本記事では、「資産1000万円でセミリタイアしたら、毎年いくらまで使うことができるんだろう?年間いくらで生活すればいいの?」と疑問を抱く方に向けて、
【1000万円セミリタイア】毎年いくらで生活するの?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
全世界株式や先進国債券で構成された資産1000万円を保有していたら、以下2つ選択肢から取り崩し額を決められます!
1.はらはらドキドキ4%コース
=毎年40万円まで取り崩せる
2.石橋を叩いて渡る3%コース
=毎年30万円まで取り崩せる
どちらにしても税金が引かれるので、手取りで月3万円~2万円になります。
生活するには月6万円ほど稼ぐ必要がありますが、仕事を辞められるという保険になります!
ぜひ1000万円目指して資産運用していきましょう。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
資産1000万円でセミリタイアはできるのか?
仕事を辞められるのか?
過去にこちらの記事でご紹介しました!
貯金1000万円、仕事やめられるか?
結論としては、
独身の方で慎ましく堅実に生活すれば資産1000万円でもセミリタイア生活をすることはできそう
ということがわかりましたね!
過去の記事でもご紹介しましたが、現金や銀行預金として保有していると、いつかはなくなってしまいます。
ですので、全世界株式や先進国債券などに置き換えておくことをおすすめしています。
なお、こちらの記事では記載していなかったのですが、このブログでは生活防衛資金を独身の方で生活費の6か月分してから、投資を開始することをおすすめしております。
しかし、1000万円でセミリタイアされる方は月8万円で生活することとなりますので、月8万円×6か月=48万円≒約50万円ほどの生活防衛資金を保有されることを想定しています。
ですので、正確には
投資資金1000万円+生活防衛資金50万円の
1050万円セミリタイア
となりますが、ここではキリよく”資産1000万円セミリタイア”と題させていただきますね!
1000万円毎年いくら取り崩していいの?
では、全世界株式と先進国債券によって構成された資産1000万円があった場合に、毎年いくらまで取り崩しても資産の目減りを抑えられるのか?
気になりますよね!
結論から申しますと、以下2つコースからお選びいただくことになります。
1.はらはらドキドキ4%コース
=毎年40万円まで取り崩せる
2.石橋を叩いて渡る3%コース
=毎年30万円まで取り崩せる
ここから利益に対して約20%の税金がかかりますので、実際に手元に残り使えるお金は、
1のコースで月あたり3万円~2.7万円ぐらい
2のコースで月当たり2.3万~2万円ぐらい
となります。
どうでしょう…これでは生活できないですよね…
全世界株の取り崩しに関する研究をご紹介
先ほどはざっくりと4%だ、3%だと数字だけを述べましたが、根拠とした研究をご紹介していきますね!
以下の論文です。
著者:Javier Estrada
The Sustainability of (Global) Withdrawal Strategies
全文英語で読解するのが困難でしたが、頑張りました!(笑)
調査期間は、1900年~2019年の200年間のデータを参照しています。
そして、調査対象は主要な21ヵ国と世界市場です!
さて、肝心なデータを見ていきましょう。
過去200年間の間に、30年間取り崩しを行います。
毎年3%(30万円)ずつ取り崩した場合、
株式80%:債券20% ⇒ 失敗確率は0%
株式60%:債券40% ⇒ 失敗確率は3.3%
毎年4%(40万円)ずつ取り崩した場合、
株式80%:債券20% ⇒ 失敗確率は15.4%
株式60%:債券40% ⇒ 失敗確率は22%
3%であれば、95%以上の確率で30年間の取り崩しを達成できていますね!
つまり、30年後にも資産が底をつかなかったということです。
しかし、4%ですと、15~22%程度の確率で取り崩しに失敗するということになります…
なお、米国株の場合は、
毎年3%(30万円)ずつ取り崩した場合、
株式80%:債券20% 失敗確率は0%
株式60%:債券40% 失敗確率は0%
毎年4%(40万円)ずつ取り崩した場合、
株式80%:債券20% 失敗確率は3.3%
株式60%:債券40% 失敗確率は4.4%
3%でも4%でも、95%以上の確率で達成できていますね!
でも、今はMSCI オールカントリーワールドインデックスの60%は米国株ですし、カップリングという世界経済の結びつきが強くなり、世界の資本はお互いに強く干渉して成長しています。
そして、世界株式は、リーマンショックやドットコムバブルなど度々の暴落を挟んだ期間でも、5~6%程度の成長ができていることを考えると、多少はらはらドキドキするかもしれませんが、4%という選択肢も可能かと考えています。
以上のことから、
1.はらはらドキドキ4%コース
=毎年40万円まで取り崩せる
2.石橋を叩いて渡る3%コース
=毎年30万円まで取り崩せる
という結論に行き着いています。
月6万円ぐらいを稼ぐ必要がありそう
しかし、月3万~2万円では暮らすことができないですよね…
いくら何でも月8万円ぐらいは費用が掛かりますね!
だからこそ、セミリタイアである必要があるわけです!
今の半分程度の時間を働き、残りの半分は自由に生きる、そんな生活でしたらどうでしょう?
月5~6万円を稼ぐ手段なら色々ありますね!
パッと思いつく範囲であれば、アルバイトやUberなど時間を切り売りする方法です。
時給1000円なら、1日6時間を10日ですね。
多分、現在1日8時間を約22日だと思いますので勤務時間は半分以下です!
その他には、サイボウズのような週2~3日勤務を認めてくれる会社に就職する
フリーランスで1万円の案件を6回請け負う
などの方法もありますね!
ぜひ、ご自身に合うと思う方法をネット検索してみてください。
面白い求人が見つかるかもしれませんね。
逃げ道を作っておこう
ここまで資産1000万円でセミリタイアした場合に、取り崩せる額をお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
きっと、「少ないな」「生活きついな」と思われた方も多いと思います。
正直、私自身も同じ感想です!
でも、一番大切なことは、
仕事が本当に辛かったら、最悪辞められる
という保険、選択肢を持っていることなんです!
なによりも健康が一番ですよね!
ですので、自分を守れるように知識と資産をもって、この世知辛い社会を乗り切っていただければと思います。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座ならSBI証券や1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料の松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
全世界株式や先進国債券で構成された資産1000万円を保有していたら、以下2つ選択肢から取り崩し額を決められます!
1.はらはらドキドキ4%コース
=毎年40万円まで取り崩せる
2.石橋を叩いて渡る3%コース
=毎年30万円まで取り崩せる
どちらにしても税金が引かれるので、手取りで月3万円~2万円になります。
生活するには月6万円ほど稼ぐ必要がありますが、仕事を辞められるという保険になります!
ぜひ1000万円目指して資産運用していきましょう。
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投資は自己責任で。
めだかぶ