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【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の分配金が少ない?米国ETF SHYと比較!

本記事では、「【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の直近の分配金少なくない?利上げしているのにどうして?」と疑問を抱く方に向けて、

【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の分配金が少ない?米国ETF SHYと比較!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の10月の分配金は確かに少ない・・・

それは、口数が約5倍も増えたことによって、1口あたりの分配金が減ったからだと推測できます!

しかし、米国ETFのSHYは分配金を増加させています。

口数が落ち着いて推移すれば、分配金も増えていくかもしれませんので期待したいですね!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

【2620】iシェアーズ 米国債1-3年に投資を検討されている方、最近増えてきているのではないかなと思います!

というのも、2022年に入ってから、2年債利回りが4%付近まで急上昇してきており、4.5%に届きそうな勢いです。

ここまで上がってくると、高配当投資よりも魅力的に映ってきますね。

そんなインカムゲイン目的で購入する東証ETF2620ですので、分配金額が気になります。

ということで、最近10月の分配額を見てみると、

やけに少ない・・・

ということがわかります。

なぜ、こんなに少ないのか?

解説していきます!

       

【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の分配金が少ない?SHYと比較

まずは、ここ2年弱ほどの分配金額を確認していきます。

単品で見てもわかりにくいので、同じ米国債券1~3年ものに投資している米国のETF SHYと比較してみます。

オレンジの折れ線グラフがSHY 青い棒グラフが2620

比較しやすいように、毎月配当のSHYですが2620のように3カ月ごとに合計して示しています。

オレンジの折れ線は、今年の7月、10月と急上昇しています!

これは利上げの影響を受けたものでしっかりと反映していますね。

それに対して、青線の棒グラフがジグザグしていますね・・・

そして、10月の棒グラフが異様に低いということもわかりますね。

直近の分配金が、以前に比べて非常に少ないことを示したものです。

       

なぜ10月の分配金が少ないのか?

10月の分配金が少ない理由が気になりますよね?

こんな時は決算短信を読み込んでみましょう!

といってもあまり面白いものではありませんので、要点だけ抜き出しますね。

ポイントは、口数を確認してください。

口数って?と思われた方は、株式数みたいなものとご理解いただければと思います。

過去5回の分配金が配られた時の口数を以下に示しています。

見てください!

10月の口数が跳ね上がってますね・・・

10月14日時点の公式HPの情報で2721万口まで増大していました!

7月時点では551万口。

約5倍も増えているわけです。

これが理由だと思われます。

       

どうして口数が増大すると分配金が減るの?

結論から申しますと、

利子収入を分けるときに、分ける人数が増えるから

です。

こちらのETFは米国債券1~3年ものに投資することで構成されてるETFでしたね。

つまり、分配金の原資は米国債券からもらえる利子ということになります。

それは、分配金を分けるタイミングでの口数で割ることで、1口あたりの分配金を計算するわけです!

つまり、分けるときに口数が多いと、一口あたりの分配金が減ってしまうわけですね・・・

この現象を

口数の希釈化

と言われています。

覚える必要は全くありません!

しかし、5倍も口数が増えてしまうと、今回の分配金のように少なくなってしまうということを覚えておいてください!

ただ、この増加量が落ち着けば、SHYのように分配金の増加が見込めますので期待したいところですね!

こちらの情報を参考に、【2620】iシェアーズ 米国債1-3年への投資を検討いただければと思います。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

【2620】iシェアーズ 米国債1-3年の10月の分配金は確かに少ない・・・

それは、口数が約5倍も増えたことによって、1口あたりの分配金が減ったからだと推測できます!

しかし、米国ETFのSHYは分配金を増加させています。

口数が落ち着いて推移すれば、分配金も増えていくかもしれませんので期待したいですね!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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