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アメリカの消費者物価指数(CPI)と賃金上昇率をチェックして、トレンド予想!

本記事では、「インフレが低下するのかな?今後の賃金上昇と株価どうなるんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、

アメリカの消費者物価指数(CPI)と賃金上昇率をチェックして、トレンド予想!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

消費者物価指数と賃金上昇率は、長い目で見ると同じような動きをしています!

物価や賃金の上昇率が収まってくると、徐々に景気後退する合図かもしれません。

インフレが高い時も、株式は物価上昇を上回る成績を上げるときもありました。

また、インフレ率が低い1990年代など、株式は堅調に動いています!

一時的にインフレが鎮静化しつつある今、株式や債券へ資産を置き換えるのもアリかもしれませんね!

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始めに自己紹介させてください。

めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

今更ですが、2022年はつらい年でしたね。

インフレ退治のための利上げで、株式も債券も大きく下げました。

そんな経済状況を理解する上で、消費者物価指数(CPI)と賃金上昇率の関係について知ることは非常に重要ですね。

この関係を知ることで、この先発表されるCPIや賃金上昇率が、景気にどのような影響を与えるかを把握するのに役立ちます。

今回はアメリカの過去50年間の消費者物価指数の変動を概観し、賃金上昇率との関係やその経済的影響を解説します!

       

消費者物価指数と賃金が同じように上昇する?

まず、過去50年間でアメリカの消費者物価指数は一般的に上昇傾向にありました。

この期間には、インフレ率が高かった1970年代や低かった1990年代など、さまざまな局面がありましたが、全体として物価は上昇しています。

そして、消費者物価指数が上昇すると、一般的に賃金も上昇するとされています。

これは、物価上昇により生活費が増加するため、労働者の賃金もそれに伴って上昇することが期待されるためですね!

しかし、この関係は必ずしも一致するわけではありません・・・

賃金上昇率が消費者物価指数の上昇率に追いつかない場合、実質賃金は低下し、生活水準が悪化することがあります・・・

実際に、1974年~2020年までのCPIと賃金上昇率の関係を見てみます。

オレンジ線がCPI グレー線が賃金上昇率

オレンジ線の方が上下に大きく動くものの、グレー線もマイルドに追従しているように見えます。

ですので、長い目で見ると物価に合わせて、賃金も上昇する様子が見えますね。

しかし、明らかにグレーよりもオレンジの方が高いところがあります。

この辺りは、生活を圧迫していたのであろうことが良くわかりますね・・・

       

恐怖のスタグフレーション 生活が困窮

先ほど、賃金がインフレに追い付かないと生活が悪化するという話をしました。

しかし、さらに悪い状態があります。

それは

スタグフレーション

です。

これは、インフレと経済停滞が同時に発生する現象です!

この状況では、物価は上昇する一方で、経済成長が停滞し雇用の創出が難しくなります。

このため、賃金の上昇が物価の上昇に追いつかず、生活が困窮することがあります。

1970年代のアメリカでは、このスタグフレーションが発生し、多くの人々が苦しんだ経験があります・・・

日本では、オイルショックでトイレットペーパーを買いに走った時代でもありますね!

現在のヨーロッパ諸国では、このガスや電気代の高騰でスタフグレーション状態だという話もあります。

注意深く経済動向を見ていきましょう!

       

消費者物価指数とS&P500の株価の関係

では、消費者物価指数 CPIが株価にどのような影響を与えるのか気になりますよね?

今のところは悪い印象しかありませんが、どうなのでしょうか?

まず、一般論から。

インフレが適度な範囲内で推移している場合、企業の収益や消費者の購買力が増加し、株価にポジティブな影響を与えることが期待できます。

それは、企業の収益が増えることで、投資家はより高いリターンを期待し、株価が上昇するからです。

しかし、インフレが急激に上昇し物価が高騰すると、消費者の購買力が低下し、企業の収益に悪影響を与える可能性があります。

この場合、投資家は企業の将来の収益が不確実になると考え、株を売る。

つまり、株価が下落することもあります・・・

では、本当にそうなっていたのか?確認してみましょう!

青い棒グラフがS&P500 オレンジ線がCPI

ぴったりとは騰落率とCPIの値が一致はしていないですね・・・

ただ、CPIの上昇率よりも株式の騰落率の方が高く出ています。

こういったインフレの時は、現金ではなく、資産性の高いものに置き換えておくことが大切ですね。

また、インフレ率が低い1990年代など、株式は堅調に動いています!

適度なインフレが経済成長や株価にプラスの効果をもたらす一方で、急激なインフレやデフレが株価にネガティブな影響を与えることがあります。

これらの指標を総合的に分析し、適切な投資判断を行うことが重要ですね!

これから長期的には上方向なると考えていますが、引き続き動向を見守っていきましょう。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

消費者物価指数と賃金上昇率は、長い目で見ると同じような動きをしています!

物価や賃金の上昇率が収まってくると、徐々に景気後退する合図かもしれません。

インフレが高い時も、株式は物価上昇を上回る成績を上げるときもありました。

また、インフレ率が低い1990年代など、株式は堅調に動いています!

一時的にインフレが鎮静化しつつある今、株式や債券へ資産を置き換えるのもアリかもしれませんね!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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