資産運用

【TLT・2621】長期金利変わらず、ETFの買い時はいかに?

本記事では、「最近、また米国債券利回りが上昇しているけど、また買っても大丈夫?」と疑問を抱く方に向けて、

【TLT・2621】長期金利変わらず、ETFの買い時はいかに?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

市場が政策金利の利上げの上限を5%付近だと予想しているため、

2621でいえば、11月の底値以下までは価格を下げないと思われます。

つまり、11月の底値まで近づけは近づくほど、買い場が近いと思います!

円高に振れたことで、TLTへの投資魅力も高まりつつありますが、油断できませんね・・・

為替については慎重にいきましょう!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

アメリカのインフレ率がピークアウトしたような動きをしましたね!

これに伴って、アメリカの債券利回りは下落するような動きを見せました。

このタイミングで、債券の購入を検討された方も多いと思います。

しかし、その後、アメリカの中央銀行 FRBのパウエル議長がタカ派な発言をしましたね。

今度はこの発言に嫌気したのか?

また、利回りが上昇しつつあります。

こんな状況ですので、皆様も債券に投資をしていいものかどうか?悩まれていると思います。

本日は、直近の経済状況を確認しながら、買い時か確認していきましょう!

       

米国10年債利回りと債券ETF2621の関係

では、早速最も大切な10年債利回りを確認していきましょう。

以下のチャートとなります。

こう見ていただくと、するすると上昇していた利回りですが、11月下旬から下落をしています。

しかし、12月上旬のパウエル議長の発言をきっかけに、また上昇していますね!

この債券利回りと逆の動きをするのが債券価格となります。

ということで、2621の値動きを見ていきましょう!

利回りとは逆にずるずると下落していますね。

そして、11月下旬から上昇し、12月上旬から下落しています!

パウエル議長は株価や債券価格が上がらないようにコントロールしたいように見えますね。

ですので、2621の11月下旬のように債券価格が上昇すると、タカ派のコメントを出しマイナスな影響を与えます。

確かに、皆さんも多くの資産を持つと、気が大きくなり、高い買い物をしがちですよね・・・

こういったことを防ぎたいわけです。

       

市場はこの先の利上げをどう見ている?

では、市場はこの先、FRBがどのような利上げをすると思っているのでしょうか?

こんな時は、恒例のCME Fed watchツールを活用していきましょう。

今の政策金利は、4.25~4.5%です。

・23年1月2日

 64.9%の人が、4.5~4.75%
 35.1%の人が、4.75~5%

・23年3月22日

 18.9%の人が、4.5~4.75%
 56.2%の人が、4.75~5%
 24.9%の人が、5~5.25%

・23年5月3日

 46.8%の人が、4.75~5%
 32.8%の人が、5~5.25%

の予想となっています。

つまり、

来年5月には利上げは止まるだろう

そして、上限は5%程度だろう

と、予想しているものと考えられますね!

債券利回りも最大5%だったとして、将来的な不況を踏まえると、長期的に年率何%が妥当かを市場が決めていると考えられますね!

5%では足りない、7%、いや8%まで上げないとインフレ対策できない、と言われていた11月頃を見てみると、10年債利回り4.2%付近まで上昇していました。

このことを考えると、そこまで上昇する可能性は少ないと考えられますね。

2621で言えば、11月の底値に近づけは近づくほど買い場は近いと予想できます!

       

円高になってきて、TLTの魅力も上昇中?

2621をここ1年程度おすすめしてきた理由は、

円安時に購入して、円高に振れると為替差損がでるから

でした。

しかし、日銀の実質利上げ宣言により、ドル円は一時130円付近まで上昇しました。

このことにより、TLTへの投資魅力も高まってきました。

以下、オレンジ線がTLTのドルチャート、青線がTLTの円建て変換したチャートを示しています。

TLTに比べると、緩やかではあるものの、下落していますね。

ここ最近、急激に130円まで円高になったことで、大きく下落していることがチャートでもわかりますね

とはいえ、ブログ執筆時点でも134円付近まで上昇しているため、油断はなりません。

2621は為替ヘッジが掛かるので、どうしてもコスト高なんですよね・・・

悩ましいポイントではありますが、長期スパンで保有するならTLTがおすすめです。

1年程度の短期で上昇幅を取りたい場合は、2621で良いと思います。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

市場が政策金利の利上げの上限を5%付近だと予想しているため、

2621でいえば、11月の底値以下までは価格を下げないと思われます。

つまり、11月の底値まで近づけは近づくほど、買い場が近いと思います!

円高に振れたことで、TLTへの投資魅力も高まりつつありますが、油断できませんね・・・

為替については慎重にいきましょう!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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