資産運用

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)の投資方針!

本記事では、「【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)に投資しても大丈夫かな?」と疑問を抱く方に向けて、

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)の分配金は順調?米国ETF TLTと比較!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)はここ最近で純資産と口数を拡大しています。

これにより口数の希釈化が起き、分配金額が減少しているかも…

今は、インフレが鎮静化しておらず、FOMCのタカ派発言もあり、非常に苦しい局面。

12月25日時点のクリスマス付近で、3月~5月頃に利下げ予想がなかったら、売りかなと思っています。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

FOMCの結果で債券利回りが一段と上がりましたね…

長期金利は、4.5%付近まで上昇…

つまり、債券価格が下落してしまいました。

これは想像以上のタカ派の発言によるものですね…

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【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)のその後動向が気になっている方

いらっしゃるのではないでしょうか?

ということで、今後の2621に対する対応などを考えていきます。

なお、私はあまり2621を持っていません。

代わりに1496というiシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)をやや持っています!

異なる投資対象ですが性質が似ているので、今後の投資方針含めてお話してきます。

       

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)の振り返り

簡単な振り返りからしておきましょう!

●2621

FTSE 米国債20年超セレクトインデックスに連動

信託報酬     :0.154%(税込み)
純資産      :823億円
実行デュレーション:16.96 年

米国債券の長期的なものに投資するETFですね。

実は一般に長期債券というと10年ものを指します。

ですので、それ以上の長さのものということですね!

実は、超長期債券と呼ばれるこのクラスの資産は次のような特徴があります。

1.利回りが高くなる

2.金利変化に応じて、上下に大きく動きやすい

1つ目は簡単に理解いただけるかもしれません。

長い時間、お金をロックするわけですから、高い利回りが欲しいですよね!

2つ目は金利が下がると大きく上に上がりやすく、金利が上がると大きく下に下がるということです。

ですので、この先金利が低下すると思ったら買い、上昇すると思ったら売りということになります。

この辺りをざっくり覚えておいてください!

       

純資産と口数が急上昇

実はここ最近急激な変化があるんです。

それは、

純資産と口数が増えている

ということです。

具体的に最新の決算書を見ていくと、

2023年1月時点では、208億円

2023年7月時点では、600億円

なんと3倍近くまで上昇しています!

続いて、口数。

聞き馴染みがないと思いますが、株数というイメージで思ってもらえれば大丈夫です。

2023年1月時点では、1374万口

2023年7月時点では、3856万口

こちらも3倍!

多くの人に買ってもらえるようになり、口数を増やし、資産額も増えている。

そんなETFということですね!

       

ただ口数が増えるとデメリットも…

結論から申しますと、

利子収入を分けるときに、分ける人数が増えるから一人当たりの分配金が減る

ことになります。

こちらのETFは米国債券20年越えに投資することで構成されてるETFでしたね。

つまり、分配金の原資は米国債券からもらえる利子ということになります。

それは、分配金を分けるタイミングでの口数で割ることで、1口あたりの分配金を計算するわけです!

つまり、分けるときに口数が多いと、一口あたりの分配金が減ってしまうわけですね・・・

この現象を

口数の希釈化

と言われています。

覚える必要は全くありません!

しかし、口数が増減することで分配金が減ったり増えたりするということを覚えておいてください!

本来、長期債券の利回りはここ最近上がっているため、配当額も増えるはずなのです。

しかし、2621の分配金額はでこぼこしています。

2023年7月11日 ¥8.0
2023年4月11日 ¥9.0
2023年1月11日 ¥5.0
2022年10月11日 ¥13.0
2022年7月11日 ¥5.0

ここに、この希釈化が影響しているのかなと思われます!

       

最後にTLTとのチャート比較を見ておこう

最後に今後の投資方針についてさらっとお話しますね!

始めにチャートから。

青線が2621 オレンジ線がTLTです。

見事な右肩下がりですね…1496も同じような動きですから、本当に悲しくなります。

TLTとの差分は、基本的には金利差ですね!

大体1年で見ると、4.5%ほど2621のリターンが劣っています。

これも大きな足かせですね…

早く縮まってほしいものです!

そして、FOMCでのタカ派の発言を受けて、大きく利回りを下げていますね。

「ソフトランディングは考えていない」

「しばらく高金利を維持」

結構強い言葉でしたね!

ただ、なかなかインフレ率が2%を切らない中での言葉によるけん制だと私は感じてますね。

結論は、

12月25日付近に、この先の価格予想を行って上がらないと判断したら、売る

方針です。

ポイントは、CME FED WATCHツールで3~5月時点で利下げ予想がなかったら、売りかなと思っています。

また、そのタイミングでお話しますね!

こちらの情報を参考に、【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)への投資を検討いただければと思います。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)はここ最近で純資産と口数を拡大しています。

これにより口数の希釈化が起き、分配金額が減少しているかも…

今は、インフレが鎮静化しておらず、FOMCのタカ派発言もあり、非常に苦しい局面。

12月25日時点のクリスマス付近で、3月~5月頃に利下げ予想がなかったら、売りかなと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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