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【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有を買ってもいいの?米国ETFのLQDとの違いは?

本記事では、「【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の分配金利回りが気になる、そもそも米国ETFのLQDとの違いってあるの?」と疑問のアラサーサラリーマンに向けて、

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有を買ってもいいの?米国ETFのLQDとの違いは?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2021年5月7日終値時点での分配金利回りは2.3%です。

過去の利回りと比較して、やや低めな水準だと思われます。

そして、米国ETFのLQDとの差はほぼありません。なぜなら、1496の99.75%がLQDだからです。

買ってもいいETFだと思うが、今は米国債10年利回りの上昇の動きが気になります。買っても少しずつがおすすめ。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有とは?

始めに、本記事の主役となる(1496)米ドル建て投資適格社債ヘッジ有についてご紹介します。

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有は正式名称をiシェアーズ米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)といいます。

ブラックロックジャパンが運用するiシェアーズシリーズの1つで、Markit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数に連動する上場投資信託(ETF)です。

端的に言えば、米ドル建てで発行された投資適格な社債に連動した指数となります。

米ドル建て社債に分散投資できる

このETFに投資することで、

アメリカ:89.94%
イギリス:5.26%
日本  :1.94%
カナダ :1.43%
ベルギー:1.87%
・・・
※公式HPより

の社債に投資できます。

このETFは為替ヘッジありですから、購入することで日本円の資産を保有することになります。

債券にはランクがあります。

評価の高い順に、AAA、AA、A、BBB、BB、Bと続きます。

BBB以上を投資適格債、BB以下をジャンク債やハイイールド債と言います。

評価の高い債券は、貸したお金が帰ってくる可能性が高いけど、その代わりに利回りが低くなります

逆に評価の低い債券は、貸したお金が帰ってこない可能性が高いものの、利回りが高くなります。

ローリスクローリターンか、ハイリスクハイリターンのどちらかということですね。

今回の【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有は、比較的ランクの高い投資適格の社債が対象ということになります。ですので、そこまで大きな利回りを期待できないですね。

とはいえ、このETFを買う目的は、社債の利子を原資とする分配金になると思います。

ということで、【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の分配金を見ていきましょう。

過去の分配金利回りを確認してみよう

2021年5月7日終値時点で、分配金利回りは

2.3%

でした。

債券にしてはいい気もするけど、どうなの?

悩まれたアラサーサラリーマンの方、結論をお伝えすると、

やや低め

にあります。

なぜそう言えるのか、一緒に確認していきましょう。

そのために、上場後の過去利回りを確認します。

以下の数字はその年に分配された分配金を、その年の終値で割っています。

2020年 2.45%
2019年 2.92%
2018年 2.32%

※公式HPの分配金履歴から算出。

と、現在の利回りが、やや低めな水準であることがわかります!

2018年からの3年間、0.5%程度の変動はあるものの安定した配当利回りとなっています。

基本情報とリターンを確認

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

基本情報

信託報酬:0.308%(税込)
純資産 :219億円
売買単位:1口
分配月 :1、4、7、10月
上場日 :2017年8月25日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.308%でした。

一般的なインデックスに連動するETFの合格ラインは0.2%未満としています。それで比較すると、NGラインになってしまいます。

しかし、このETFは投資適格なドル建て社債に投資するという、一般的なインデックスETFというには、少し特殊な側面があります。

そして、国内のETFで、米国のETFであるLQDを保有するという形態を取っており、2重に管理費がかかります。

ちなみに、LQDの信託報酬0.14%です。

さらに、為替ヘッジのコストもかかってくるため、0.308%のコストというのはある程度許容できるレベルかなと思っています。

純資産も200億越えですから、ETFとしては安心できる数字です。

上場してから、約3年、これからもしっかりと運用していってほしいですね。

リターン

続いて、リターンを見ていきます。

リターン(配当再投資)

1年 :6.36%
3年 :4.31%

※モーニングスターより
※実際の分配金には20.315%の税金がかかるので上記数字よりトータルリターンは目減りします。

となります。

ここ1年間の成長でそれなりに成長しています。

アメリカの政策金利引き下げと、大規模な緊急緩和によって債券が急激に買われたことが原因ですね。

しかし、最近の米国長期債利回りが上昇したことで、ややリターンは低下し始めています。

より長期的にリターンを考察するために、連動する指数、Markit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数のリターンも確認しましょう。

リターン

2020年:9.7%
2019年:14.4%
2018年:ー6.4%
2017年:5.5%
2016年:4.2%
2015年:ー1.4%

※公式HPより

となります。

2019年は14.4%と異常なまでの好成績を修めていますね。

それに対して、2018年はー6.4%とあまり芳しくない結果になっています。

金利と債券価格の関係

ここから、債券価格と利回りの関係について、説明しています。

こちらの米国債10年もの利回りのチャートを見ると、2019年の1年間、ドンドン利回りが下がっていることがわかります。

また、2020年も2019年に続きドンドン利回りが下がっていますね。

そして、それはこのETFのベンチマークする指数が9.7%、14.4%と好成績を残した年と被ります。

どうしてこうなるかというと、金利と債券価格はシーソーの関係になっており、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がるからです。

2020年の一例を説明すると、パンデミックによる外出規制により投資家は、経済の停滞を予想します。

経済の停滞はインフレ率が下がる可能性がありますから、インフレに弱い債券の魅力が上昇し、買いに向かいます。

その結果、債券価格が上昇し、9.7%と好成績を修めているわけです。

金利の上昇余地は少なくなってきている

2020年5月初旬で見ると、利回りは約1.6%となっています。

2020年の暴落直後は、我先にと投資家が債券を買い漁ったため、0.5%まで利回りが低下していましたが、経済回復を見越した投資家たちにより、今度は債券に売りが発生していると予想されます。

ここ1年でのリターンは6.36%でした。

ジェレミーシーゲル教授の株式投資の未来によると、過去200年で見た長期債券のリターンはインフレ調整後3.5%でした。

ここ最近1~2%近いインフレ率ですし、社債ということもありますので、もう少しリターンを期待しても良いと思いますが、それでも6.3%はやや優れた成績です。

市場は上回った動きを平均に戻し、下回った動きも平均に戻すといわれています。

そう考えると、この先平均以下のパフォーマンスになる可能性が有ります。

世界のニュースを見ると、アメリカの中央銀行は現在ゼロ金利政策を行っています。そして、23年までゼロ金利政策の維持を宣言しています。

なのにも関わらず、長期の債券利回りは少しずつ上がっています

これは市場が、

「経済が復活し、インフレが進むことで、0金利政策が早めに終わるのではないか」

という予想をしているからです。

米国債10年利回りは、市場の動向を受けやすいと言われているため、こういった投資家の思惑によって上下に動きます。

こういった流れは、債券市場全体の広がるため、社債も他人事ではありません。

もし、本当に利下げを行ったら、利回りの上昇と債券価格の急落が起こると思います。

こうなる可能性も考えておかないといけません。

米国ETFのLQDとの違いは?

最後に少し踏み込んだ話をして終わりにします。

ドル建て投資適格社債ETFと聞いて、

ん?どこかで聞いたことある!

という方は、もうかなり投資について詳しい方なのではないでしょうか?

多分、米国ETFのLQDを想像されているかと思います。

結論をお伝えすると、

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有とLQDはほぼ同じもの

と言って問題ないでしょう。

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の99.75%はLQDだからです。

そして、1496は為替ヘッジ有の商品のため、円高や円安といった為替による影響を受けずに、リターンを享受できます。

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有とLQDの過去のチャート推移を見ていきましょう。

青線がLQD オレンジが1496です。

全体的に同じような動きをしていますね。

しかし、全体を通じてオレンジが青線を下回っています。為替ヘッジや信託報酬が2重にかかることなど、1496がどうしても不利になってしまいますね。

こういった意味で長期的な資産運用だったら、LQDの方が購入に手間はかかるものの、高いパフォーマンスが見込めます。

唯一のメリットが、日本円で買えることと、日本円で分配金がもらえることですね。

めだかぶとしては、定期的な分配金を目当てにいくらか持っておくのは有りかと思っています。

・アメリカで定評のあるLQDの日本版
・日本円で気軽に買える
・日本円で分配金がもらえる

これらのことは【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の強みです。

ただ、今は債券利回りの動きが読みにくいので、まとまった資金を投資するようなことはせず、少しずつ購入することをおすすめします。

と、ここまでいろいろな情報を見てきました。それぞれを踏まえて、私の感想を述べて終わりにします。

めだかぶの【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の評価

【1496】米ドル建て投資適格社債ヘッジ有の現在の利回りはまあまあな水準だと思う。

しかし、米国債10年利回りがじわりじわりと、上昇しそうな動きを示していることが気になる。

アメリカ中央銀行が23年まで利上げをしないと言っているものの、もし利上げが行われた場合、債券価格は下がると予想。

米国ETFのLQDの日本版のイメージ。円のまま気軽に買えて、円で配当金がもらえるので、両親に勧めてもいいかなという印象

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めだかぶは両方とも開設して、個別株や国内ETFを手数料無料で購入しています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

まとめ

今日のポイント

2021年5月7日終値時点での分配金利回りは2.3%です。

過去の利回りと比較して、やや低めな水準だと思われます。

そして、米国ETFのLQDとの差はほぼありません。なぜなら、1496の99.75%がLQDだからです。

買ってもいいETFだと思うが、今は米国債10年利回りの上昇の動きが気になります。買っても少しずつがおすすめ。

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