思うからです。
NISA枠は毎年120万円まで非課税で運用してくれます。
しかし、年間120万円を株式、債券にフルで投資するのは厳しいですよね…
ということもあり、つみたてNISAに毎年40万円しっかりと積み立てて、その後20年間の非課税期間の恩恵を受けた方が良いと考えています。
ここで大切な情報を1つ。
つみたてNISAでは、債券ファンドに投資できない…
つみたてNISAは金融庁が認めた投資信託のみにしか投資できません。
そして、その投資信託の中に、債券のみ投資する投資信託は今のところ存在していません…
バランス型と呼ばれる、株式や債券、REATなどに投資する投資信託を購入することはできるのですが…
ですので、資産1000万円を目指す中で、つみたてNISAで購入するのは
株式に連動する投資信託
ということになりますね!
つみたてNISAと課税口座の使い分け方は?
私は兼ねてより、資産1000万円を目指すのであれば、以下のポートフォリオをおすすめしています。
株式 80~75% : 債券 20~25%
株式は全世界株式(オールカントリー)、債券は先進国債券。
こちらの期待年率リターンを4.5%と置いています。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
【1000万円セミリタイア】どうやって資産1000万円を作る?運用方法とは?
先ほど、つみたてNISAで債券の積み立てはできないと申しましたので、つみたてNISA枠の40万円すべてを株式に、その20%に当たる10万円を債券に投資したとします。
年率4.5%で運用したとすると、資産1000万円を達成するのは、
14年後
となります。ん~少し長い…
仮に縮めるために、投資額を増やすと以下のようになります。
年60万円 月5万円 11年後
年72万円 月6万円 10年後
年84万円 月7万円 8年後
年96万円 月8万円 7年後
がんばって年間96万円を捻出した場合には、7年後ですね!
この場合、投資額96万円の内、80%の76.8万円を株式に、20%の19.2万円を債券に投資することになります。
株式の76.8の内、つみたてNISA口座で40万円分購入。
残りの株式36.8万円と債券19.2万円を普段使っている通常の課税される証券口座で購入していきます。
つみたてNISAの40万円を使い切ること!
使い切った上で残り投資をすること!
これが大切です。
重要ポイント!取り崩し時は課税口座から!
最後に、セミリタイア後の取り崩し時に気を付けるべき点についてお話していきます。
それは、
取り崩し時は課税口座から!
です。
全世界株式や先進国債券などの優良なインデックス指数に連動した資産は、長い目で見ると右肩上がりの資産となっていくはずです。
つまり、時が経てば経つほど、利益が増えていくということになります。
税金は利益の20%ですから、利益が増えれば増えるほど税金も大きくなっていきます。
ということは、時が経てば経つほど、税金が多くなるということです…とほほですね。
そんなとき、つみたてNISAの非課税が効いてくるわけです!
ですので、
セミリタイア直後の利益が小さい内は、課税口座で保有する株式や債券を3~4%毎年取り崩し、徐々につみたてNISA口座で購入した資産の取り崩しにシフトしていく。
これがおすすめの方法となりますので、将来のために覚えておいていただければと思います!
NISA口座の拡充を祈りつつ、まとめに入りたいと思います。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
資産1000万円を目指すなら、つみたてNISAをガンガン活用していこう!
でも、つみたてNISAでは債券ファンドへ投資できないこと、つみたてNISA枠だけでは資産1000万円まで時間が掛かるので、つみたてNISAを使い切った上で課税口座も利用していこう。
取り崩し時は課税口座から取り崩すことで、トータルで支払う税金額を減らせるかもしれないので、しっかり覚えておきましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
めだかぶ