本記事では、「最近、グロース株の調子が悪いなぁ」と疑問を抱くアラサーサラリーマンに向けて、
なぜ長期金利が上昇するとグロース株が下がるのか?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
長期金利が上昇すると、相対的に株式の魅力が減少します。
株式の中でも、割高感のあるグロース株、特にハイパーグロース株は、初めに売られる傾向にあります。
ポートフォリオの数%程度にしていくことをおすすめします!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
最近、長期金利が上昇してグロース株が下がった
ここ最近、米国債券10年もの利回りが急激に上昇していますね。
20121年1月4日時点で0.918%
だったものが、
2021年3月8日時点で1.6%まで上昇
しています!この揚げ方はかなり急激です!
そして、その影響を受けてか、グロース株が多く含まれるナスダック100に連動するETF QQQは、
2021年2月16日時点で337ドル
だったのが、
2021年3月8日で300ドルまで下落
しています。
随分と下げていますね!
では、どうしてこんなに下がったのかご説明していきます。
長期金利が上がると 債券の魅力が上がるから
まず、長期金利が上がると、債券の魅力が高まります。
なぜなら、長期金利が上昇するということは、発行元が倒産したりしない限り、確実に利子分の利益を得ることができる債券で多くの利益がもらえるということだからです。
その点で、債券よりも期待できるリターンは高いものの、将来的な価格変動が読みづらい株式に比べ、魅力が高まるわけです!
相対的に、魅力の下がった株式は売られてしまうため、価格が安くなります。
そして、株式の中でも相対的にリスクの高いグロース株の方が売られやすく価格を下げてしまうというわけです。
バリエーションが高い物から売られる
バリエーションとは、その株の価値を表すような言葉です。このバリエーションを測る指標の中に、PER というものがあります。
PERとはPrice earnings ratioの略です。日本語で表すと、株価収益率と呼ばれるものです。
計算式は、
株価 ÷ 一株当たり利益EPS
となります。つまり、この先何年で現在の株価分の利益を稼ぐことができるか?という数字になります。
このPERはグロース株の中でも、ハイパーグロースと呼ばれる株式は凄まじく高い数字を出しています。
金利が急上昇している局面では、こういった株から売られ始めます。昨年IPOしたITベンチャーなどはこの傾向がありますね。
ここ数週間で急落していましたもんね。
ハイパーグロース株には、将来性を感じたり、刺激的なストーリーを持っている株式も多く、ついつい買いたくなってしまいます。
しかし、こういったリスクもあるので、ポートフォリオの数%以内に収めることを、おすすめします!
セミリタイアのための資金は、ETFや投資信託などのETFがおすすめです!
口座未開設なら、SBI証券やネット証券老舗の◆松井証券◆がおすすめ!
投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。
では、まとめに入ります。
まとめ
長期金利が上昇すると、相対的に株式の魅力が減少します。
株式の中でも、割高感のあるグロース株、特にハイパーグロース株は、初めに売られる傾向にあります。
ポートフォリオの数%程度にしていくことをおすすめします!
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