資産運用

SHYと2620どちらで米国短期債券を買う?米国ETF vs 東証ETF

本記事では、「米国の短期債券に投資しようとすると、米国ETFのSHY、東証ETFの2620があるけど、どっちがいいのかな」と疑問を抱く方に向けて、

SHYと2620どちらで米国短期債券を買う?米国ETF vs 東証ETF

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

米国短期債の利回りが今年に入り大きく上昇、魅力が増してますね!

米国の短期債に投資できるETFと言えば、米国ETFのSHYと東証ETFの2620が代表的です。

パフォーマンスや手軽さを考えると、2620がおすすめ!

でも、分配金にばらつきが多いことはご留意ください。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

アメリカの短期債券は大きく価格を下げていますね!

FRBの金融引き締めによって、利回りが上昇していることが原因ですね・・・

短期債券で代表的な2年債利回りは、4%後半をうろうろしています。

さて、アメリカの長期債券に投資する方法として、生の債券を買う方法もありますが、ETFを買う方法もありますね。

ETFならブラックロックが運用する以下2つが考えられます。

アメリカのETFならSHY

東証ETFなら2620

です。

SHYは米国株式を購入可能な口座を別途開かなくてはならないことがデメリットですね。

しかし、2621なら最も一般的な国内株式用の口座で購入可能です。

さて、それを踏まえてどちらがいいのか検討してきましょう!

       

基本情報の振り返り

SHYと2620の基本情報を振り返っておきましょう。

 
●SHY

ICE US Treasury 1-3 Year Indexに連動

信託報酬     :0.15%(税込み)
純資産      :287億ドル
実行デュレーション:1.82年
加重平均残存期間 :1.89年

●2620

FTSE 米国債20年超セレクトインデックスに連動

信託報酬     :0.154%(税込み)
純資産      :508億円
実行デュレーション:1.77年
加重平均残存期間 :1.84年

意外だったのですが、連動する指数が異なるんですね!

今回改めて調査して初めて気づきました。

やはり、SHYが圧倒的な規模であることがわかりますね。

信託報酬はあまり変わりません!

デュレーションや残存期間を見ると、ほぼほぼ同じような債券に投資しているということがわかります。

       

SHYと2620をチャートで比較

続いて、2020年10月からのパフォーマンスを確認してみましょう!

まともに比較しても、ドルと円で比べられません。

今回は、SHYにドル円を掛けることで円建てでの資産推移にしています。

2620が青線 SHYがオレンジ線

ほぼほぼ同じような推移をしていることがわかりますね!

同じような投資先で運用していますので、当然だと言えば当然ですね。

ここ2年程のリターンでは、2620の方が1%ほど高いリターンとなっています。

てっきり規模の観点から、SHYの方が高いリターンを出すと思っていました。

しっかりと確認することが大切ですね!

       

分配金の額も確認しておこう!

確かにリターンは1%高い結果となっていました。

しかし、これらは債券ETF、しっかりと分配金も確認しておきましょう!

●SHY

 直近1年の分配金:0.78ドル
 過去利回り:約0.95%

●2620

 直近1年の分配金:2.9円
 過去利回り:約0.92%

SHYと2620で大差ないことがわかりましたね!

この様子なら、若干ですが2620の方がパフォーマンスが良かったかもしれませんね。

僅差ですので、あとは手数料次第といったところでしょうか?

       

短期的に投資するなら手軽な2620でもいいかも

東証ETFである2620の強みは、

国内用の証券口座で手軽に買うことできる点

です。

そして、手数料が国内株と同様ですので、無料の証券会社も多いのではないでしょうか?

SHYは米国株式用の口座を開かないといけないため、面倒ですね。

さらに、売買手数料も割高なことが多いですね。

このことから、今の上昇している利回りを目当てに投資をするのであれば、2620の方が手軽に購入できるかなと思います。

ただ、過去に発信しているように、口数が定まらず、毎回の分配金にばらつきがあるというデメリットはあるのでご注意ください!

ぜひ、この情報を基に投資方法についてご検討いただければと思います。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

米国短期債の利回りが今年に入り大きく上昇、魅力が増してますね!

米国の短期債に投資できるETFと言えば、米国ETFのSHYと東証ETFの2620が代表的です。

パフォーマンスや手軽さを考えると、2620がおすすめ!

でも、分配金にばらつきが多いことはご留意ください。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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投資は自己責任で。

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