資産運用

【9831】ヤマダ電機の株価は安いのか?買っていいの?

※2022年3月期の決算内容を反映し、内容を刷新しました!

本記事では、「ヤマダ電機に投資したいんだけど、投資してもいいんだろうか?2022年3月期の決算結果を受けて投資判断は変わった?」と疑問を抱く方に向けて、

【9831】ヤマダ電機の株価は安いのか?買っていいの?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

ヤマダ電機は、家電量販を主軸としつつも、”暮らしまるごと”をコンセプトに、さらに事業展開を目論んでいる様子!

2022年3月期の決算は予想を下回る結果となりましたが、理由は”外出自粛”と”世界情勢の不安定や物価高による景況感悪化”、”半導体供給問題による品不足”。

2023年3月期の決算予想もこれらの理由から、昨期に対してマイナス予想となっています・・・

このマイナス発表と自社株買い発表が今後の株価に与える影響を観察していきましょう!

私は、自社株買いや配当増配による株主還元による株高を期待しつつ、継続して2025年までの中期経営計画の達成を期待していきます。

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こちらの記事はYouTubeでも音声付きで解説しています。

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

ヤマダ電機ってどんな会社?

さらっと、ヤマダ電機の親会社であるヤマダホールディングスについてお話していきますね。

ヤマダ電機といえば、いわずと知れた郊外型の家電量販店ですね。

ヤマダ電機、実はビジネスを拡大し、多様化を図っているんです。

現在、ヤマダ電機では”暮らしまるごと”をコンセプトに、家電、小物、家具、インテリア、リフォームといった分野に対して、オリジナル商品を拡大させています。

言われてみれば、私がヤマダ電機で買ったLEDライトや独身時代に使っていた小型の冷蔵庫、洗濯機は、ヤマダ電機のオリジナルブランドでした。

その他にも、テレビ通販やEコマースに力を入れていたり、ヤマダ住宅というような事業にも取り組んでいます。

その一環か、あのZ空調でおなじみのヒノキヤグループも子会社化しています!

今、インターネットで家電が安く、手軽に買える時代です。

この中で、店舗を用意し人件費もかかる対面販売のみでは、利益を拡大させるのは難しいと考えています。

その点で、積極的な取り組みを行っているヤマダ電機に好感を持っています。

では、そんな取り組みが成果を出しているのか確認していきましょう。

       

企業の通信簿 2022年3月期の決算は?自社株買いを発表!

では、皆様も気になっていると思われます2022年3月の決算内容についてお話していきますね。

まず、売上高と一株あたり利益 EPSを見ます!

・売り上げ 161億円
  予想:168億円(-4%)

・一株あたり利益 EPS 61.9円
  予想:70.5円(-13.6%)

ともに予想に対してマイナスの修正となってしまいました。

今回の結果について、次のような理由が記載されています。

・外出自粛の影響がまだあること。

・それでいて、2020年の巣ごもり需要の反動で買い控え。

・世界情勢の不安定化による景況悪化。

・エネルギーや資源の高騰による景況悪化。

・さらに、円安による景況悪化。

・半導体不足による商品供給の遅れ。

投資家としては想定可能な理由が並べられていますね!

つまり、最近の株安傾向は、これらの理由によりマイナス修正されるであろうことを想定してのことだったのかもしれません・・・

株式投資の先見性は大したものです。しかし、悲しいことばかりではありません!

自己株式の取得を開示!

株式の上限:200,000,000株
取得価額の上限:1000億円
取得期間:2022年5月9日から2023年5月8日)

200,000,000株ですか!?これ自体は発行株式数の23.9%にあたります!

余剰金が5648億円ありますから、ここから1000億円使ってということでしょうか?

上限いっぱいに実施してくれたら、こんなうれしい株主還元はないですね!

2023年3月期の予想については後述しますね!

       

株価の推移とPER、PBR、配当利回り

はじめに、ここ直近5年の株価推移を見ていきましょう。

直近5年の株価推移

直近5年では一株当たり500円を基準に、上下100円程度のボックスレンジで動いていることがわかります。

2020年の暴落時は、400円を切る株価まで下落しましたね。

そして、ここ最近また下げており390円を推移しています。

続いて、各種株価指数も見ていきましょう。

PER :6.6倍
PBR :0.52倍
利回り:4.6%(過去1年)

※かぶたんより

日経平均のPER平均は14倍ですので、かなり割安ということがわかります。

また、日経平均のPBRは1.28倍ですので、こちらについてもかなり低めということがわかります。

PERが低いということは、将来への期待値が低いということを表します。

店舗数がものをいう家電量販店の業界ですから、既に全国展開しているヤマダ電機は、市場から期待されていないのかもしれないですね!

少なくとも、PERやPBRの観点からいえば割安ですね。

また、利回りもとても旨味のある水準ですね!

       

売り上げ、EPS、自己資本比率の推移

続いて決算情報を見ていきましょう。

決算というのは企業の通信簿、株式を保有するなら必ずチェックしなければいけません。

2019年から2023年予想までの売上高を示します。

      売上高 (億円)
2019.03   16,005
2020.03   16,115
2021.03   17,525
2022.03   16,193
予想2023.03 16,940

※かぶたんより

2021年3月期にピークを付けて、ここ2年下回ってしまっています

すでにお話したように、2020年の巣ごもり特需からの反動による買い控えや景況悪化の影響を受けつつあるように感じます。

2023年3月期は2022年3月期よりも高い売り上げを予想していますので、本当に達成可能か今後の決算を確認していく必要がありますね。

続いて、2019年から2023年予想までの一株あたり利益を示します。

       一株あたり利益(円)
2019.03    18.2
2020.03    28.4
2021.03    62.8
2022.03    61
予想2023.03  59.3

こちらを見ると、2021年期に対する2022年、2023年の売り上げほど悪い成績ではないですね。

経営の効率化により、より少ない売り上げでも利益を上げられるようになってきているようです。

こういった経営努力は素晴らしいですね!

続いて、自己資本比率も確認しておきましょう。

自己資本比率とは、全体の資本内、借金ではない自分の資金の割合のことです。

高いほど、財務環境が健全であることを示しています。

     自己資本比率
2019.02  49.7%
2020.02  54.6%
2021.02  51.8%
2022.02  51.6%

※かぶたん

安心感のある50%の水準をキープしています。

ヤマダ電機は比較的、安定的な財務環境をキープしていることがわかります。

       

配当金の推移、安定した配当金

続いて、皆様大好きな配当金について確認していきましょう。

ヤマダ電機ももれなく配当金を出してくれます。

2019年から2023年予想までの配当金を下記の図に示しています。

     配当金(円)
2019.03   13
2020.03   10
2021.03   18
2022.03   18
予想2023.03 -

※かぶたんより

2021年に18円と増配してから、2022年もその額を維持しています。

今時点で配当性向は約30%と、決算で発表している値と同等となっており、計画通りといったところ。

そして、一般的に適正といわれる配当性向も30%で、このあたりも安心ですね。

ちなみに、なぜ、配当性向30%程度が良いと言われるかというと、中長期的には、会社の利益を次のビジネスに投資した方が結果会社の収益が高まり、株主の利益になると考えられているからです。

会社の利益のうち、多くのお金を株主に還元してしまうと、次のビジネスに投資することができなくなり、会社の成長がストップしてしまうということになりかねません。

なお、配当性向とは、利益のうちの何%を配当金として、株主に配っているかを示した数字になります。

       

各セグメントの状況を確認しておこう

ヤマダ電機もいくつかのセグメントを保有しています。

それぞれの状況を確認しておきましょう!

     売上高(億円)
デンキ  13108
住建   2682
金融   24
環境   284
その他  651

※決算資料より

圧倒的に家電販売のデンキセグメントが割合を占めますね!

次は住建セグメントですね。

でも、デンキセグメントに比べるとかなり割合が少ないですね…

家電販売が祖業たる所以ですね。

デンキセグメント

前述しましたが、前年の反動で売上げは減少傾向にあります。

また、都市型店舗の統廃合による売場面積の減少が売上げ減少に拍車をかけているようです。

今後は、年5%アップ、30店舗と計画している新規出店により売上げが戻ることを期待したいところです。

住建セグメント

住建セグメントでは、レオハウスとヤマダホームス、ヒノキヤグループで連結子会社化しています。

ヒノキヤグループといえば、高配当銘柄でも有名ですし、「Z空調」というCMでも有名ですね!

これらの経営により、受注金額が前年の2倍に増加しています。

       

金融・環境セグメント

金融は住建事業と密接な住宅ローンやヤマダNEOバンクが収益元です。

環境はヤマダグループ完結型の環境資源開発で増益を達成しています。

引き続き、2023年の決算予想を達成するために頑張ってほしいですね!

       

大人気の株主優待

ヤマダ電機の株を保有すると、配当金以外にも株主優待をもらうことができます。

なんと、株式を保有していると3月と9月にヤマダ電機で使える優待券が送られてきます。

その額については、保有している株式数によって決定されます。

       3月     9月
100~499株  :500円   1000円
500~999株  :2000円  3000円
1000~9999株:5000円   5000円
10000株~  :25000円  25000円

私は、日常的にヤマダ電機を使いますので、ほぼほぼ現金のように使うことができます。

株主優待は配当のように税金が掛からないので、もらった商品券をそのまま使えるというメリットがありますね。

       

今後に期待!売り場拡大と住建参入でさらなる売り上げへ

ヤマダホールディングスは、中期経営計画にて次のプランを掲げています!

それは、

“暮らしまるごと”というコンセプトで、毎年5%以上の売り場面積を増やす!

です。

新たな店舗の出店を計画しつつ、現状の店舗も活かしながら、“暮らし全体をターゲットにする”方法で、増収を目指していくようです。

最近、ヤマダ電機に行くと家電だけではなく、リフォームや家全体のプロデュースを行っているように感じます。

そういったアプローチ方法で、客単価を上げ、増収を狙っていくことだと考えています。

従来の家電・販売は価格競争が激しく、なかなか利益を上げにくくなっていると思います。

ですので、リフォームや住宅といった単価の高いオリジナリティのあるビジネスを獲得していくことで、増収を狙っていって欲しいと投資する立場からは願っています。

さらには、Eコマースやテレビ販売といった対面以外の販売手法やSPA商品といったオリジナルブランドで利益率の高い商品を販売するなど、対策は練られています。

一株あたり利益が年々増加することを期待したいですね!

以上、ヤマダ電機あらためヤマダホールディングスについてご説明してきました。

どうでしょうか?投資したくなりましたでしょうか?

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投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

ヤマダ電機は、家電量販を主軸としつつも、”暮らしまるごと”をコンセプトに、さらに事業展開を目論んでいる様子!

2022年3月期の決算は予想を下回る結果となりましたが、理由は”外出自粛”と”世界情勢の不安定や物価高による景況感悪化”、”半導体供給問題による品不足”。

2023年3月期の決算予想もこれらの理由から、昨期に対してマイナス予想となっています・・・

このマイナス発表と自社株買い発表が今後の株価に与える影響を観察していきましょう!

私は、自社株買いや配当増配による株主還元による株高を期待しつつ、継続して2025年までの中期経営計画の達成を期待していきます。

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