資産運用

【1000万円セミリタイア】国民健康保険料っていくらになるの?負担額は7割減額!

本記事では、「サラリーマンだとあまり意識しない健康保険。セミリタイアして制社員にならなかったら、自分で国民健康保険に入らないといけないんだよね?いくらかかるんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、

【1000万円セミリタイア】国民健康保険料っていくらになるの?負担額は7割減額!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

国民健康保険の保険料は労働収入72万円で、譲渡益もそれほど多くなければ、そこそこに抑えられそう!

40歳未満で1200円程度、40歳以上で1500円程度が目安!

セミリタイア後の収入は月8万円×12カ月の96万円を超えることは少ないと思いますので、上記の目安で収まりそうです。

ポイントは総所得が43万円以下であること!

しっかりと計算して賢く家計管理をしていきましょう。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

これからセミリタイアを目指されている方の多くは、現在会社員をされているのではないかと思います。

本日は、私を含めて会社員に縁遠い話、”健康保険”についてお話していきます。

というのも、セミリタイアをして、フリーランスやアルバイトなどの仕事をすると自分で国民健康保険に入る必要があります。

この保険に入らないと、病院の窓口で10割負担しなければならないので、医療費の負担が跳ね上がってしまいます…

いままでは給料天引きで健康保険料を払っていましたが、セミリタイア後は自分の収入、確定申告の結果を受けて計算、請求されます。

この点に注意して、家計を設計する必要がありますね!

       

保険料は7割減額されて、かなり安い

国民健康保険料はその人の収入によって増えたり、減ったりします。

ですので、収入を定義するのが大切ですね!

今回は、アルバイトやフリーランスなどで月6万円、年間72万円を稼ぐとします。

その場合、セミリタイア後の国民健康保険料の目安がいくらかというと、

40歳未満なら、
月あたり1143円ほど 年間13710円

40歳以上なら、
月あたり1517円ほど 年間18200円

※横浜市の場合

とのことでした。

実はですね、国民健康保険の保険料は市町村によって異なるんです。

ということで、以前家賃2万円以下の物件があることをご紹介した以下2つの市町村についても保険料の目安を試算してみました。

◆坂戸市

40歳未満なら、
月あたり725円ほど 年間8700円

40歳以上なら、
月あたり975円ほど 年間11700円

あれ?やけに安い…計算あっているはずなのですが…??

◆町田市

40歳未満なら、
月あたり1147円ほど 年間13770円

40歳以上なら、
月あたり1500円ほど 年間18000円

町田市については横浜市と同じ程度の保険料となっています。

なお、給与所得のみの場合でしたら、収入98万円までは同じ保険料となりますね!

       

株式の譲渡益は所得に合算される?

ここで大切なポイントがありますね。

度々ご紹介している”資産1000万円セミリタイア”ですが、

資産1000万円の内、3~4%を取り崩し、
足りない分を働いて稼ぐという方法

でした。

詳しくはこちらをご覧ください。
【1000万円セミリタイア】毎年いくらで生活するの?生活費は?

ですので、労働収入72万円以外にも資産1000万円にいくらかの利益が乗っている場合、資産収入が発生することになります!

株式等の値上がり益によって発生した利益は申告分離課税の対象となるのですが、確定申告をした場合には、労働収入の総合課税の対象と資産収入の分離課税の対象の合算で所得計算がされます。

ですので、確定申告をする場合に、すべての利益を合算した所得が43万円以下なら、すでに前述した保険料で済むということになります。

しかし、超えるとドンドン負担額が増えていくので要注意ですね…

       

計算して賢く家計管理をしていこう

今回のポイントは、所得が43万円以下の場合ならということですね。

つまり、色々な経費や控除を引いた後に43万円以下なら保険料は安く抑えられます!

実際の計算方法としては、下記を参考にしてみてください。

◆アルバイト&資産の取り崩しの場合

給与収入 ー 給与控除55万円 + 取り崩した額の利益分

◆フリーランスなど事業収入(青色申告)
        &資産の取り崩しの場合

事業収入 ー 経費 + 取り崩した額の利益分

給与所得しかなく、源泉徴収ありの証券口座の場合など確定申告をしなくてもよいケースもありますが、基本的には上記の計算式で総所得が43万円以下になるように調整した方が良いかと思います。

1000万円セミリタイア生活では、月8万円で生活しようとうたっています。

ですので、資産収入の利益がどんなに増えても、収入が月8万×12カ月の96万円を超えること少ないかと思います!

多くの場合は最低限の保険料で国民健康保険に加入できると予想されます。

ただ、私はこの領域の専門家ではないため、実際にセミリタイアをされる場合は、一度お住いの市町村に聞いてみてください!

どこの市町村も窓口で保険料について試算してくれるはずです。

また、保険料は毎年変わりますので、その辺にはご注意をお願いいたします。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

国民健康保険の保険料は労働収入72万円で、譲渡益もそれほど多くなければ、そこそこに抑えられそう!

40歳未満で1200円程度、40歳以上で1500円程度が目安!

セミリタイア後の収入は月8万円×12カ月の96万円を超えることは少ないと思いますので、上記の目安で収まりそうです。

ポイントは総所得が43万円以下であること!

しっかりと計算して賢く家計管理をしていきましょう。

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