本記事では、「アメリカの国債利回りが高くなってきて魅力的だな～、アメリカの生の債券を購入するのもありなのかな？」と疑問を抱く方に向けて、
元本保証！？アメリカの生の国債を買うのは良いの？わるいの？
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
アメリカの債券利回りが魅力的なレベルまで上昇していますね！
アメリカ国債には、利子が付いてくるトレジャリーノートと複利が働くストリップスがあります。
悩まれる方は、複利が働く分、ストリップス債の方が利回りが上昇するのがポイントです！
実際に購入しようとするとあまり満期までの種類がありませんが、途中で売ってしまうのもアリですね！
ただし、途中売却の損と為替リスクはありますので、うまく効率的に活用していきましょう。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。２０代の内に資産１０００万円を貯めることに成功し、４０歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。（FP２級取得）
では、解説に入ります。
はじめに
インフレ対策のために、アメリカの国債金利はドンドン高くなっていますね！
コロナの頃は、１％を切っていた米国債も今や４％を超える水準まで成長しています。
ここまで上昇してくると、配当株投資などをやられている方にとっては、
債券の方がいいんじゃない？
と思われるのではないでしょうか？
確かに、４％～５％の利回りを得るために、価格の変動がある個別株を買うのはそれなりのリスクが付きまといます。
ということで、本日はアメリカの生国債を購入するのはどうか？という内容で話していきますね！
アメリカの生の国債を買うメリット
でも、なぜ生の国債を買うことについて、今回取り上げるのかご説明していきます！
債券投資をしたいだけでしたら、分散の聞いている債券ETFや投資信託を購入することで満足しますもんね。
その答えはこれ、
アメリカドルでほぼほぼ元本保証な上に利子がもらえるから
です！
債券というのは、購入時点で満期と利子が決まっていますね。
つまり、購入時点で将来期待できる利回りが確定するということになります。
そして、アメリカという世界一の経済大国が借金を返せなくならない限り、それが保証されています。
もちろん、日本円で日頃暮らす私たちにとっては、為替のリスクがあります。
１ドル１４０円でドルのアメリカ国債を購入し、満期の時に１ドル８０円だったら、円で見た場合の評価額は減ってしまいますね！
こちらには注意が必要なものの、ほぼ確定の利回りで４％ってすごいですよね！
アメリカの国債の種類
魅力が伝わりましたでしょうか？
投資したくなってきた方も多いのではないでしょうか？
そんな方が、楽天証券やSBI証券、マネックス証券など調べると以下２つの米国国債が表示されると思います。
トレジャリーノート
ストリップス
それぞれについて簡単にご紹介しますね！
●トレジャリーノート
こちらは皆様がイメージする、国債だと思います。
１０年満期であれば、１０年間毎年一定の利子をもらいます。
そして、満期になると、貸したお金が帰ってくるということになります。
●ストリップス
こちらはあまり馴染みのない国債かなと思います。
このストリップス債は、利子の支払いがありません。
代わりに購入するときに割り引いた価格で購入することできます。
例えば、１年満期の額面１００円の債券で４％の利回りでしたら、９６円で購入できるイメージです。
これなら、結果利子をもらったのと変わらない利益となりますよね！
ストリップス債のメリットは、通常債券にはない、複利を効かせることができる点です。
利回り４％のストリップス債なら、額面１００円 １０年満期を
６７.５円
で購入することできます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これを単利４％で１０年運用しても、
６７.５円の４％ × １０年 ＋ ６７.５円
＝９４.５円
ですので、１００円に達成しません。
複利の力で増えることで、５円ほど高いリターンとなっていますね！
これがストリップス債のメリットとなります。
実際に買おうとすると・・・
ここまでの話を受けて気になる方も増えてきたはず。
実際の購入について、話を進めていきましょう！
グーグル検索で、「米国債券 ＋ お使いの証券会社名」で検索してみてください。
例えば、米国債券 ＋ 楽天証券 で検索して、ホームページに進むと以下のような種類を購入することができますね！
米国 ストリップス 2044年8月償還
米国 ストリップス 2029年8月償還
米国 トレジャリーノート 2029年8月償還
米国 トレジャリーノート 2025年8月償還
楽天証券の中から購入するなら、上記４種類の中から選んでいただく必要がありますね。
どうでしょうか？
意外と種類ないですよね・・・
これが実情なんですね・・・
例えば、子供が２０歳になる７年後まで運用したい！とか、定年までの５年で運用してそのあと使いたい！とか
そういったニーズに答えるために、幅広く取り揃えている証券会社が少ないです。
この点にはご留意いただければと思います！
ただ、安心してください。
必ず満期まで保有しなくてはいけないわけではないんです！
途中で売ることできます。
ですので、７年間は米国債で運用して、その後子供２０歳になったら売って何かしらの資金にする
そういうこともできますので、臨機応変に対応いただければと思います。
ただし、売却する際に購入時よりも安く売らなくてはならないケースもあり得ますので、そこは要注意です。
利子でもらうのも良し、複利を効かせるのも良し、うまく利用していきたいですね！
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券
がおすすめ！
では、まとめに入ります。
まとめ
アメリカの債券利回りが魅力的なレベルまで上昇していますね！
アメリカ国債には、利子が付いてくるトレジャリーノートと複利が働くストリップスがあります。
悩まれる方は、複利が働く分、ストリップス債の方が利回りが上昇するのがポイントです！
実際に購入しようとするとあまり満期までの種類がありませんが、途中で売ってしまうのもアリですね！
ただし、途中売却の損と為替リスクはありますので、うまく効率的に活用していきましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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