本記事では、「株式への投資もいいけど、債券への投資も興味があるな~」というアラサーサラリーマンに向けて、
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス、債券に投資するならこれ
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
・めだかぶは、債券に今までのような利回りを期待できないと考えているので、株式70%、現金30%のポートフォリオにしている。
・アメリカの債券利回りは上昇傾向にあり、10年ものでは3%前後と魅力が高まってきている。
・現金や銀行預金に比べると、債券はかなり高い利回りを得ることができる。
・めだかぶが債券投資信託を買うなら、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスですが、債券価格の下落に注意です!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
めだかぶは債券よりも現金をおすすめ
金融資産のポートフォリオにはリスクを低減させるため、株式だけではなく債券を組み込むことが薦められています。
しかし、2020年2月以降から前代未聞の金融緩和により、過去最低水準まで債券の金利が低下しています。
金利の低下は債券価格の上昇要因になりますので、その時すでに債券価格は天井域まで上がっていた可能性がありました。
そして、今アメリカは急激なインフレ対策を迫られており、政策金利の利上げ局面を迎えようとしています。
つまり、債券価格が下落する方向に力が働くということになります。
直近20年間の債券のパフォーマンスが高かったわけですが、この先も続く保証はないと考えています。
これが、私が債券ではなく現金30%を薦める理由です。
現状、代表的な指数であるFTSE世界国債インデックスを見ると、設定された1984年からの年平均利回りが米ドルベースで約6%となっています。
これは、株式に負けない成績となっていますが、今後この成績を期待するのは難しいだと考えています。
しかし、今のアメリカ国債は3%近く利回りを得ることができるようになってきました!
このこと自体は高配当投資をメインにしている方にとっては魅力的だと考えています。
ですので、値上がり益よりも配当などを求める守りの投資が好きな方に向けて届いけたい内容となっておりますので、このことを前提に読んでいただければと考えています。
このあたりは以下の記事でも説明しています。
アラサーサラリーマンならポートフォリオは、株式70%、現金30%がおすすめ
銀行利子と比べると、債券利回りはかなり高い
債券価格が天井域だとしても、現金は現金でほとんど利息を生みません。ネット銀行に預金しても最大でも0.1%程度の利子が精一杯ですもんね。
それに比べて、アメリカ国債は3%前後の利回りがあります。
価格変動のリスクはあるものの、アメリカという国がデフォルト(借金を返せなくなること)しない限り、米国債を購入し期日まで持っていれば、銀行預金より多くの利息と元本が帰ってきます。
為替リスクは付きまといますが、現金でも持っているよりも圧倒的なリターンになりますね!
この点で、現金はもとより株式に対しても、相対的に債券の旨味が増してきています。
めだかぶが債券投資信託を買うなら、eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
重ね重ね申しますが、私めだかぶはバランスファンドと呼ばれる投資信託に含まれている債券を除き、ほとんど債券を持っていません。
また、最近10万円ほどLQDというアメリカの優良社債に投資できるETFを購入しただけです
いまだ、安定資産のほとんどを現金で持っています。
しかし、もし私が債券の投資信託を買い多めにポートフォリオに組み込むなら
“eMAXIS Slim 先進国債券インデックス”
を購入します。
理由は以下3つです。
ご説明していきますね!
1.信託報酬が最安値水準でGOOD
信託報酬は実質コストで約0.17%と最安値水準にありますね。
コストはパフォーマンスに直結しますので、安いに限ります!
同じく先進国債券に投資可能な投資信託 ”たわらノーロード 先進国債券”の実質コストは約0.2%ですから良いですね!
資産規模も増えて、この先さらに安くなってくれることを祈ります。
2.純資産額が100億円以上でGOOD
純資産額が487億円と100億円以上あり運用元としては十分な資産額です。
この4年間ほどで着実に増えてきていますので、安心感がありますね!
この先も順調に増加してくれると予想しています。
3.高利回りの米国債が多く組み込まれておりGOOD
アメリカはインフレの国ということもあり、この先も一定以上の金利をキープすることが見込まれます。
といいますのも、アメリカは平均2%のインフレの国としても知られており、逆にいうと毎年お金の価値が目減りしていく国なのです。
例をお示しすると、100円で変えていたものが、来年には102円払わないと買えなくなります。
そんな時に、利息2%未満でお金を貸してあげないですよね。
そんなことしたら、貸す側が赤字になりますから。
つまり、日本やヨーロッパの低金利国と比べるとある程度利回りの期待できる国ということになります。
そして、このeMAXIS Slim 先進国債券はアメリカ株が49%組み入れていますので、ある程度の利回りを期待できると予想しています。
なお、注意点があります。
この投資信託は、フランスやイタリア、ドイツ、スペイン、イギリスにも投資可能となります。
欧州中央銀行(ECB)も最近利上げを発表しましたので、この先債券価格の低下があるかもしれません。
それは、債券価格と利回りはシーソーの関係にあるからですね。
以上の理由からeMAXIS Slim 先進国債券は優秀な投資信託ですが、この先の下落リスクは理解しつつ、時間分散して購入いただければと思います!
では、まとめに入ります。
まとめ
・めだかぶは、債券に今までのような利回りを期待できないと考えているので、株式70%、現金30%のポートフォリオにしている。
・アメリカの債券利回りは上昇傾向にあり、10年ものでは3%前後と魅力が高まってきている。
・現金や銀行預金に比べると、債券はかなり高い利回りを得ることができる。
・めだかぶが債券投資信託を買うなら、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスですが、債券価格の下落に注意です!
リスクを低減させるために安全資産は必要です。債券か現金か、どちらにするかしっかり考えてポートフォリオを組みましょう。
その先には夢のセミリタイアが待っているはずです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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