本記事では、「今年からアメリカの債務上限問題が騒がれているけど、どうなるんだろう?2011年みたいに格下げもありうるの?」と疑問を抱く方に向けて、
【債券やばい】債務上限問題って?過去の事例とその影響から考えてみよう!
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
アメリカの債務上限問題は、過去に格付け引き下げや政府封鎖を引き起こすなど、
経済や金融市場に悪影響を与えることがあります!
私は、共和党と民主党が債務上限問題を巡る対立を抱えながらも、
最終的には合意に達し、債務不履行を回避する可能性が高いです!
しかし、政治的な対立が長引くと、信用リスクが高まるため、要注意です。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
債務上限問題とは何か?
はじめに、この問題についてお話していきます。
アメリカの債務上限問題は、連邦政府が発行できる国債の総額を制限する法定上限をめぐる問題です。
債務上限が達されると、政府は新たな国債を発行できなくなります。
つまり、支出を賄うための資金が不足する恐れがあるということです。
この問題は、国債の信用力や金利に影響を与え、場合によっては政府封鎖(シャットダウン)につながることがあります!
このニュースは聞いたことがある人がいるのではないでしょうか?
2011年の格付け引き下げで暴落!?
2011年には、アメリカの債務上限問題がスポットライトを浴びました。
この時、議会は債務上限を引き上げる合意に時間を掛けました。
この結果を受けて、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はアメリカ国債の格付けをAAAからAA+に引き下げました。
この格下げは、信用リスクの高まりを示すものであり、債券市場に影響を与えたんですね・・・
ただ、この時、実際には株式の方が大きな影響を受けました!
株式から退避したお金が債券に流入したおかげで、債券は急上昇しています。
青:TLT オレンジ:SP500
過去の政府封鎖事例
では、債務上限に達して、予算がなくなるとどうなるのでしょうか?
一つは、債務が返せなくなる「デフォルト」が発生します。
これは一大事ですね!
もう1つは、資金がないことによる政府機関の閉鎖です。
過去に発生した政府封鎖を2つご紹介します。
●2013年の政府封鎖
大統領:バラク・オバマ
期間:2013年10月1日から2013年10月16日(16日間)
アメリカ政府は予算不足をめぐる対立からシャットダウンに入りました。
●2018-2019年の政府封鎖
大統領:ドナルド・トランプ
期間:2018年12月22日から2019年1月25日(35日間)
これは、アメリカの歴史で最長のものでした。
このシャットダウンは、メキシコ国境の壁建設費用を巡る予算案の対立が原因でした。
このようなことが起こる可能性はありますね。
共和党と民主党の合意とデフォルトの可能性
アメリカの債務上限問題に関して、共和党と民主党が対立することがあります!
実際に債務不履行(デフォルト)が発生すると、どちらの党にとっても大きな不利益を被ることになります。
そのため、両党は最終的には合意に達し、債務不履行を回避する可能性が高いと考えられます。
ただし、債務上限問題を巡る政治的な対立が長引くと、市場の不安や信用リスクが高まることがあります。
すでにご紹介した2011年の債務上限問題の時は、政治的な対立がスタンダード・アンド・プアーズによるアメリカ国債の格付け引き下げの一因となりました。
大事にならないことを祈りつつも、可能性を視野に入れて対応していく必要がありますね!
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
アメリカの債務上限問題は、過去に格付け引き下げや政府封鎖を引き起こすなど、
経済や金融市場に悪影響を与えることがあります!
私は、共和党と民主党が債務上限問題を巡る対立を抱えながらも、
最終的には合意に達し、債務不履行を回避する可能性が高いです!
しかし、政治的な対立が長引くと、信用リスクが高まるため、要注意です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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