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(2620)iS米国債1ー3年を買ってもいいの?分配金と利回りは?

本記事では、「(2620)iS米国債1ー3年の分配金利回りが気になって、買ってもいいのか迷っている」アラサーサラリーマンに向けて、

(2620)iS米国債1ー3年を買ってもいいの?分配金と利回りは?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2021年2月5日終値時点では、分配金情報が少なく、利回り判断不可能です。

2020年1月の分配金を今後4回継続した場合は、利回り0.32%と、米国債2年利回り0.1%越える好スタート

しかし、期待できる分配金が少ないこと、この先の利上げ局面で債券価格が下落する可能性を考えると、めだかぶは購入を控えます

もし、ポートフォリオに債券を組み込みたいなら、(2511)NF外国債券ヘッジ無の方がおすすめです。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

(2620)iS米国債1ー3年とは?

始めに、本記事の主役となる(2620)iS米国債1ー3年についてご紹介します。

(2620)iS米国債1ー3年は正式名称をiシェアーズ 米国債1-3年 ETF 東証上場といいます。

ブラックロックジャパンが運用するiシェアーズシリーズの1つで、FTSE米国債1ー3年セレクトインデックスに連動する上場投資信託(ETF)です。

簡単に言えば、アメリカの比較的短期の国債に連動した指数となります。

アメリカの短期国債に分散投資できる

このETFに投資することで、

アメリカ:100%
※公式HPより

に投資できます。

債券には、償還残存によって複数の呼ばれ方があります。

代表的なのは、10年を越える長期債券や、5~7年を中心とした中期債券、1~3年を中心とした短期債券ですね。

一般に、期間が長ければ長いほど、金利は上昇していきます。

長いことをお金を貸すとリスクが増しますから、より高い金利でないと納得できない、ということですね。

今回の(2620)iS米国債1ー3年は、その内の短期債券ということになります。

債券といえば、

利子

を目的に購入するものですよね!

ですから、このETFを買う目的も、それは、米国短期債券の利子を原資とする分配金になりますね。

ということで、(2620)iS米国債1ー3年の分配金を見ていきましょう。

過去の分配金を確認

2021年2月5日終値時点での分配金実績は

2020年1月:2円

でした。

・・・・

データが少なすぎますね。

仮に、この分配金が年4回支払われるとすると、8円になります。

この場合の、分配金利回りは

8円 ÷ 2505
=0.32%

となります。

今の時点の米国債2年利回りが約0.1%ですから、やや高いことがわかります。

初年度は経費がかさみ、分配金が少なくなる傾向にあるETFにしては、正直意外な展開でした。

分配金というのは、投資先から集めた配当金を一度ETFの中で集計し、手数料や信託報酬を引いた上で分配されます。

基本情報とリターンを確認

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

基本情報

信託報酬:0.154%(税込)
純資産 :6.6億円
売買単位:1口
分配月 :1、4、7、10月
上場日 :2020年10月15日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.154%。めだかぶ合格ラインの0.2%未満ですので、基準クリアです。

しかし、投資対象が、債券利回り0.1%しか望めない米国短期債券であることを考えると、分配金がすべて経費で消えてしまうのではないかと不安になります。

純資産も約6億と心もとない数字です。

リターン

続いて、リターンを見ていきます。

といっても、上場から数ヵ月、まだデータもないので、連動する指数のFTSE米国債1ー3年インデックスの各年のリターンを確認しましょう。

リターン

2019年:2.3%
2018年:ー0.3%
2017年:ー2.6%
2016年:ー2.6%
2015年:0.6%

※公式HPより

となります。

こうみると、2019年は2.3%と好成績を修めていますが、2015年から2018年にかけて、あまりいいパフォーマンス出せていません。

金利と債券価格の関係

これは、2015年の年初で0.74%だった米国短期金利が、2018年の10月頃に向けて2.9%まで上昇したためです。

つまり、経済活動が活発になったと判断したアメリカの中央銀行が、利上げに踏み切ったわけですね。

これでどうして、債券のパフォーマンスが悪くなるかというと、金利と債券価格はシーソーの関係になっており、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がるからです。

中央銀行の利上げにより、債券価格に連動するこの指数のパフォーマンスは下がったということですね。

そして、2019年に一転して、利下げの方針をとったため、2.3%と好成績を修めているわけです。

そして、2020年、データは開示されていませんでしたが、大規模な金融緩和により、金利が0.1%近くまで下がりました。

ということは、シーソーの関係にある債券価格は急騰したと予想できます。

・・・しかし、皆様、利回り0.1%という数字をどうみますか?

短期金利の上昇余地はもうほとんど無い

前の章でご説明したように、米国債2年利回りは0.1%と限りなく0%に近づきつつあります。つまり、もう下がるところまで下がってしまっているということです。

これは言い換えれば、シーソーの関係にある債券価格が天井に近づきつつあるということを表しています。

ジェレミーシーゲル教授の株式投資の未来によると、過去200年で見た短期債券のリターンはインフレ調整後2.9%でした。

現状の利回りが0.1%程度、かつ、債券価格の上昇余地が少ない点から、過去のリターンが期待できると考えるのはやや危険だと思うのです。

世界の情勢に目をやると、このETFの動向を握るアメリカの中央銀行は現在ゼロ金利政策を行っています。

そして、23年までゼロ金利政策の維持を宣言しています。

その状態でも、長期の債券利回りは少しずつ上がっています

この理由は、投資家が、

「経済状況が思ったより早く復活し、0金利政策が早めに終わって、金利が上昇するのではないか」

という予想や、

「バイデン大統領がさらに現金ばらまき政策を行うと、財政が悪化するだろう。財政が悪化している政府の債券は、金利が高くないと買ってもらえないから、金利は上昇するだろう

という予想をしているからです。

短期債券は中央銀行の政策金利の影響を受けやすい、長期債券は市場の動向を受けやすいと言われているため、この2つの利回りの動きは異なりますが、この先どうなるか、未来は予想できません

仮に、中央銀行が利上げに踏みきった場合、短期債券価格は急落し、それら債券に投資している(2620)iS米国債1ー3年ETFの価格も下がるという流れになりえます。

こういうシナリオも十分に考えておく必要があると思われます。

債券がどうしても買いたい方は(2511)NF外国債券ヘッジ無がおすすめ

このようなシナリオが考えられるため、めだかぶとして今(2620)iS米国債1ー3年を買うのはおすすめできません。

でも、ポートフォリオに債券を含めたいという方もいらっしゃいますよね。値動きをマイルドにするために、一定割合債券を組み込むことはポートフォリオ理論の基本中の基本だったりもします。

そんな方には、

(2511)NF外国債券ヘッジ無がおすすめ

です。

(2511)NF外国債券ヘッジ無なら、アメリカやイギリス、メキシコ、デンマーク、ユーロ圏市場、ノルウエー、ポーランド、南アフリカ、スウェーデン、スイス、オーストラリア、マレーシア、シンガポールの国々の国債に分散投資することができます。

そして、為替ヘッジ無しですから、それぞれの債券発行国の通貨に対しても分散投資することができます。

気になる利回りは、2021年2月5日終値時点で、2.07%

もちろん、このETFも債券価格の下落リスク抱えていますが、投資国や通貨を分散できる点で優れていると思います。

詳しくは以下の記事をご覧ください!
(2511)NF外国債券ヘッジ無の分配金と利回りは?買ってもいい?

と、ここまでいろいろな情報を見てきました。それぞれを踏まえて、私の感想を述べて終わりにします。

めだかぶの感想

(2620)iS米国債1ー3年の2020年1月の分配金が継続されるとしたら、米国債2年利回りより高く、良いスタートを切っていると思う。

しかし、米国債2年利回りは下がりきっており、これ以上の債券価格上昇は見込みにくい

アメリカ中央銀行が23年まで利上げをしないと言っているものの、仮に利上げが行われた場合、債券価格は急落すると予想する。

それでも、債券を買うなら、投資対象が分散されている(2511)NF外国債券ヘッジ無にする。

もし、この記事をみて、投資に挑戦してみようかな思った方は、アクティブプラン選択で1日の約定代金合計が100万円以下なら手数料無料のネット証券口座開設数No.1SBI証券1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料で日本で始めて本格的なインターネット取引を始めた松井証券がおすすめです。

めだかぶは両方とも開設して、個別株や国内ETFを手数料無料で購入しています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

まとめ

今日のポイント

2021年2月5日終値時点では、分配金情報が少なく、利回り判断不可能です。

2020年1月の分配金を今後4回継続した場合は、利回り0.32%と、米国債2年利回り0.1%越える好スタート

しかし、期待できる分配金が少ないこと、この先の利上げ局面で債券価格が下落する可能性を考えると、めだかぶは購入を控えます

もし、ポートフォリオに債券を組み込みたいなら、(2511)NF外国債券ヘッジ無の方がおすすめです。

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