資産運用

【2620】iS米国債1ー3年を買ってもいいの?分配金と利回りは?

本記事では、「(2620)iS米国債1ー3年の分配金利回りが気になって、買ってもいいのか迷っている」アラサーサラリーマンに向けて、

(2620)iS米国債1ー3年を買ってもいいの?分配金と利回りは?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2022年6月24日終値時点では、(2620)iS米国債1ー3年の配当利回りは、0.95%と徐々に上昇傾向にあります。

しかし、米国の短期債券はアメリカの中央銀行FRBの影響を受けやすく、今の利上げ局面では大きく売られる可能性も考えられます。

さらに、円安ドル高が振り戻される可能性も考えると、ポートフォリオに債券を組み込みたいなら、(2511)NF外国債券ヘッジ無の方がおすすめです。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

(2620)iS米国債1ー3年とは?

始めに、本記事の主役となる(2620)iS米国債1ー3年についてご紹介します。

(2620)iS米国債1ー3年は正式名称をiシェアーズ 米国債1-3年 ETF 東証上場といいます。

ブラックロックジャパンが運用するiシェアーズシリーズの1つで、FTSE米国債1ー3年セレクトインデックスに連動する上場投資信託(ETF)です。

簡単に言えば、アメリカの比較的短期の国債に連動した指数となります。

アメリカの短期国債に分散投資できる

このETFに投資することで、

アメリカ:100%
※公式HPより

に投資できます。

債券には、償還残存によって複数の呼ばれ方があります。

代表的なのは、10年を越える長期債券や、5~7年を中心とした中期債券、1~3年を中心とした短期債券ですね。

一般に、期間が長ければ長いほど、金利は上昇していきます。

長いことをお金を貸すとリスクが増しますから、より高い金利でないと納得できない、ということですね。

今回の(2620)iS米国債1ー3年は、その内の短期債券ということになります。

債券といえば、

利子

を目的に購入するものですよね!

ですから、このETFを買う目的も、それは、米国短期債券の利子を原資とする分配金になりますね。

ということで、(2620)iS米国債1ー3年の分配金を見ていきましょう。

       

過去の分配金を確認

2022年6月24日終値時点での過去配当利回りは

0.95%

でした。

今の時点の米国債2年利回りが約3%ですから、まだまだ低いことがわかります。

今は急激に資産規模を増やしていますから、投資口の希釈化も起きているかもしれません。

ですので、これから徐々に過去利回りは上昇していくと考えられます。

       

基本情報とリターンを確認

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

基本情報

信託報酬:0.154%(税込)
純資産 :141億円
売買単位:1口
分配月 :1、4、7、10月
上場日 :2020年10月15日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.154%。めだかぶ合格ラインの0.2%未満ですので、基準クリアです。

純資産も100億を超えてきましたね!

       

リターン

続いて、リターンを見ていきます。

1年間:13.3%

※公式HPより

となります。

ここ1年では非常に高い成績となっていますね!

これは円安が大きく貢献しています。

金利と債券価格の関係

まず、簡単に金利と債券の関係をご紹介します。

金利と債券価格はシーソーの関係になっており、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がるからです。

今、アメリカやヨーロッパの中央銀行は利上げにより、インフレを抑え込もうとしています。

つまり、債券価格は下がる方向に圧力がかかっています。

今は大きく円安に動いているため、円ベースでのETF価格は上昇傾向にあるためごまかせていますが、なかなか債券ETFにとって厳しい状況だということがわかりますね。

短期債券は中央銀行の政策金利の影響を受けやすい、長期債券は市場の動向を受けやすいと言われています。

ですので、今のアメリカの中央銀行 FRBの利上げ姿勢は、短期債に大きな影響を与えます。

つまり、短期債券の下落、そしてそれら債券に投資している(2620)iS米国債1ー3年ETFの価格の更なる下落

こういうシナリオも十分に考えておく必要があると思われます。

       

債券がどうしても買いたい方は(2511)NF外国債券ヘッジ無がおすすめ

このようなシナリオが考えられるため、めだかぶとして今(2620)iS米国債1ー3年を買うのはおすすめできません。

でも、ポートフォリオに債券を含めたいという方もいらっしゃいますよね。値動きをマイルドにするために、一定割合債券を組み込むことはポートフォリオ理論の基本中の基本だったりもします。

そんな方には、

(2511)NF外国債券ヘッジ無がおすすめ

です。

(2511)NF外国債券ヘッジ無なら、アメリカやイギリス、メキシコ、デンマーク、ユーロ圏市場、ノルウエー、ポーランド、南アフリカ、スウェーデン、スイス、オーストラリア、マレーシア、シンガポールの国々の国債に分散投資することができます。

そして、為替ヘッジ無しですから、それぞれの債券発行国の通貨に対しても分散投資することができます。

気になる利回りは、2022年6月24日終値時点で、2.23%

もちろん、このETFも債券価格の下落リスク抱えていますが、投資国や通貨を分散できる点で優れていると思います。

詳しくは以下の記事をご覧ください!
(2511)NF外国債券ヘッジ無の分配金と利回りは?買ってもいい?

と、ここまでいろいろな情報を見てきました。それぞれを踏まえて、私の感想を述べて終わりにします。

めだかぶの感想

(2620)iS米国債1ー3年の配当利回りは、0.95%と徐々に上昇傾向にあります。

しかし、米国の短期債券はアメリカの中央銀行FRBの影響を受けやすく、今の利上げ局面では大きく売られる可能性も考えられます。

さらに、円安ドル高が振り戻される可能性も考えると、債券を買うなら、投資対象が分散されている(2511)NF外国債券ヘッジ無にする。

もし、この記事をみて、投資に挑戦してみようかな思った方は、SBI証券1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料で日本で始めて本格的なインターネット取引を始めた松井証券がおすすめです。

めだかぶは両方とも開設して、個別株や国内ETFを手数料無料で購入しています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

2022年6月24日終値時点では、(2620)iS米国債1ー3年の配当利回りは、0.95%と徐々に上昇傾向にあります。

しかし、米国の短期債券はアメリカの中央銀行FRBの影響を受けやすく、今の利上げ局面では大きく売られる可能性も考えられます。

さらに、円安ドル高が振り戻される可能性も考えると、ポートフォリオに債券を組み込みたいなら、(2511)NF外国債券ヘッジ無の方がおすすめです。

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