本記事では、「なぜ米国債券ETFの利回りが上がらないんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、
【守りの投資】米国債券ETFのAGG、過去利回りが低いけどなんでだろう?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
最新の金利と同じような利回りになるのには、時間がかかるようです!
AGGやLQDは2年程度の遅れがあるようです・・・
これは、ETFの中身である債券が入れ替わるのに時間がかかるから。
逆に、今の高金利のように高い利回りを求められるのは、これからかもしれません!
守りの投資、債券投資をしながら、利子をもらうのもありかもしれませんね。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
最近の高金利環境を考えると、魅力的な価格で米国債券を手に入れる機会はそう多くありません!
債券と言えば利息がメインの収益源です。
けど、米国債券ETFのAGGやLQDを眺めると、その過去利回りが低く感じられることがありますよね・・・
一体、なぜなのでしょうか?
それについて詳しく見ていきましょう。
過去の分配金に注目
まずは、2020年2月以降の分配金を見てみましょう。
青線がAGG、オレンジ線がLQD
こちらのチャートでは、2022年初めに分配金が減少しています。
しかし、コロナショックの影響で金利が大きく下落したのは2020年3月頃。
なぜ、このタイミングでの低下なのでしょうか?
〇 過去利回りの変化を見てみよう
次に、過去の利回りの動きを確認します。
青線がAGG、オレンジ線がLQD
こちらもやはり、2022年2月頃が最も低くなっていることが確認できます!
続いて、10年債の金利も重ねて比較してみましょう。
グレーが10年債金利です。
10年債金利は2020年2月に下がり、4月以降少しずつ上昇していることがわかります!
このデータから、金利の動きが米国債券ETFの分配金や利回りに影響を与えるまで、約2年のタイムラグがあることが推察されます。
なぜ2年も遅れるの?
それは、以下の理由が考えられます。
まず、ETFはすでに様々な債券が組み込まれていますよね!
金利が低下しても、ETFが以前に購入した高利回りの債券からは引き続き利息が得られます。
しかし、時間が経つにつれて債券は償還され、
新たに利回りの低い債券を購入する必要が出てきます。
その結果、分配金が減少し、利回りも低下します。
このプロセスに2年ほどの時間が必要だったわけです!
また、AGGのようなETFは、多様な債券(短期、中期、長期など)を含むポートフォリオとして構築されているため、
金利変動に対して一様に反応しづらいことがあります。
でも、逆を返せば、上記の理由から2年後には利回りが上昇する可能性が考えられます!
現在、AGGの利回りは3.17%、LQDは4.22%ですが、
この動きを予期して、早めの投資を検討するのもありかな~と思っています。
実際に、私自身もこの点を期待し、投資のチャンスを見逃さないようにしています。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
最新の金利と同じような利回りになるのには、時間がかかるようです!
AGGやLQDは2年程度の遅れがあるようです・・・
これは、ETFの中身である債券が入れ替わるのに時間がかかるから。
逆に、今の高金利のように高い利回りを求められるのは、これからかもしれません!
守りの投資、債券投資をしながら、利子をもらうのもありかもしれませんね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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