資産運用

ひふみワールドの評判はいかに?ひふみ投信、世界株にも通用するか考察!

本記事では、「国内の成長株で有名なひふみ投信から 世界株をメインとしたファンドが出たって聞いたけど、評判どうなの?」と疑問を抱くアラサーサラリーマンに向けて、

ひふみワールドの評判はいかに?ひふみ投信、世界株にも通用するか考察!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

ひふみワールドは”長期的な視点で世界を驚かせるような会社に投資する”をコンセプトとしたアクティブファンド。

世界中の企業から、興味深い銘柄を選びポートフォリオを作成してくれ、暴落時は現金比率を上げて、ダメージ緩和に尽力してくれます。

ひふみ投信の目利き力で、世界の成長企業を見つけられると信じるなら、いまからの投資もアリだと思います。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

ひふみワールドとひふみワールドプラスとは

ひふみワールドは世界にあふれるビックリ!をみつけにいこうというコンセプトのもと2019年12月から開始され、日本を除く世界の成長企業に投資するアクティブファンドです。

このファンド、どこの会社が運用しているかと言うと レオスキャピタルワークスです。

あの著名な藤野英人さんがCEOが勤める会社ですから聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

レオスキャピタルワークスは資本市場を通じて社会に貢献する ための長期運用を目標としている会社です。

短期の利益を求めるのではなく、長期的な視点を持って投資するべき会社を見極めているということですね。

昨今では、

アクティブファンドはインデックスファンドを劣後する

そういった定説が一般的になっています。

そんな今だからこそ長期的な視点でインデックスと戦っているひふみワールドとひふみワールドプラスについて深掘りしていきます。

ひふみワールドとひふみワールドプラスの違い

2つの大きな違いは、直販タイプかそうでないかです。

ひふみワールドは、直販タイプのファンド

ひふみワールドプラスは、SBI証券松井証券といった販売会社を経由して購入可能なファンド

となります。

同じマザーファンドに投資してますので、構成銘柄やパフォーマンスは基本的には同じになります。

しかし、信託報酬が異なっていたり、買い付けを行う 証券会社もしくは銀行によっては買付手数料を取られてしまう可能性がありますので、その点でパフォーマンスが劣後する可能性があります。

ひふみワールド
買付手数料:0%
信託報酬 :1.628%(税込)
解約手数料:無

ひふみワールドプラス
買付手数料:販売会社による
 SBI証券松井証券なら0円
信託報酬 (以下税込)
 ~5000億円:1.628%
 ~1兆円   :1.518%
 1兆円~   :1.353%
解約手数料:無

ということで購入する証券会社選びさえ間違えなければ、信託報酬の面から言えば、ひふみワールドプラスの方が良いように感じます。

しかし、ひふみワールドを購入することの大きなメリットが1つあります。そこについて次の章でご説明していきます。

資産形成応援団で信託報酬の最大0.25%が帰ってくる

直販タイプのひふみワールドを購入するメリットの1つとして、資産形成応援団という制度があります。

この制度は、ひふみワールドのうち、長期保有したファンドにかかる信託報酬の一定分を、ひふみワールドの買い付けに充当してくれるというものになります。

具体的には、

5年以上保有した場合は0.1%
10年以上保有した場合には0.25%

をひふみ投信の買い付けに充当してくれる

ということになります。

つまり、10年以上保有すると、

信託報酬1.628%ー0.25%

実質1.378%

で運用してもらえるということになります。

アクティブファンドとしてこの信託報酬は、比較的安い価格となりますので、長期的に投資をする方であればひふみワールドを購入することをお勧めします。

ただ、口座数が増えることによる手間を考えると、ひふみワールドプラスでも良いかなと私個人としては思っています。

構成銘柄は?アメリカ株がメイン

ひふみワールドがどんな銘柄に投資しているのか、構成銘柄を確認しておきましょう。

1位から10位まで確認しておきます。個別銘柄選定の勉強にもなりますから、なぜこの銘柄なのかまでしっかり確認しておきましょう。

1位:Deutsche Post Ag

国 :ドイツ
割合:1.47%
業種:運輸
内容:世界を股にかけた運輸の会社です。サラリーマンをやっている方なら、海外に物資を輸送する時に DHL Expressを利用したことはあるのではないでしょうか?あの黄色いトラックにDHLと赤字で書いてある運輸会社です。世界中に拠点を持つ運輸会社ですので、参入障壁も高く、パンデミック解除からの急激な物流増加を見越して、成長が期待できる企業となっています。

2位:Accenture Plc

国 :アイルランド
割合:1.39%
業種:コンサル
内容:経営と技術をベースとしたコンサルティング会社です。世界中に顧客を持っており、コンサルティングの内容がAIなどといった特殊技術であるため、専門性が高く参入障壁があるコンサルティングを行っています。これから、世界的に事業業態を変革させなければいけない時期に入りますので、こういった専門性の高いコンサルティングの需要が高まるのかもしれません。

3位:General motors

国 :アメリカ
割合:1.25%
業種:自動車
内容:誰しもが知るアメ車のメーカーですね。実はゼネラルモーター、電気自動車に関する開発知見を持っており、今後のクリーンエネルギー化による流れの中で、この知見が活かされていくだろうということで 投資されているようです。

4位:American Express

国 :アメリカ
割合:1.25%
業種:金融
内容:通称、アネックス。こちらもかなり知名度の高い銘柄だと思います。クレジットカードの国際ブランドですね。基本的には、アメックスのクレジットカードで決済をした時の数パーセントの手数料が稼ぎとなります。ですので、これから経済再開とともに一般消費が広まれば、アメックスの利益も上がっていくという公算で投資されているものと考えられます。

5位:First Republic Bank

国 :アメリカ
割合:1.24%
業種:銀行
内容:今の時代に銀行!?そう思われた方もいらっしゃるかと思います。でも、この銀行はアメリカの中でも地銀の部類となり、ビジネスとしては個人の裕福層をターゲットに顧客を広げる成長銘柄となります。多くの銀行が成長できていない中での成長ですので、その手腕を期待されてのポートフォリオ組入となっています。

6位:Discover Financial

国 :アメリカ
割合:1.23%
業種:金融
内容:比較的良好ではないクレジットの方々への金融サービスを行っている銘柄となります。一般に消費セグメントでの金融サービスがメインとなりますので、経済再開に伴う個人消費の増加で、これから収益が見込めると想定されているものと考えられます。

7位:Capital One Financial

国 :アメリカ
割合:1.18%
業種:金融
内容:こちらも消費セグメントに関する金融をメインで行なっている会社です。先ほどと同様に経済再開に伴う個人消費の増加によって、これから収益を上げられると想定されているものと考えられます。

8位:Generac Holding

国 :アメリカ
割合:1.18%
業種:資本財
内容:家庭用発電機のメーカーです。今年の冬、電力の供給不足によって、大規模な停電が起きました。そういった経験をした地域の方々は、バックアップ用に これらの家庭用発電機を購入することを見越して、投資しているものと想定されます。

9位:Siteone Landscape

国 :アメリカ
割合:1.18%
業種:資本財
内容:造園用品の販売会社です。アメリカとカナダをメインに事業を展開しています。ニッチな業界ではありますが、中小規模の販売店をどんどん買収し、この業界で寡占化することを望んでいるものと考えられます。ニッチな分野を独占するということは、企業にとってとても美味しい状況だと考えられますので、長期目線で見ても、とても面白い会社だと感じています。

10位:Texas Instruments

国 :アメリカ
割合:1.17%
業種:半導体
内容:半導体の設計を請け負う会社です。アナログICやプロセッサーの開発を行っています。昨今、半導体不足が叫ばれ、自動車工場の停止まで事態は波及しています。そして、今後はさらに半導体の進化が求められると考えられます。そういったことを踏まえると、 この銘柄は長期的に見て有望だと考えられます。

このように、この先に起こりうるトレンドを予想し、そのニーズに対応するであろう企業に多く投資していますね!

対して、eMaxis slim全世界株式(除く日本)などのインデックス投資では、アップルやマイクロソフト、アマゾン、アルファベット、フェイスブックなど誰しもが知るビックな銘柄です。

インデックス指数では投資する機会が少ない銘柄に投資できることが、アクティブファンドの魅力の一つですね!

普段サラリーマンをやっている個人投資家が世界の成長銘柄を発掘することは難しいと思います。

こういったところが、コンセプトに共感するアクティブファンドに投資することの大きなメリットだと改めて思います。

資産のバランスと各国の投資割合

アクティブファンドは、常にすべての資産を株式で運用しているわけではありません。

その時々のリスクに応じて、現金比率を上げたり下げたりしています。

ということで、2021年4月時点の資産のバランスについて確認しておきます。

外国株式   89.92%
海外投資証券 1.46%
現金     8.62%

※月間レポートより

パンデミックによる市場の混乱が若干落ち着き始めている環境とはいえ、未だに現金比率は8%を超えています。

ひふみ投信としては、まだ完全にリスクオンの状態になっていると思っていないということがわかります。

また、先ほどポートフォリオのトップ10銘柄について確認しましたが、上位10銘柄中8つの銘柄が、アメリカの銘柄でした。

念のため、各国の投資割合を確認しておきましょう。

ひふみワールドの国別投資割合

1位:アメリカ 61.13%
2位:中国   8.49%
3位:ドイツ  4.49%
4位:フランス 3.73%
5位:イギリス 2.01%

eMaxis slim全世界株式(除く日本)の国別投資割合

1位:アメリカ 60.2%
2位:イギリス 3.8%
3位:フランス 3.0%
4位:カナダ  2.9%
5位:ドイツ  1.83%

※eMaxis slim全世界株式(除く日本)月間レポートから

全世界株式のインデックスと比較すると、アメリカの投資割合はあまり変わらないものの、中国とドイツの投資割合が比較的高いことが分かります。

これは世界の名目GDPのランキングで見ると、理にかなっているように感じます。

世界の名目GDPは、アメリカと中国、日本、ドイツの順番となります。

内需が大きいということは、その国の企業にとってはわざわざ海外で戦わなくてもある程度の売上、利益を確保できるということになります。

したがって、内需や個人消費が大きい国の将来有望な銘柄に投資することで、効率よく資産を増やすことができると考えられます。

そういった意味で、ひふみワールドが名目GDPと同じ順序で投資していることに納得できます。

過去の利回り

続いて、気になる利回りを確認していきましょう。

過去1年リターン

ひふみワールド
:58%
eMaxis slim全世界株式(日本除く)
:49.80%

※データはひふみ投信/eMaxis slim全世界株式運用報告書より

2019年12月からの運用ということで、あまりデータがなかったため、過去1年の利回りだけ記載しています。

過去1年のデータを見ると、インデックスファンド に比べて、約10%近くアウトパフォームしています。

このアウトパフォームした理由は、銘柄選定もあるとは思いますが、暴落時にアクティブファンド特有の現金比率を高めるという防御策の成果もあったと考えられます。

どういうことか次の章で説明していきます。

現金比率の調整がうまい

アクティブファンドが、インデックスファンドと異なる点として現金比率を調整するということがあります。

一般に、インデックスファンドというのは投資家から集めたお金を全て指数に連動するように運用します。

しかし、アクティブファンドの場合、株価が暴落しそうな気配を感じると現金比率を高め、ダメージを軽減する。

逆に、これから上昇局面だと判断した場合は、現金比率を下げ、株価上昇の恩恵を受けれるようにする。

そういった投資判断をしていきます。

もれなく、ひふみ投信も現金比率を調整し、昨年2月のコロナショックによる暴落を乗り切っています

以下の図に、2020年1月から7月までの各月の現金比率を示しています。

      現金率
2020年1月 18.90%
2020年2月 21.80%
2020年3月 21.40%
2020年4月 16.80%
2020年5月 14.06%
2020年6月 10.70%
2020年7月 9.70%

※データはひふみワールド運用報告書より

データがある1月時点では、18.9%だった現金比率が2月の暴落局面では21.8%まで高まってます。

そして、その後少しずつ現金比率を下げていき、7月時点では一桁台に戻しています。

このように、暴落局面では現金比率を高めることによって、ダメージを軽減してくれます。

アクティブファンドと言うと、攻めの運用のイメージがありますが、こういった対応により守りの運用もしてくれることがわかります。

この考え方については、私たちがポートフォリオを運用する際にも気を付けた方が良いですね。

藤野さんのYouTube番組を拝見した際に、2020年2月に異変を感じれた時の対応について語られていました。

まず、パンデミックの異変を感じたため、現金比率高めるために動き出します。

しかし、投資している対象が中小の銘柄が多いこともあり、巨額のマネーを投資するひふみ投信が売りをかけると、株価が暴落してしまいます。

そこで、静かにゆっくりと株を売却し、現金比率を高めたそうです。優秀なスタッフと良好なパートナーさんとの付き合いがあってこそなせる技ですね。

ひふみワールドでも中小型株がメインなのか?

ひふみ投信といえば、中小型の成長株への投資でインデックスをアウトパフォームすることで有名なファンドです。

ひふみワールドにおいても、同様なのか検討しておきます。

ここでは時価総額1兆円未満の銘柄を中小企業と置くこととします。

1兆円から10兆円までが大型株、10兆円以上は超大型株とします。

       2020年1月  2021年1月
10兆円~    19%    19.52%
10~1兆円   38.90%   54.70%
1兆~3000億円 17.10%   13.44%
3000億円~   6.50%   2.40%

グラフを見ると、ここ1年で時価総額1兆円以上の大型・超大型株の割合が増加し、時価総額1兆円未満の中小株の割合が減少していることがわかります。

ただ、これはひふみワールドが中小株を売って、大型株に投資したと考えるよりも、パンデミック下の経済を下支えするため、世界の中央銀行がお金を刷ったことによる金余りが発生し、世界的に株式の時価総額が増加していることが原因だと考えられます。

また、外国株の場合、世界中からの資金が投資されていることもあるため、注目度の低い銘柄でもある程度の時価総額になっている可能性があります。

そういったことから、ひふみ投信が得意とする”まだ世間から注目を受けていない中長期的な成長株への投資”というのは継続して行われているのではないかと考えています。

今後とも、ひふみ投信の目利き力が世界に通用すると考えるのであれば、ひふみワールドはとても魅力的なファンドだと考えられます。

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投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

まとめ

今日のポイント

ひふみワールドは”長期的な視点で世界を驚かせるような会社に投資する”をコンセプトとしたアクティブファンド。

世界中の企業から、興味深い銘柄を選びポートフォリオを作成してくれ、暴落時は現金比率を上げて、ダメージ緩和に尽力してくれます。

ひふみ投信の目利き力で、世界の成長企業を見つけられると信じるなら、いまからの投資もアリだと思います。

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