本記事では、「債務上限問題が片付いたのに、なんで債券価格が上がらないんだろう?」と疑問を抱く方に向けて、
【金利上昇?】債務上限が合意されても爆弾は残っていた!?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
債務上限問題が解決したからと言って、債券市場が安泰というわけではなさそうです。
新規に国債が多く発行されるため、これから金利上昇傾向に向かう可能性があります!
その結果、債券のみならず、株式やゴールドも下がる可能性あります。
これからしばらく金利の動向を確認していきましょう!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
2023年の債務上限問題とその解決結果について
2023年5月、アメリカの金融世界は大きな問題に直面していましたね!
それは、国の財政的な「債務上限」の問題!
債務上限とは、政府が借り入れられる最大額を定める法律ですね。
もし債務上限に達してしまい、それが引き上げられなければ、政府は新たな借金をすることができません・・・
つまり、最悪の場合、債務不履行(デフォルト)に陥ることもあります。
しかし、大混乱を避けるためにアメリカは法案を可決し、債務上限問題を解決しました。
政府は、国防費以外の2024年度の支出を2023年度とほぼ同額に抑えることで、
債務上限を2025年1月まで一時的になくし、政府の借り入れ上限を事実上引き上げました。
債務上限問題が解決しても債券価格が下落する
これで、債券はもう大丈夫!
と、言いたいところですが・・・
そんなこともないんです。
債務上限が引き上げられると、政府は新たな国債を発行し、その資金を使って政府の運営資金(TGA)を増やしますね。
あれ、国債が増えると・・・
そう、その供給量が増えてしまい、結果的に国債の価格は下がります!
国債の価格が下がると、その利回り(金利)は上昇しますね・・・
なぜなら、国債の価格と利回りは逆関係にあるからです。
米国債券投資をしている方は、評価額が下がる可能性ある
改めて整理しますね!
先ほど金利が上昇するといいました。
ということは、既に保有している国債の市場価格は下がります。
なぜなら、新たに発行された国債の方が利回りが良くなるため、既存の国債は相対的に価値を失うからですね・・・
とほほですね。
つまり、我々のような既に米国債券を投資として保有している方は、評価額が下がる可能性があるということになります。
金利の上昇は、米国株式やゴールドも下げる可能性がある
さらに悪いことが重なると・・・
金利の上昇は、株式やゴールドなどのリスク資産にとってはマイナスの影響を及ぼす可能性があるんですね。
なぜなら、これらの資産は金利と逆の動きをすることで知られています。
つまり、金利が上がれば、これらの資産の価格は下がる傾向にあるんです。
米国株式やゴールドを保有している方も注意が必要となります。
以上のことから、「債務上限問題の解決=全てが安泰」ではないことがおわかりいただけたかと思います。
とはいえ、金融市場の動きは複雑で、一つの出来事が様々な影響を及ぼします。
その影響は、あなたの投資や資産にも影響を及ぼす可能性があるので、常に市場の動きに注目し、適切な対策を考えていくことが大切です。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
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では、まとめに入ります。
まとめ
債務上限問題が解決したからと言って、債券市場が安泰というわけではなさそうです。
新規に国債が多く発行されるため、これから金利上昇傾向に向かう可能性があります!
その結果、債券のみならず、株式やゴールドも下がる可能性あります。
これからしばらく金利の動向を確認していきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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