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【LQD・1496】ドル建て投資適格社債の魅力と危険性、金融危機はヤバイ!?

本記事では、「アメリカ地銀の破綻やクレディスイスの危機があるけど、ドル建ての投資適格社債に投資しても大丈夫かな?」と疑問を抱く方に向けて、

【LQD・1496】ドル建て投資適格社債の魅力と危険性、金融危機はヤバイ!?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

LQDや1496などのドル建て投資適格社債ETFは、その安定性と利回りの魅力から多くの投資家に支持されています!

実際に、金融危機の時は、ハイイールド債よりも価格の戻りも早い傾向にあります。

買い時は、利下げのタイミングや納得できる程度の円高に振れたタイミングだと思います。

うまく利用して、ポートフォリオの値動きをマイルドに、インカムゲインを得ていただければと思います!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

金利の上昇に伴って、アメリカの地銀が破綻。

クレディスイスをUBSが買収するなど、金融危機の引き金になりそうな色々なことがありましたね・・・

ドイツ銀行も怪しい動きをしていて怖いですね・・・

さて、そんな中、ドル建て社債は世界中の投資家にとって魅力的な投資先でありますね!

しかし、同時に危険性も孕んでいます。

今一度、ドル建て投資適格社債の魅力と危険性、金融危機時の値動き、そしてリーマンショック時の債券ETFの動きについて解説します。

LQDや1496に投資をしようとしている方は必見です!

       

ドル建て社債の魅力

まず、安定性から。

ドルは世界的な基軸通貨であり、その信用力は他の通貨と比較して非常に高いですね!

このため、ドル建て社債は安定性が高く、リスクの低い投資とされています。

リスク分散として、円以外にドルを持っておくのは分散の観点でいいですね。

次に利回りです。

アメリカ経済が世界経済の中心であることから、ドル建て社債の利回りは他の通貨建ての社債に比べて高い場合が多いです。

実際にユーロ建て社債のETFや円建てに比べて、圧倒的に高いですね!

最後に流動性です。

ドル建て社債市場は非常に大きく、取引が活発です。

つまり、流動性が高いとされています。

これにより、売買が容易で、手数料も低く抑えられることが多いです!

       

ドル建て社債の危険性は?

まず、為替リスクですね。

ドル建て社債に投資する場合、どうしても為替リスクが発生してしまいます。

円で利益を得ようとすると、為替変動により損益が大きく変動することがありますね・・・

これが外国資産を保有することのメリット、デメリットです・・・

今よりも円高になると、どんどん損側に振れてしまいますね!

続いて、金利リスクです。

アメリカの金利が上昇すると、ドル建て社債の価格は下落し、利回りが上昇します。

このため、金利の変動によって価格が大きく変動するリスクがあります。

これは2022年に体験しましたね!

最後に信用リスクです。

今の社債市場はここが大きな問題になりそうな気がしています!

企業の信用力が低下すると、その企業が発行した社債の価格は下落し、利回りが上昇します。

銀行破綻などで会社の資金繰りに影響が出ると、この信用が下がるわけですね・・・

       

金融危機時の値動きはどうなるの?

金融危機が発生すると、投資家はリスクの高い資産から安全な資産へと資金を移動させる傾向があります。

このため、一般的には、高品質のドル建て債券(例えば、アメリカ国債)は値上がりし、リスクの高い債券(例えば、ジャンク債)は値下がりすることが多いです。

リーマンショックが発生した時はどうなったのでしょうか?

一例で、債券ETFであるLQD(投資適格社債ETF)とHYG(ハイイールド社債ETF)を比較してみましょう!

LQDは、投資適格企業債を中心に構成されています。

リーマンショック前後で一時的に価格が下落しましたが、その後、金融危機が緩和されるにつれて価格が回復しました!

この動きは、投資家がリスク回避のために安全資産への投資を増やしたということですね。

一方で、HYGはハイイールド(高利回り)企業債を中心に構成されています。

リーマンショック時には大幅に価格が下落しました!

これは、金融危機によって多くの企業の信用リスクが高まり、投資家がリスクの高い資産から資金を引き揚げたことが影響しています。

ここ1カ月もLQDの値動きが、HYGよりも高いリターンを出していますね!

このことを考えると、今のような不安定なタイミングでは、投資適格社債の方がよさそうですね!

       

LQDや1496の買い時は?

最後に、買い時について触れておきますね!

私がドル建て社債の買い時を感じるタイミングは以下のような状況です。

1. 利下げが行われそうな時

利回りと債券価格は一般にシーソーの関係にありますね。

ですので、これから利回りが低下するということは、債券価格が上昇する可能性があるということです!

今FOMCの発言を聞く限りは、利下げのタイミングが今年の末か来年か不透明ですね。

ただ、いずれ来る利下げを予想して購入すると、利益を出せるかもしれません。

2. 為替相場が有利な時

円に対してドルが安い時、つまり円高の時に購入できるといいですね!

これは、為替リスクが低く、ドル建て社債の価格が相対的に上昇する可能性が高まります。

ただ、市場のタイミングを予測することは困難ですので、リスク分散を行いながら投資してください。

また、長期的な投資戦略を立てることで、短期的な市場の変動に左右されにくくなるので、こちらもご検討ください。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

LQDや1496などのドル建て投資適格社債ETFは、その安定性と利回りの魅力から多くの投資家に支持されています!

実際に、金融危機の時は、ハイイールド債よりも価格の戻りも早い傾向にあります。

買い時は、利下げのタイミングや納得できる程度の円高に振れたタイミングだと思います。

うまく利用して、ポートフォリオの値動きをマイルドに、インカムゲインを得ていただければと思います!

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