資産運用

【米国債券】 トレジャリーノート債とストリップス債、どっちを購入するのがいいの??

本記事では、「利回り上昇中の米国債券、トレジャリーノート債とストリップス債あるけど、どっちがいいの?」と疑問を抱く方に向けて、

【米国債券】 トレジャリーノート債とストリップス債、どっちを購入するのがいいの??

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

結論から申しますと、私はストリップス債を購入します。

理由は、

1.10年以上現金化する予定がないため、利子を受け取る必要がない

2.長期であればあるほど、複利を効かせやすい

3.税金を引かれて、リターンが減るのが嫌

皆様も投資予定期間とその用途から、投資先を決めていただければと思います。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

最近、米国債券の金利が上昇していますね!

若干、低くなってきたとはいえ、特に短期債券の金利は4.3%とまだまだ高い水準です。

そんな今、米国債券に投資したいと思っている方も多いと思います。

以前、米国債のメリットをお話しました。
元本保証!?アメリカの生の国債を買うのは良いの?わるいの?

ですが、トレジャリーノート債という毎年利子をもらえる債券と、ストリップス債という複利を効かせる債券があります。

で、どちらがいいの?

と疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

今日はそのあたりをはっきりさせましょう!

       

トレジャリーノート債のメリット・デメリット

まず、トレジャリーノート債について確認していきます。

こちらは皆様がイメージする、国債だと思います。

10年満期であれば、10年間毎年一定の利子をもらいます。

そして、満期になると、貸したお金が帰ってくるということになります。

つまり、

毎年、一定の割合で利益を確定させることができます。

これが一番のメリットとなりますね!

万が一、アメリカ政府がデフォルトして、お金を返せなくなってしまっても利子分は損を回避できますね。

また、年金生活の方やリタイアをされている方は、この利子で生活をすることもできますね。

デメリットは、

毎年の利子に課税される

ということです。

2016年1月より債券・公社債投信の税制が変更され、日本で20.315%の課税が行われます。

利子に課税されてしまうため、もし再投資をするのであれば、効率が下がってしまいますね!

       

ストリップス債のメリット・デメリット

こちらはあまり馴染みのない国債かなと思います。

このストリップス債は、利子の支払いがありません。

代わりに購入するときに割り引いた価格で購入することできます。

例えば、1年満期の額面100円の債券で4%の利回りでしたら、96円で購入できるイメージです。

これなら、結果利子をもらったのと変わらない利益となりますよね!

ストリップス債のメリット

通常債券にはない、複利を効かせることができる点です。

利回り4%のストリップス債なら、額面100円 10年満期を

67.5円

で購入することできます。

計算上の毎年の割引率はこちらになります。

満期  100円
1年前  96円
2年前  92円
3年前  88円
4年前  85円
5年前  82円
6年前  79円
7年前  75円
8年前  73円
9年前  70円
10年前 67円

長ければ長いほど、安く買うことができるというわけです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、67.5円を単利4%で10年運用しても、

67.5円の4% × 10年 + 67.5円(満期の払い戻し)

=94.5円

ですので、100円に達成しません。

複利の力で増えることで、5円ほど高いリターンとなっていますね!

では、デメリットはというと、

満期まで保有していないと、利益確定ができない

ということですね。

税金はこの時のキャピタルゲインに対して、かかってきます。

万が一、アメリカがデフォルトしたら、投資額すべてで損失ということになります・・・

ただ、そんな状態だったら、多額の米国債を持っている日本もどうなっているかといったところですが・・・

       

結局、どっちがいいの?

結論から申しますと、

私はストリップス債を購入する

となります。

理由は以下の通りです。

1.10年以上現金化する予定がないため、利子を受け取る必要がない
2.長期であればあるほど、複利を効かせやすい
3.税金を引かれて、リターンが減るのが嫌

円安も少し和らいで、ドル建ての資産に徐々に手を出しやすくなりましたね!

ぜひ、皆様も投資予定期間とその用途から、投資先を決めていただければと思います。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

結論から申しますと、私はストリップス債を購入します。

理由は、
1.10年以上現金化する予定がないため、利子を受け取る必要がない

2.長期であればあるほど、複利を効かせやすい

3.税金を引かれて、リターンが減るのが嫌

皆様も投資予定期間とその用途から、投資先を決めていただければと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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投資は自己責任で。

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