本記事では、「50代後半だけど、退職間際でもう投資するのは良くないのかな?退職金とかどうしよう?」と疑問を抱く方に向けて、
55歳から59歳のあなたへ!!これから投資をするなら、このポートフォリオへ毎月○○万円積立!!
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
50代後半であれば、安定したポートフォリオに大き目の資金を投入する必要があります!
しかし、それでも年金受給の65歳以降に、10万円の取り崩しが100歳まで可能になります。
固めのポートフォリオなら、株式50%、先進国債券20%、日本国債30%(期待利回り 約3%)
月12万円~21万円投資をすることで、65歳以降に10万円の取り崩しが100歳まで可能です!
もし投資に慣れていて攻めれそうなら、株式50%、先進国債券50%(期待利回り 約3.5%)
月10.5万円~18.5万円投資をすることで、65歳以降に10万円の取り崩しが100歳まで可能です!
50代後半からの投資であれば、1つ目の固いポートフォリオがおすすめです!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
今まで投資についていろいろと話してきましたが、
見てくださっている方の多くは50代から60代の方なんですね!!
前回は、50代前半の方にはどのような投資がいいのか?
ポートフォリオや目標資産額、月の投資額についてシミュレーションしました。
本日は、50代後半 55歳から59歳の方に向けた具体的な投資方針についてお話しします。
50代後半の方がどのようなポートフォリオを組むべきか、
いくらを目指して投資すべきか、
そして毎月どれくらい投資すべきか
これらの疑問点について、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
ポートフォリオについて
まず、50代後半の方におすすめするポートフォリオをご紹介します。
と言っても、前回50代前半の方におすすめしたものと同じになります!
基本的には債券を多めに含んだ保守的なポートフォリオを組むことを提案します。
具体的には、以下の2つのポートフォリオが考えられます。
A案:株式50%、先進国債券50%(期待利回り 約3.5%)
B案:株式50%、先進国債券20%、日本国債30%(期待利回り 約3%)
期待リターンは、株式5%、先進国債券2%、日本国債0.47%としています。
債券比率を50%にしておくことで、比較的安定したリスクにしており、
B案については、さらに日本国債を含めることで為替リスクも減らしています。
したがって、比較的投資に慣れており、安定よりの中でも為替リスクを取れる方や、
現金は数年生きれるぐらい別途持っている方は、A案をお選びいただてもいいと思います。
そうでない方は、B案が比較的固くておすすめです。
リタイアまでの期間が短いことを考えると、
50代前半に比べて、B案を選んだ方が良いか方の割合が増えると思っています!
次に、これらのポートフォリオを組んだ場合に必要な資産と投資期間について考えてみましょう。
シミュレーションの前提
シミュレーションを行うための前提条件です。
働く期間を64歳までとし、その時点で退職金として1000万円を受け取るものとします。
また、退職金の税金はほぼ無税と仮定します。
年金の受給開始年齢は65歳としますね!
きっと、後10年で一律で受け取り期間が5年後ろ倒しにしないだろうと信じて・・・
定年後の生活費は、月26万円とします。
65歳以降は資産から月額10万円を取り崩し、
さらに平均的な厚生年金の受給額である月額16万円を合わせ、月額26万円で生活することとします。
65歳から100歳までの30年間毎月10万円を取り崩す場合、必要な資産額は
利回り3%で2438万円
利回り3.5%で2613万円
です。
では、次に、これらの資産額に到達するための毎月の投資額についてお話しします。
資産形成に必要な投資額
必要な資産額に到達するためには、毎月どれくらいの投資が必要かを試算していきます。
55歳時点での預貯金が0円とは考えにくいですが、0円から積み立てる想定でシミュレーションを行います。
そして、さらに最長でも55歳から65歳まで、最短では59歳から65歳までととても短い準備期間となります。
ですので、とても月あたりの投資額が多くなりますが、
こちらについては、今まで貯めてきた預貯金を少しずつ、投資に回していただければと思います。
そして、今回は64歳の時点で退職金1000万円を一括で投資してます。
期間分散をして、3年程度に分けた方が良いなどの考えもありますが、
便宜上、今回は一括投資を選ばせていただきました。
では、シミュレーション結果です。
利回りが3.5%の場合の試算
55歳から59歳の間で投資を始めて、いくら毎月投資をすれば2438万円になるのか試算しています。
金額が大きいですね・・・
子育ての大学資金が払い終わっている方や、住宅ローンが払い終わっている方でないと、0円からお金を作るのは難しいですね。
利回りが3%の場合の試算
55歳から59歳の間で投資を始めて、いくら毎月投資をすれば2613万円になるのか試算しています。
50代後半からの投資の場合、こちらのポートフォリオの方がおすすめです。
しかし、先ほどよりさらに金額が大きいですね・・・
子育て完全に終わっている世代で、住宅ローンが返済できる家庭でないと厳しいですね。
ですので、今までの預貯金もうまく使って資産形成に取り組んでいただければと思います!
預貯金はどれぐらいまで投資に回してもいいの?
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、
年金を受給している方については、5年ぐらいの生活費は現金がベター
だと思っています。
年金がありますので、何とかなるとは思いますが、
このぐらいの現金は持っておいた方が暴落時に落ち着いて対応できると思うからです。
仮に、月10万円の取り崩しか必要で、5年分となると、600万円ということになりますね。
生活防衛資金として、現金を600万円程度保有し、
そのうえで、
A案:株式50%、先進国債券50%(期待利回り 約3.5%)
B案:株式50%、先進国債券20%、日本国債30%(期待利回り 約3%)
のどちらか、もしくは、ご自身に合わせて改良したポートフォリオで運用いただくのが良いと思います。
なお、
株式は、eMaixis slim 全世界株式 オールカントリー
先進国債券は、eMaxis slim 先進国債券インデックス
日本国債は、個人向け国債10年変動
を想定しています。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
50代後半であれば、安定したポートフォリオに大き目の資金を投入する必要があります!
しかし、それでも年金受給の65歳以降に、10万円の取り崩しが100歳まで可能になります。
固めのポートフォリオなら、株式50%、先進国債券20%、日本国債30%(期待利回り 約3%)
月12万円~21万円投資をすることで、65歳以降に10万円の取り崩しが100歳まで可能です!
もし投資に慣れていて攻めれそうなら、株式50%、先進国債券50%(期待利回り 約3.5%)
月10.5万円~18.5万円投資をすることで、65歳以降に10万円の取り崩しが100歳まで可能です!
50代後半からの投資であれば、1つ目の固いポートフォリオがおすすめです!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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