本記事では、「アメリカではインフレが続いていると聞くけど、こんな時債券を買ってもいいの?」と疑問を抱く方に向けて、
インフレが続くとき、債券は買ってはいけないの?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
債券がインフレに弱いの貸した時点でリターンが確定してしまうからですね!
また、利上げの影響も大いに受けることとなります・・・
インフレに強いと言われる資産は、株式、不動産、貴金属。
アセットの分散が大切ですね!
ただ、これから利下げが行われると思うタイミングになったら、購入を検討するのもアリだと思います。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
ここ最近、アメリカではインフレが進んでいますね!
デフレに苦しんでいた日本ですら、2%近いインフレが進んでします。
インフレとは、お金の価値が下がり、物価が上昇することを言います!
あまりに激しく進むと国民の生活が苦しくなり、政府や中央銀行に対して暴動などの動きも出てくるため大切な数字です。
一般にインフレが進んでいる時は、
債券投資はダメ!
と言われています。
結論から言うと、確かに債券価格は軟調に動く傾向にあります。
その理由についてお話していきますね。
債券がインフレに弱い理由
まずは債券の仕組から確認していきましょう。
って、難しい話ではなりません。
債券とは、だれかにお金を貸した代わりにもらう券ですね。
貸した人は毎年数%の利子をもらうことができ、さらに数年後に貸したお金も返してもらうということになりますね。
つまり、どういうことかというと
貸した時点で、お金がいくらになって帰ってくるか決まる
ということになりますね。
10年間100万円を貸して、毎年2万円利子をもらったら、トータルで120万円です。
ここがポイントです!
インフレって、お金の価値が下がることでしたよね?
仮にインフレ率がずっと3%だったら、毎年3%以上利子をもらわないと結果的にお金の価値が減ってしまいます。
そして、さっきの100万円の例でいうと、インフレが1%程度だろうと予想して、利子を2%でもらうつもりだったのに、インフレが3%になってしまった・・・
毎年1万円分ずつ損をするということになりますね。
インフレが進むと、利子よりもお金の価値が低下する方が大きくなるため、損をする
これが、債券がインフレに弱いと言われる理由です!
また、そんな債券なら売ってしまえばいいと思うかもしれません。
しかし、持っているだけで損をする債券なんて誰も欲しくありませんから、値引きをしなければなりませんね・・・
インフレが続く局面では、持っていても損、売っても損な状態になるわけです。
インフレに強い資産は?
では、逆にインフレに強い資産が気になりますね!
それは、
株式 不動産 貴金属
です!
株式はインフレによる物価高の影響を企業収益という形で享受することができます。
つまり、インフレになって物価が上がっても、その商品を売っている企業の売り上げも上がるから、株価も上がる、そんなメカニズムです!
続いて不動産、こちらもインフレに便乗して、家賃価格や物件価格が上昇してきます。
結果、家賃収入も譲渡利益も上がるためインフレに強いと言われています。
最後に、貴金属。
こちらは地球上にある絶対量が決まっている物質となります。
ですので、普遍的な価値を持つと考えられており、結果インフレに連動するように貴金属は上昇していくと言われています。
このようなことを考えると、債券のみの投資ではインフレ対策ができないため、満遍なく複数のアセットに投資するのが肝ですね!
インフレの結果を受けて金利が上昇、債券価格は下落
最後にもう1つ、大切な債券が下がる理由をご説明しますね。
冒頭でインフレが進みすぎると国民の生活がつらくなり、政府・中央銀行に対する不満が増えると申しました。
つまり、過度なインフレは中央側にとって起こしたくない事象なんです!
ですので、インフレが加速し始めると、金利を上昇させて、経済を停滞させる動きを取ります。
景気が後退することで、みんながお金を使わないようにさせて、物価の上昇を抑えるんですね。
金利と債券価格というのはシーソーの関係ですので、金利が上昇すると債券価格は下落していきます!
現在、急激な金利の上昇により、債券は驚くほどに下げています・・・
非常につらい局面ではありますが、逆に考えると債券を安い価格で買えるチャンスとも言えます。
市場は先行きを織り込んで動きますので、この先数カ月分のインフレ分は織り込んでいる可能性もあるわけです。
インフレが落ち着き、もうしばらくしたら利下げが行われるのではないかと思ったタイミングで購入を検討いただくのもありだと思います。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
債券がインフレに弱いの貸した時点でリターンが確定してしまうからですね!
また、利上げの影響も大いに受けることとなります・・・
インフレに強いと言われる資産は、株式、不動産、貴金属。
アセットの分散が大切ですね!
ただ、これから利下げが行われると思うタイミングになったら、購入を検討するのもアリだと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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