本記事では、「東証ETFで米国株式の代表的な指数S&P500に投資したいけど、どのETFがいいんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、
2558 vs 1547 vs 1557 vs 1655、どの東証ETFで米国株式(S&P500)に投資する?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
2558の3年リターンも比較できるようになり、より深く比較できるようになりましたね!
結果、直近1年間~3年間のデータを確認すると、1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETFが最も高いリターンとなっていました。
1655は2022年11月に信託報酬をさらに引き下げており、魅力が向上していますね。
ポイントは、トータルリターン数字だけでなく、配当金の利回りと税金について確認すること。
これらのETFがもっと長期で運用され、5年間~10年間で比較できるようになるといいですね!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
米国株式に投資をしたいと思った時、検索してはじめに出てくる方法は、投資信託を購入することだと思います。
そのほかにも、外国株式を購入可能な口座を作るという方法もありますね。
意外と忘れられがちなのですが、
東証に上場する投資信託(ETF)を購入すること
で投資可能なんですね!
こちらのETFに投資することのメリットは、一般に投資信託に比べてETFの方が信託報酬が安いと言われています。
それは、投資信託を上場させることで、銀行や証券会社などで売買手数料を払って売買してもらう必要がなくなるためです。
配当金を自ら再投資しなければならないというデメリットはあるものの、投資魅力がありますね!
でも、米国株式 S&P500に連動するETFって複数あるけどどれがいいの?
と、疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、ご説明してきますね!
基本情報を比較してみよう
本日は比較するのは、以下のETFです!
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
1557 SPDR S&P 500 ETF
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
他にもS&P500に連動するETFはあるのですが、純資産額が小さかったりするため候補を絞っています!
では、1つ1つお話してきますね!
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
三菱UFJ国際投信
1557 SPDR S&P 500 ETF
ステートストリート
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
ブラックロックジャパン
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
日興アセットマネジメント
1557や1655はアメリカの巨大運用会社ですね!
三菱UFJ国際投信や日興アセットマネジメントも日本では有名な運用会社と思います。
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
0.077%
1557 SPDR S&P 500 ETF
0.0945%
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
0.077%
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
0.165%
昨年下旬に、1655が信託報酬を切り下げ、2558と共に最安になっています。
ETFの場合は、リターンに現れる隠れコストが存在しますので、後ほど確認していきましょう!
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
402億円
1557 SPDR S&P 500 ETF
49兆5725億円
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
483億円
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
349億円
※JPX HPより
1557はアメリカのETFを日本でも上場させている特別なパターンなため、純資産額が巨大になっています。
1655が若干高く、2558と1547は同じような額ですね。
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
15500円程度
1557 SPDR S&P 500 ETF
53700円程度
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
3900円程度
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
58200円程度
2/12時点の情報
1655が小額から購入でき、買いやすいですね!
分割買いがしやすくなるので、便利ですね。
トータルリターンを比較してみよう
投資をする以上は最も重要なリターンについて確認していきましょう。
直近1年間と3年間における年率リターンを確認していきます!
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
1年 3.79%
3年 14.74%
1557 SPDR S&P 500 ETF
1年 3.63%
3年 16.74%
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
1年 3.88%
3年 15.00%
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
1年 3.73%
3年 14.88%
※モーニングスターHPより
同じS&P500に投資しているので、同じリターンになるのかと期待したいところ!
しかし、ETFによって異なります!
これはそれぞれのETFにコストがかかり、それが日々引かれリターンを抑えられるからですね。
1年間で見ると、1655が最も高いリターンとなっていますね。
3年間で見ると、1557が最も高いリターンですね。
では、1557がいいのかと気になりますが…そういうわけでもありません!
トータルリターンは配当金を非課税で再投資された数字となっています。
ということは、税金のかかり方が異なるETFは比較できないということですね。
配当金で比較してみよう
配当金とその税金もしっかりと確認しないといけません!
というのも、1つ外国籍のETFがあり、配当金がアメリカでも課税されてしまうんです…
それは、1557 SPDR S&P 500 ETF!
他のETFは、日本だけの税金 20.315%で済みます。
でも、1557の場合、アメリカで10%課税され、さらに国内でも20.315%課税されてしまうんです。
この点を含めると、先ほどトータルリターンは高い結果となりましたが、税金を考慮したリターンが減少してしまうことが考えられます。
一応お伝えすると、確定申告を行い外国税額控除を行うと、還付金として帰ってくるのですが、それなりの高収入じゃないと全額は帰ってきません…
ということで、税金と利回りを考慮すると高いものはどれになるのか?確認していきましょう!
●直近1年間の配当で計算した配当利回り
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信
1.13%
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
1.35%
1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
1.14%
直近1年間では、1655が最も高い利回りとなっていますね!
以上のことを踏まえると、ここ1~3年間で見ると
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETFが最もリターンが高かったETF
ということになりますね。
そして、2022年11月から信託報酬が引き下げられたため、今後のパフォーマンスが良くなる可能性もありますね。
この辺りは、1年後の運用益を確認したいところ。
2558 MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信もコストが低いためか、悪いわけでない結果となっています!
3年リターンを確認できなかったため、今まで1655と悩んでいましたが、
現状の結論としては、
リターンや利回り、最低買付価格の低さなどから、1655がいいのではないか
と思っています。
皆様もこの情報を参考に、投資しても良いと納得がいくETFを探していただければと思います。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
直近1年間~3年間のデータを確認すると、1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETFが最も高いリターンとなっていました!
1655は2022年11月に信託報酬をさらに引き下げており、魅力が向上していますね。
ポイントは、トータルリターンだけでなく、配当金の利回りと税金について確認すること。
これらのETFがもっと長期で運用され、5年間~10年間で比較できるようになるといいですね!
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投資は自己責任で。
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