資産運用

景気後退!?S&P500の株価はどう動く?

本記事では、「最近株価も下げるわ、景気後退という言葉が出てくるわで、不安に思っている」アラサーサラリーマンに向けて、

景気後退!?S&P500の株価はどう動く?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

世界情勢の不安定化とインフレによって、景気後退の可能性が出ています。

過去の50年間で7回、景気後退が起きています。

しかし、S&P500の株価は7回中3回プラスで終わっていました。

今回の状況はインフレや世界情勢など、最大下落率46%だった1973年~1975年の景気後退に似ているので、油断は禁物!

ご自分の投資目的を再確認して、適宜情報を確認していきましょう!

私は、セミリタイアのため長期的に保有していきます!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

景気後退が叫ばれている?

ウクライナ危機による国際情勢の不安定化。

石油や穀物などコモディティの高騰

これらによって消費マインドが冷え込み、景気が後退する懸念が出てきました。

実際に株価は年初から下落の一途です・・・

過去、このように短中期的に株価が低迷した時期は、その後景気後退入りが宣言されることが多いといわれています。

遅れて景気後退が宣言されるのは、株式市場は先見性があるためですね!

景気後退と聞くと、株価は下落するように感じませんか?

では、過去の景気後退の時期に株価がどう動いたのか?

確認していきましょう。

       

景気後退とは?

まず、景気後退について確認しておきます。

日頃なんとなく不景気という言葉を使っていますが、定義といわれると困ってしまいますね。

景気後退の定義は国によって異なります!

日本の場合は、内閣府が毎月公表するDI(ディフュージョン・インデックス)という数字でチェックします。

DIは景気を指標化したもので50%を下回る状態が継続するとリセッションとみなされます。

アメリカの場合は、全米経済研究所によって判断され、GDPが2四半期連続でマイナス成長となった場合をリセッションとみなされます。

今回はアメリカのリセッション期とS&P500の株価推移を確認していきますね!

       

過去の景気後退時の株価推移は?

では、早速リセッション期間とその時の株価を確認していきましょう。

確認する期間は1970年から直近の2020年2月の景気後退まで確認していきます。

まず、リセッション期間は以下になります。

1973/11~1975/3
1980/1~1980/7
1981/7~1982/11
1990/7~1991/3
2001/3~2001/11
2007/12~2009/6
2020/2~2020/4

ここ50年の間に7回リセッション入りしていたのですね。

大体、7年に1回のペースになります。

そして、その時の株価騰落率をグラフにしました。

リセッション期間 :騰落率

1973/11~1975/3 :-13%
1980/1~1980/7 :7%
1981/7~1982/11 :6%
1990/7~1991/3 :5%
2001/3~2001/11 :-2%
2007/12~2009/6 :-37%
2020/2~2020/4 :-1%

いかがでしょう?

意外にもプラスであることが多いんですね!

7回中、3回はプラスで終わっていました。

そして、2001年や2020年の時のように、マイナスになった期間でもマイナス1~2%で終わっている時もあります。

2020年を例にとるとわかりやすいかもしれません。

あの時は、2020年2月から株価が大きく下げ始め、3月に底を打ち、金融相場により4月にかけて爆発的にリバウンドしました。

結果、マイナス1%程度の下落で済んだということですね。

この点には留意ください。

ということで、皆さんもマックスでどれぐらい下がるのか気になっていると思います。

ですので、リセッション前後の最高値から最安値までの最大下落率を調べました!

       

リセッション前後の最大下落率

以下に上記リセッション時の最大下落率を示してます。

株価が下げた期間   急落率
1973/01-1974/09   -46%
1980/02-1980/04   -15%
1980/11-1982/08   -26%
1990/07-1990/10   -18%
2000/08-2001/09   -37%
2007/10-2009/03   -56%
2020/02-2009/03   -32%

平均:-33%

こう見ていただくと、やはり大きく下げることがわかりますね・・・

スタフグレーションが発生した1973年やリーマンショックの2007年は強烈ですね。

2007年~2009年は100年に1度の金融危機と言われましたから、しょうがないですね・・・

では、今の状況がどちらに近いかといわれると、1973年~1975年です。

インフレ退治のための金融引き締めを行いながら、経済を回復させないといけない局面となります。

もしかしたら、1973年と同じように1年と9カ月という長い期間下げる可能性があるということですね・・・

これはかなりつらいですが、株式に投資する上では覚悟する必要がありますね!

今後の動向はしっかりと確認して投資をしていく必要がありますね!

セミリタイアを目的とした長期投資家である私は、売却せずに継続して保有していきます。

このような過去の事例を踏まえつつ、長期的な視点で投資を継続していってもらえればと思っています!

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投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

世界情勢の不安定化とインフレによって、景気後退の可能性が出ています。

過去の50年間で7回、景気後退が起きています。

しかし、S&P500の株価は7回中3回プラスで終わっていました。

今回の状況はインフレや世界情勢など、最大下落率46%だった1973年~1975年の景気後退に似ているので、油断は禁物!

ご自分の投資目的を再確認して、適宜情報を確認していきましょう!

私は、セミリタイアのため長期的に保有していきます!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう!

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投資は自己責任で。

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