本記事では、「日本株が今年は来るなんて話を聞くけど、TOPIXと日経平均どちらがいいんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、
どっちを選ぶ?日本株に投資するならTOPIXか日経平均か
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
分散によるリスク低減の観点から、TOPIXを私は選びます。
銘柄の数や計算の違いから、構成比率やリターンが異なることがわかりましたが、リターンの傾向は近いですね。
アメリカの場合も、ダウ平均よりも時価総額加重平均型のS&P500がメジャーですので、その考えに乗っ取ろうと思います!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
外国の株式への投資は、円安に振れている時には魅力的ですね!
しかし、円高に向かいそうなときは、為替損を受けるリスクがあります。
この点で、日本株に投資するメリットは為替の影響を受けにくいことですね。
そういったこともあってか、最近、日本株への関心が高まっています。
本日は、代表的なインデックスである日経平均とTOPIXについて、どちらに投資するべきかを比較検討します。
一応補足です。
日本企業の株価は為替の影響を受けることもあるため、完全に無関係ではありません。
それぞれの説明
●日経平均
日経平均株価は、日本経済新聞社が算出し公表する指数ですね!
プライム市場に上場する1656銘柄の中から選ばれた225銘柄で構成されます。
株価が高い銘柄ほどウェートが高く、指数に大きな影響を与えます。
純粋な平均値なので、1株当たりの価格が高い方が影響が大きいですね!
銘柄の選定は年2回、4月と10月の第1営業日に行われます。
アメリカの場合は、ダウがこちらの計算方法です。
●トピックス
TOPIXは、東京証券取引所が算出する東証株価指数です。
1968年1月4日の時価総額を基準指数100ポイントとして算出されます。
時価総額が大きい銘柄ほど影響が大きく、市場全体を反映しやすい特徴があります。
原則、プライム市場の全銘柄が対象となります。
時価総額というのは、株価×発行株式数ですね!
アメリカの場合、S&P500がこちらの計算方法ですね。
構成比率を比較してみよう
では、それぞれの構成比率を見ていきましょう!
含まれる銘柄数も計算方法も異なるので、構成比率も変わるんですね。
こちらはeMaxis slim 国内株式TOPIXと日経平均から参照しています。
電気機器 26.0%
小売業 13.0%
情報・通信業 9.9%
化学 6.6%
医薬品 6.3%
機械 4.8%
輸送用機器 4.7%
サービス業 4.4%
精密機器 3.8%
食料品 3.5%
トップの企業はファーストリテイリングで、ウェイトが11%です。
株価が1株3400円ですから、値嵩株ですよね。。。
電気機器 17.1%
輸送用機器 8.6%
情報・通信業 7.6%
銀行業 7.1%
卸売業 6.9%
化学 5.9%
機械 5.2%
サービス業 4.8%
医薬品 4.7%
小売業 4.2%
トップはトヨタ自動車で、ウェイトは4.5%です。
やはり、日本を代表する企業ですね。
リターンを比較してみよう
気になるのはリターンですよね!
こちらもeMaxis slim 国内株式TOPIXと日経平均から参照しています。
1ヵ月: 0.08%
3ヵ月: 5.19%
6ヵ月: 1.73%
1年: 30.77%
3年: 28.62%
5年: 83.18%
1ヵ月: -0.23%
3ヵ月: 2.01%
6ヵ月: 4.49%
1年: 28.11%
3年: 40.46%
5年: 77.71%
これらのデータを比較すると、過去3年間で見るとTOPIXの利回りが、日経平均よりも高いことがわかります。
これは、最近の円安相場により輸送用機器関連の業績が良かったことや、
金利上昇により銀行が利益を上げやすい環境だったことが理由として考えられます。
TOPIXがこの辺りのセクターが、日経平均よりも多いですからね。
しかし、1年間や5年間を見てみると、日経平均の方が高い傾向にありますね!
それぞれの構成によって、多少リターンに差が出るようです。
リスクも考えると
どちらのインデックスが良いかは一概には言えませんが、
リスクを考慮すると、より多くの銘柄を含むTOPIXの方が優れていると考えています。
これは、株価の変動リスクが分散されるためですね。
したがって、私はTOPIXに連動する投資信託に投資する予定です!
皆さんもこの情報を参考に、ご自身の投資を検討してみてください。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
分散によるリスク低減の観点から、TOPIXを私は選びます。
銘柄の数や計算の違いから、構成比率やリターンが異なることがわかりましたが、リターンの傾向は近いですね。
アメリカの場合も、ダウ平均よりも時価総額加重平均型のS&P500がメジャーですので、その考えに乗っ取ろうと思います!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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