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【債券投資】インフレ、金利上昇が怖い!?投資しても大丈夫?

本記事では、「インフレも進む中で債券投資しても大丈夫かな?」と疑問を抱く方に向けて、

【債券投資】インフレ、金利上昇が怖い!?投資しても大丈夫?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

過去に倣うとインフレが進む中でもある程度のリターンが得れた債券投資。

私は、年初来の安値付近をつけているAGGやLQDを買い増ししています!

ただ、これからインフレが再加速すると想定するなら、株式などインフレに強い資産がいいかも。

来年にはインフレ鎮静化を願いつつ、市場動向を見ていきましょう!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

皆さん、債券って気になりますよね?

最近は特にAGGのようなものが安くなってきています。

実は私、めだかぶも少しずつ買い足しているんです。

でも、今買って本当に大丈夫なのかな・・・

そんな疑問をもつ方のために、過去70年以上のデータを元に考えてみました。

       

過去の政策金利の動きを見ていこう

1954年から2022年までの政策金利の動きをチェックすると、

1954年は1~2%程度!

それが1980年代にかけてどんどん上昇していってます。

この時期、経済の調子がよくなかったのですが、インフレも進行するスタフグレーションに陥っていました。

これをポールボルカー議長が、利上げを強行することで乗り越えたんです!

その後はどんどん下がって、リーマンショックの頃には0%付近までになっていますね。

       

インフレ率もチェックしてみよう

高い金利なら、株よりも金利の影響を受ける利回りの高い短期国債を買えばいいって思いますよね!

でも、ちょっと待ってください。

インフレ率も一緒に確認しないとなんです。

ということで見てみると・・・

インフレ率のグラフを見ると、動きがほぼ一緒なんです!

なので、結局のところ、高い利回りで得た利益もインフレで減ってしまうんですね・・・

話はうまくいきませんね。

       

インフレ率と政策金利、どっちが上?

実際にどれぐらいの追従率なの??

具体的な数字で見てみましょう!

これは0より上にあれば、政策金利が高い、下にあればインフレの方が高いことを指します。

毎年、政策金利とインフレ率を比べてみると、政策金利が高い時もあれば、インフレ率が高い時もありますね!

でも、驚くことに、政策金利の方が上回ることが意外と多いんです!

ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」によれば、1900年から2003年の約100年間、

インフレ調整後のリターンは、

株式が6.5%

長期債券が2%

短期債券が1%

このデータを見ると、債券であっても、インフレ調整後、賢く投資すれば利益を得られる可能性があると感じますね!

       

株式のリターンはどうなの?

さて、株式のリターンについても詳しく見てみましょう!

シーゲル氏のデータによると、株式がインフレ調整後で約6.5%。すごい数字ですよね!

具体的な期間を二つ取り上げて、比較してみました。

1954~1984年の期間:
 インフレ率(年率)は4.68%
 SP500のリターン(年率)は5.24%

 インフレ調整後のリターンは0.531%

1984~2014年の期間:
 インフレ率(年率)は2.71%
 SP500のリターン(年率)は8.75%

 インフレ調整後のリターンは5.885%

1954~1984年というインフレに悩まされ、利上げを行っていた時代のリターンは小さくなっています。

しかし、その後の利下げフェーズでは大きくリターンを上げていますね!

つまり、見ての通り、時期によってはインフレの影響を受けて、リターンが低くなることもありました。

ただ、全体としても、株式投資はしっかりと利益をもたらしてくれることがわかります!

       

まとめ

インフレや金利がどう動くかは予測が難しいね・・・

今のところ、私はAGGや優良社債のLQDの購入を続けています!

ただ、長期債券はもう少し様子を見ようかなと思っています・・・

皆さんも、自分の投資スタイルに合わせて、しっかりと情報を取り入れて、賢く投資を楽しんでくださいね!

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

過去に倣うとインフレが進む中でもある程度のリターンが得れた債券投資。

私は、年初来の安値付近をつけているAGGやLQDを買い増ししています!

ただ、これからインフレが再加速すると想定するなら、株式などインフレに強い資産がいいかも。

来年にはインフレ鎮静化を願いつつ、市場動向を見ていきましょう!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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投資は自己責任で。

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