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【東証ETF】円安危険?米国株式に投資するなら、為替ヘッジは必要?

本記事では、「米国株式に投資したいけど円高が気になるなあ~。東証ETFなら為替ヘッジできるものがあるの?」と疑問を抱く方に向けて、

【東証ETF】円安危険?米国株式に投資するなら、為替ヘッジは必要?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

東証ETFで米国株式に投資したいと思う時に、為替の影響を受けにくい為替ヘッジありのETFは有益!

今後、円高だと思うならヘッジありETF、円安 or 一定 だと思うなら、為替ヘッジなしのETFがおすすめ!

為替ヘッジのコストは、現状4%付近まで上昇しているので、為替ヘッジありに投資する場合は、短中期で投資がいいですね。

めだかぶは、1年~3年ぐらいを目安に投資しようと思います。

証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券松井証券がおすすめ!

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

はじめに

以前、東証ETFで米国株式の代表的な指数S&P500に投資できることをご紹介しました。

4つのETFを比較し、現状で優れているものは、

1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF

でしたね!

その時に、円安についてお話ししました。

今は円安に振れており、円建てで見た米国株はあまり下がっていませんが、ドル建てで見た米国株は25%近く下落してます・・・

つまり、ここから1ドル120円などの円高に振れた場合、大きくETF価格が下げる可能性があるということですね。

その対策として、

為替ヘッジありのETFを購入する

というのがありますので、本日は解説していきます。

       

為替ヘッジありの東証ETFを購入するとは?

1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETFは、S&P500に連動するように運用されているシンプルなETFです。

ドル建てでの株式の価格に、現状1ドル150円近くまで上昇中の円がかけられることで、

円で株式の価格が表示

されます!

でも、円高/円安に振り回されるのは嫌ですよね??

実は、1655に為替ヘッジをかけたものがあるんです。

それは、

2563 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)

です。

こちらを購入することで、円で購入したのにドル建てでの株価の動きと似たような動きになります。

つまり、もしこの先1ドル110円まで円高になったとしても、為替の影響を受けず、米国株式が上昇してくれれば素直にその利益を得ることができます。

       

為替ヘッジはデメリットもあるので気をつけよう

そんな為替ヘッジですが、無料ではやってくれないですね・・・

一般に為替ヘッジの手数料は、両国の金利差と言われています。

今日本の金利は、限りなくゼロ、むしろマイナスにいます。

そして、アメリカの金利は、1年間で4%近くまで上昇していますね。

つまり、為替ヘッジは、

1年間で4%程度と想定

されます!

1年で4%もリターンが低下してしまうと、長期的に投資すると大きなコスト増になってしまいます。

このことから、基本的な長期投資においては、為替ヘッジはなしのものを購入いただくことをおすすめしています!

       

為替ヘッジありとなしを比較してみよう

先ほどは、”1655”と”2563”を例にあげましたが、2563が設定から日が浅く、比較期間がいまいちです。

ということで、今回は、

1547 上場インデックスファンド米国株式

2521 上場インデックスファンド米国株式 為替ヘッジあり

を比較していきます!

以下のチャートを確認ください。
オレンジ:1547  青:2521  緑:ドル円

見てわかるように、2521は今年に入ってから大きく下落しています。

しかし、1547はそこまで下落していませんね!

これは、同時期に上昇しているドル円の影響を大きく受けていることが、緑の線を見てわかります。

でも、意外と2021年以前の期間は、同じような動きになっていますね!

これは、ドル円がある程度のレンジの中で安定して動いていたからだと思われます。

ということは、今は超円安に振れているわけですから、120円ぐらいまでは円高に振れてもおかしくないと思うわけです。

そういったことを考えると、まだ円高と株安によるダブルパンチで下げる可能性のある1547よりも、すでに下がっている2521の方が、素直に米国株式の上昇を取れるのではないかと考えています!

       

ドル円の予想と短中期での投資がポイント

最後に、どちらのETFに投資したらいいのか?

考えるべきポイントをお話しますね!

まず、ドル円がどう動くと予想するかです。

円高だと思うなら、ヘッジありETF

円安 or 一定 だと思うなら、為替ヘッジなしETF

ということになります。

円安と円高については説明不要と思いますが、一定については為替ヘッジコストが高いため、なしのものがおすすめです!

また、この為替ヘッジのコストは、現状4%付近まで上昇していると考えるられるため、長期で保有すると著しくリターンを下げると思われます。

ですので、

為替ヘッジありに投資する場合は、短中期で投資

することを心がけてください。

めだかぶは、1年~3年ぐらいを目安に投資しようと考えています。

今の円安で皆様がお気づきになられているように、円だけではなくドル資産を持つことも大切です!

長期で保有するなら、為替ヘッジなし!このことを覚えておいてください。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

東証ETFで米国株式に投資したいと思う時に、為替の影響を受けてない為替ヘッジありのETFは有益!

今後、円高だと思うならヘッジありETF、円安 or 一定 だと思うなら、為替ヘッジなしのETFがおすすめ!

為替ヘッジのコストは、現状4%付近まで上昇しているので、為替ヘッジありに投資する場合は、短中期で投資がいいですね。

めだかぶは、1年~3年ぐらいを目安に投資しようと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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投資は自己責任で。

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