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【株式と債券】東証ETFと米国ETF、買うべきは米国ETFか!?

本記事では、「米国ETFと東証ETFはどっちを買うべきなの?」と疑問を抱く方に向けて、

【株式と債券】東証ETFと米国ETF、買うべきは米国ETFか!?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2017年9月からのデータを参照すると、

米国ETFの方がリターンが高いという結果でした!

分配金を除くと東証ETFが勝っていましたが、

規模の観点で有利な米国ETFの分配利回りが高いこともあり、逆転されてしまいました・・・

もう少し東証ETFに頑張ってもらわないといけないですね!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

前回、東証ETFと米国ETFどちらが良いのかというお話をさせていただきました。

円での過去5年のパフォーマンスを見てみると、米国ETFがわずかに優れていましたね!

でも、その差は1~2%程度となっておりました。

だとすると、米国ETFには為替手数料や売買手数料がかかるため、東証ETFが上回る可能性もありますね!

今回、その詳細について見ていきたいと思います。

       

東証ETFと米国ETFのメリット

まずは、それぞれのメリットからお話ししましょう。

〇東証ETFのメリット

多くの証券会社で売買手数料がかからないですね!

例えば、楽天証券やSBI証券では、国内株の手数料無料を発表しました。

また、松井証券など手数料が無料の証券会社は昔から存在します。

さらに、分配金の2重課税を自動調整してくれるので、手続きが楽ですね!

米国株にはアメリカでの10%の現地課税が存在しますが、

この部分が2重課税になる場合、東証ETFは自動的に調整してくれます。

いいですね~

〇米国ETFのメリット

やっぱり、信託報酬が安い!

この点での米国ETFの力は圧倒的です。

米国のETFは日本のETFと比べても運用額が非常に大きく、

このため一口あたりの事務手数料が少なく、分配金の利回りが高い傾向にあります。

       

今回比較する米国株式のETF

それでは、具体的な数値をもとに、リターンの計算をしてみましょう。

〇iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)

純資産総額:584億円
信託報酬(税込):0.077%

〇iシェアーズ・コア S&P 500 ETF IVV

純資産総額:3531億ドル
信託報酬(税込):0.03%

これからシミュレーションしていきますが、手数料に関して以下の条件で計算します。

売買手数料:0.495%
為替手数料:1ドルあたり0.25円 (往復時に適用)

分配金については、米国ETFには10%の現地課税がかかります。

また、共に20.315%の税金が適用されます。

       

米国ETFの比較結果

仮に100万円投資した場合を考え、計算してみます。

〇米国ETF

 投資元本:100万円
 ドルに変換後の額:8,845.64ドル
 ETF購入額:8,801.85ドル
 運用結果:15,153.27ドル
 売却後のドル額:15,078.26ドル
 円に変換後の額:223万9575円
 税引き後の額:198万7755円
 運用期間中の分配金合計:12万7655円
 分配金込みの合計:211万5411円

〇東証ETF

 投資元本:100万円
 運用結果:226万8800円
 税引き後の額:201万1043円
 運用期間中の分配金合計:8万4067円
 分配金込みの合計:209万5110円

分配金を合計するまでは、東証ETFが勝っていました。

しかし、

分配金を考慮すると米国ETFが勝利

でしたね!!

米国ETFには現地課税があるにも関わらず、この結果となりました。

為替手数料や手数料無料キャンペーン等もあるため、

実際の結果はもっと米国ETFに有利になるはず。

それでも、今回の比較では米国ETFが優れていると言えますね!

       

米国債券ETFはどうだろう?

続いて、債券系のETFはどうでしょうか?

比較するのは以下2つのETF。

〇iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)
純資産総額:325.8億円
信託報酬(税込):0.154%

〇iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF IEF
純資産総額:325.8億円
信託報酬:0.15%

100万円投資した場合のシミュレーションを再度行います!

〇米国ETF
(中略)
税引き後:120万5862円

〇東証ETF
(中略)
税引き後:119万3714円

やはり、

分配金を考慮すると再び米国ETFが勝利

でした!

種明かしすると、円高の時にもらった分配金のドルを最後にまとめて円に戻しているんです。

つまり、分配金に為替益が出ている状態なので、米国ETFに有利なんです!

ただ、米国ETFを持っている人で毎度円に換えている人も少ないと思うので、これはこれでいいかなと思っています。

今までのデータで比較してみると、米国ETFの優れたパフォーマンスが明らかになりましたね!

私自身も、AGGやVTI、HDVなどの米国ETFを保有しています。

新NISA移管のため、一部を売却する予定ですが、大部分は継続して保有するつもりです。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

2017年9月からのデータを参照すると、

米国ETFの方がリターンが高いという結果でした!

分配金を除くと東証ETFが勝っていましたが、

規模の観点で有利な米国ETFの分配利回りが高いこともあり、逆転されてしまいました・・・

もう少し東証ETFに頑張ってもらわないといけないですね!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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