本記事では、「最近の為替ヘッジコストってどうなの?2621のパフォーマンス大丈夫?」と疑問を抱く方に向けて、
2621とTLT、リターン比較!為替ヘッジコストが減少したけど、コスト上昇?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
現状推定される為替ヘッジのコストは、ドルと円の短期金利差で、年間約4.3%程度だろうと予想されます!
ここ1年程度の為替ヘッジコストは4.4%程度でしたが、
為替ヘッジありの2621はTLTよりもリターンが5.4%も低い結果でした。
これは、資産規模的にコストがかかり、TLTに比べて連動する指数から乖離していることが理由かもしれません・・・
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
今日はアメリカの株や債券に投資するとき、避けられない「為替の影響」についてお話します!
たとえば、ドルと円の場合、円が安い時に購入して、円が高い時に売ると、為替差損が発生するんですよね。
つまり、資産価値が上がっても、円に換えると損をする可能性があるわけです・・・
もちろん、逆の場合は利益になりますよね!
この為替リスク、一長一短です。
でも、心配なく!
為替の影響を最小限に抑える投資信託やETFがあるんです。
例えば、「2621 iシェアーズ 米国債20年越えETF 為替ヘッジあり」のような商品です。
この商品、名前にもあるように、為替リスクをカバーしてくれるんですね。
ただ、この為替ヘッジにはコストがかかるのがネックです・・・
為替ヘッジのコストとは?
為替ヘッジのコストって何?って思いますよね。
実は、これは
ドルと円の短期金利の差
によるものなんです。
ここで、アメリカの2年債の金利と日本の2年債の金利の差を青線のチャートにしてみました。
なお、オレンジがアメリカの短期金利、緑の線が日本の短期金利です!
最近でいうと、ドルは約4.4%、円は0.06%ですから、ヘッジコストは、
年間約4.3%がかかる
という計算になりますね。
アメリカの金利が下がりつつある現状では、このコストも少し下がるかもしれませんね。
2621とTLTの比較:ヘッジコストの影響は?
先ほどのチャートを見ると、この1年での為替ヘッジコストは平均4.4%くらいだったと思います!
具体的に、為替ヘッジのある2621のリターンと、TLTのリターンを比較してみましょう!
2621が青線、TLTがオレンジ線です。
結果はどうでしょう?
2621はTLTよりリターンが低く、差は約5.44%です!
これは為替ヘッジコスト以上ですね・・・
信託報酬では両者に大きな差はないので、2621の方が資産規模の影響で指数からズレているのかもしれません。
それでは、これらの情報をふまえて、自分に合った投資を考えてみてくださいね!
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
現状推定される為替ヘッジのコストは、ドルと円の短期金利差で、年間約4.3%程度だろうと予想されます!
ここ1年程度の為替ヘッジコストは4.4%程度でしたが、
為替ヘッジありの2621はTLTよりもリターンが5.4%も低い結果でした。
これは、資産規模的にコストがかかり、TLTに比べて連動する指数から乖離していることが理由かもしれません・・・
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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