本記事では、「円安どこまでいくんだろう?円を持っていても大丈夫だろうか?」と疑問を抱く方に向けて、
【円安・インフレ】資産を守る!米国生債券と米ドル建てMMFどっちがいい?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
インフレや円安から資産を守る方法として、ドル資産を持つ方法があります。
米ドル建てMMFと米国の生債券をご紹介しますが、
運用予定期間の間に、金利が上昇すると思うのであれば、米ドル建てMMFがおすすめです。
運用予定期間の間に、金利が下がると予想するのであれば、米国の生債券がおすすめです!
金利の予測は非常に困難であることを考えると、
金利が上昇しても下落しても一定のリターンを担保できる短期債券がお勧めです。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
大きくドル円相場が円安に振れていますね・・・
2022年から始まったこの円安の流れは、思ったよりも長く続いています。
当時、1ドル130円ほどで円安が進んでいると感じていましたが、
あっという間に150円付近まで到達し、その状態が約1年半続いています。
このような状況が続くと、円資産のみを持っていることに不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、いきなり株式への投資も怖いため、ドルで運用する方法を考える方もいると思います。
そこで今日は、米ドル建てMMFと米国短期債券についてお話しします。
また、銀行で購入できる米ドル建ての外貨預金はお勧めできませんので、行わないようにしてください。
米ドル建てMMFのおさらい
米ドル建てMMFについて簡単におさらいしましょう。
「米ドル建てMMF」は、リスクを抑えつつ安定した収益を求める投資家に人気の運用方法ですね!
MMFは、企業が発行する短期金融商品や公社債に投資することで、
元本保全を目指しつつ、定期預金よりも高い利回りを期待できます。
特に米ドル建てMMFは、ドル資産の運用先としての選択肢において高い分配利回りを提供することが魅力です。
過去の実績として、
マネックス証券 約4.6%
楽天証券 約4.7%
と非常に高い利回りとなっています!
ドル保有の運用先として優れたオプションを提供していますね。
ただし、これらの数値は過去の実績であり、将来のパフォーマンスを保証するものではないことを理解する必要があります。
米国短期債券のおさらい
念のため、米国短期債券についても簡単にご紹介します。
アメリカの国債を購入することになりますが、償還期間が短い、おおよそ2年程度のものが短期債券です。
これに限定して投資をしているETFもありますが、今回は生の債券に焦点を当てて話を進めます。
SBI証券を見てみると、償還までの期間が、
約1.1年のもので利回りは、4.89%
約1.9年のもので利回りは、4.57%
となっています。
どちらが良いのか?
どちらが良いかという疑問に対して、利回りが固定されるかどうかがポイントです。
米ドルMMFは利回りが固定されず、生債券は利回りが固定されます。
金利がこれ以上上昇すると予想した場合は、
米ドルMMFが良い
と思われます。
政策金利に連動して、米ドル建てMMFの利回りも上昇するためです!
また、この場合は日米の金利差がさらに拡大する方向なので、さらなる円安が見込まれるためです。
よって為替差損も発生しにくいと思われます。
反対に金利が低下した場合、
現時点の高い金利でリターンを得ることができるため、短期債券が有利
ですが、ドル円相場が円高に進む可能性があり、その場合、為替差損によりリターンが低下するリスクがあります。
仮に1.1年間を年率4.89%で運用した場合、
1ドル153円で購入していたとすると、1ドル146円までなら耐えることができます。
仮に1.9年間を年率4.57%で運用した場合、
1ドル153円で購入していたとすると、1ドル141円までなら耐えることができます。
これ以上円高になっていた場合には、損するということを覚えておいてください。
金利の予測は非常に困難であることを前提に、いままでのことをまとめると、
金利が上昇しても下落しても一定のリターンを担保できる短期債券がお勧め
となります。
こちらについては、リスク許容度を考慮しながら検討してください。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
インフレや円安から資産を守る方法として、ドル資産を持つ方法があります。
米ドル建てMMFと米国の生債券をご紹介しますが、
運用予定期間の間に、金利が上昇すると思うのであれば、米ドル建てMMFがおすすめです。
運用予定期間の間に、金利が下がると予想するのであれば、米国の生債券がおすすめです!
金利の予測は非常に困難であることを考えると、
金利が上昇しても下落しても一定のリターンを担保できる短期債券がお勧めです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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