本記事では、「中国割合が多すぎて、eMaxis Slim先進国債券インデックスへの投資大丈夫?」と疑問を抱く方に向けて、
中国割合多すぎ?eMaxis Slim先進国債券インデックスの比率
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
eMaxis Slim先進国債券インデックスにおける中国の債券比率が6%以上に達しました!
この変動はFTSE世界国債券インデックスが2021年に中国国債を採用したことが理由です。
ただ、分散投資の観点から、
これを理由にeMaxis Slim先進国債券インデックスへの投資を辞める必要はないと考えています。
長期投資では組み込まれる銘柄が変わることもあり、こればっかりは指数を作成する専門家の指針に従うしかないのかもしれませんね・・・
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
前回、eMaxis Slim先進国債券インデックスについて言及したところ、多くの反響をいただきました。
ありがとうございます!
特に、中国の債券比率の高さに驚く声が多く見られましたね。
確かに、ここ数カ月でその比率は急激に増加しています。
今回は、この比率に焦点を当てて解説しますね!
2021年からの比率の変化
まず比率の推移を見てみましょう。
2023年9月29日:
アメリカ 48.4%、フランス 8.2%、イタリア 7.3%、中国 6.6%、ドイツ 6%
スペイン 5.1%、イギリス 4.8%、カナダ 2%、ベルギー 1.8%、オーストラリア 1.5%、その他 8.3%
2022年5月12日: アメリカ 49.5%、フランス 8.6%、イタリア 8.2%、中国 1.6%など
2021年5月12日: アメリカ 43.7%、フランス 9.7%、イタリア 9.6%、中国 0%など
この3年間でアメリカの比率は50%を下回る傾向にあります!
2021年8月からは少しずつ低下していますが、
驚くべきは、中国の比率が2022年から2023年にかけて急激に上昇したことです。
2021年には中国債券は含まれていませんでした。
中国の比率が高まる理由
これを理解するために、eMaxis Slim先進国債券インデックスが連動するFTSE世界国債券インデックスについて説明しますね!
FTSE世界国債券インデックスは、世界の主要国の国債市場を対象としたものです。
2021年10月から、FTSE世界国債インデックス(WGBI)に中国国債が採用されました。
その結果、2022年以降、中国債券が現れ、2023年には比率が6%以上になりました。
投資の可否
eMaxis Slim先進国債券インデックスへの投資を避ける理由にはならないと考えます。
確かに、中国は第4位として高い割合で含まれており、政治的リスクや新冷戦の可能性もあります。
ロシアとウクライナ間の戦闘時のアメリカに上場するロシア株ETFの暴落も記憶に新しいでしょう。
しかし、このようなリスクも考慮し、分散投資の重要性を認識することが大切です。
長期投資では、組み込まれる銘柄が変わることもありますが、これは指数を作成する専門家の指針に従うしかないかもしれませんね。
これがインデックス投資家の宿命かもと感じた一件でした・・・
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
eMaxis Slim先進国債券インデックスにおける中国の債券比率が6%以上に達しました!
この変動はFTSE世界国債券インデックスが2021年に中国国債を採用したことが理由です。
ただ、分散投資の観点から、
これを理由にeMaxis Slim先進国債券インデックスへの投資を辞める必要はないと考えています。
長期投資では組み込まれる銘柄が変わることもあり、こればっかりは指数を作成する専門家の指針に従うしかないのかもしれませんね・・・
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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