本記事では、「米国債券が将来的に下落する、格付けが下がる可能性があるという話を聞くけど大丈夫?」と疑問を抱く方に向けて、
米国債券の下落リスク!?知っておきたいこと3つのこと
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
把握しておいていただきたいリスクは以下3つです。
リスク.1 インフレや需要減れば下落する可能性も!?
リスク.2 デフォルトする可能性もゼロではない
リスク.3 米国債券の巨大保有者 中国が売却している!?
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
まだ、投資を始めたことない方や
安定的な運用をされたい方、
すでに年齢が高齢で投資期間に余裕の無い方に向けて、
米国債券をお勧めしてきました!
基本的には、米国債券への投資はお勧めなんです。
しかし、リスクがあると言うことも忘れてはいけませんね!
本日は皆様に多面的な見方をしていただけるように、あえて米国債券についてマイナスな情報をご紹介していこうと思います。
この結果を踏まえて、本当に投資をしてもいいのか?
考えていただければなと思います。
初めに結論を言うと、
ポートフォリオの一部なら米国債券への投資はしてもいいんではないか!
と、私は考えています。
リスク.1 インフレや需要減れば下落する可能性も!?
まずどんな時に米国債券の価格が下がっていくのか確認して行きましょう。
米国債の需要が強く、供給が限られている場合、債券の価格は上昇します!
逆に、需要が少なく供給が多ければ、価格は下がり、利回りは上がります。
さらに、投資家が将来インフレ率が上昇すると予想する場合、インフレが引き起こす購買力の低下を補うために、債券のより高い利回りを要求します。
高い利回りということは、債券価格が下がるということですね。
つまり昨年のようにインフレ率が非常に上がってしまった時は債券価格が下落しやすいと言うことがわかります
リスク.2 デフォルトする可能性もゼロではない
また先にはお金が返ってこなくなってデフォルトリスクと言うものがあります。
この場合は債券価格が下落するというよりは価値がゼロになってしまいます!
ただ、米国債のデフォルトのリスクは非常に低いと考えられています。
米国政府には債務を履行してきた長い歴史があり、米国債は世界で最も安全な投資先であると広く考えられています。
ただ、米国経済が相対的に弱くなったり、地政学的イベントやデフォルトのリスクを高める可能性があります。
この地政学的リスクは後でお話しますが、中国、ロシアなどとのデカップリングは大きなリスクになる可能性があります。
お金が返ってこない可能性がゼロではないことを把握しておきましょう!
リスク.3 米国債券の巨大保有者 中国が売却している!?
投資家の感情が悪化すると、米国債券を売却して、価格が下がってしまいますね。
つまり、誰が持っているかはとても重要な要素です。
以下が、ざっくりとした2021年時点の保有ランキングです。
1.FRB 連邦準備制度
2.中国
3.日本
4.アイルランド
5.スイス
日本銀行と同じく、米国債券の最大の保有者はFRBなんですね!
基本的には、FRBが自らの市場をぐちゃぐちゃにしようとは思わないはずです。
次に確認するべき点は、中国は巨大な保有者だということです。
注目したいところは、
中国と米国の関係が米国債券の需要に影響を与える可能性があること
です!
そして、今中国は米国債券を売却しています。
2021年時点は1兆円越えでしたが、2022年5月時点の情報だと、
9807億ドルまで減らしている
ようです。
すべて売却するとは考えにくいものの、売却が進めば進むほど、市場における債券価格は下落しますので要注意ですね。
ただ、昨年は相対的に金利の上昇に伴い、債券価格は下落しました。
つまり、評価額が下落したこともありますので、すべての減少幅が売却によるものとは考えられません。
この点にはご注意お願いします。
なお、我ら日本は、1兆3000億ドル保有しています。
FRBに次ぐ、2番手ですね!
ちなみに、米国の債券発行額は30兆ドルとなります。
つまり、中国や日本が保有する割合は、
3%ほどとなりますので、どこかで吸収もできるのではないか?
と比較的楽観的に考えていたりもします。
皆様はどう思われますか?
以上、知っておいてほしいリスクを3つお話しました。
ぜひ、把握いただいた上で投資を検討ください。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
把握しておいていただきたいリスクは以下3つです。
リスク.1 インフレや需要減れば下落する可能性も!?
リスク.2 デフォルトする可能性もゼロではない
リスク.3 米国債券の巨大保有者 中国が売却している!?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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