本記事では、「株は怖いから債券がほしい、米国債の少し高めの利息がほしいな」というアラサーサラリーマンに向けて、
1656と1486!米国債券投資におすすめ東証ETF
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
米国債券に投資したいなら以下東証ETFがおすすめ!!
★1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
★1486 上場インデックスファンド米国債券為替ヘッジ無
長期的にどちらを買っても良いと思う。
短期的には、”1486”が利回りが高く、こちらを購入すると思います。
しかし、長期的なスパンで見れば誤差とも考えられるため、信託報酬を安い”1656”を割安タイミングで買ってみたい。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
米国債券に投資するとは?
この記事をお読みのアラサーサラリーマンの方でこんな方いらっしゃいませんか?
銀行利息では満足できない。けど、株は怖い。債券ならまだ買ってもいいかな。
わかります。その気持ち!
私が投資を始めて間もなかった頃、株といえば、倒産して紙切れになる可能性があるものというイメージがこびりついていました。
しかし、今の日本は超超超低金利です。
正直、日本の債券を買うよりも、ネット証券の定期預金にお金を預けた方が安全な上に高利回りだったりもします。
投資適格な日本中の国債や社債に投資できる”2510 NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA‐BPI総合連動型上場投信”の利回りは0.49%です。
国債以外にも事業債と呼ばれるトヨタやKDDIなどの社債も組み込んでいるのにこの低利回りです。
この東証ETFについて詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ということで続いて候補にあがるのが、世界の基軸通貨を発行しているアメリカ、米国の債券です。
債券の満期期限によっても利回りは変わりますが、
2年もの 2.61%
5年もの 2.9%
10年もの 2.86%
と、日本国債0.05%と比べるとかなり高く感じますね。
そう、日本国債で満足のいく利回りが得られない場合は、比較的安全な海外の国に目を向けるのです。
米国債と東証ETFについて、もう少し広範囲に知りたいという方は、過去にこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。
あと、めだかぶは”資産形成は長期的な株式投資をおすすめ”しています。
その考え方について、こちらをご覧ください。
米国債券に投資できる東証ETF 2選
米国債券に投資する方法は複数ありますが、今回はコストが安く抑えられて、かつ簡単に買える方法として、東証ETFをご紹介します。
では、早速上場してから3年以上経過しているETFを2つご紹介。
1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
こちらはブラックロックジャパンが運用するETFです。
米国債券の7年~10年ものに投資することができます。期間でいうと中期に分類される債券ですね。
:2017年9月
信託報酬
:0.154%(税込み)
分配金利回り
:1.25%
平均出来高
:24786口
※JPX HPより
分配金の確定月は、1、4、7、10月です。
1口単位から購入可能で、2022年4月20日終値時点で、2708円から購入可能です。
1486 上場インデックスファンド米国債券為替ヘッジ無
こちらは日興アセットマネジメントが運用するETFです。
先程と同じ、米国債券の7年~10年ものに投資することができます。
上場日
:2016年8月
信託報酬
:0.176%(税込み)
分配金利回り
:2.34%
平均出来高
:15736口
※JPX HPより
分配金の確定月は、1、7月です。
1口単位から購入可能で、2022年4月20日終値時点で、21995円から購入可能です。
2つのETFを比較してみる
とそれぞれの基礎情報は確認しましたが、これではどちらが投資適格か判断がつきません。
各項目を比較していきましょう。
毎度名称をいうと長くなるので、便宜上ここからは証券コードで各銘柄を呼んでいきます。
上場日
こちらは”1486”が1年程度早く上場しており、より多くの分配実績がありますね。
信託報酬
こちらは”1656”が0.02%ほど安いですね。
ですが、どちらも低水準でありがたいですね。
分配金利回り
“1486”の方が1%ほど高くなっています。
同じ投資対象に投資しているETFであれば、分配金利回りは同じになるはずです。
“1656”に投資口数の希釈化が起きている可能性があります。
これは、成長中の投資信託にみられる現象なのですが、難しくなるので簡単にご説明します。
ファンドが投資口数ごとに分配金を振り分けていきます。
その時に、ファンドが成長中で分配金を受け取った時の投資口数よりも、分配月の投資口数が増えている場合、割らなければいけない口数が増えることになります。
そうなると、1口あたりの分配金が小さくなり、利回りが下がるということになります。
平均出来高
一見、”1486”の方が少なく見えますが、”1486”の株価は10倍です。
売買している金額で比較すると、”1486”の方が大きいということになります。
めだかぶが購入するなら、こっちのETF
投資はあくまで自己責任ですので、ご自身の判断で投資をお願いします。
ご参考までに、最後に近々購入するならどちらを選ぶかについて、記載して終わりにします。
長期的にどちらを買っても良いと思う。
短期的には、”1486”が利回りが高く、こちらを購入すると思います。
しかし、長期的なスパンで見れば誤差とも考えられるため、信託報酬を安い”1656”を割安タイミングで買ってみたい。
といった感想です。
アラサー債権者になりたい皆様もぜひ判断してみてください。
米国債券に投資できる東証ETFを買うなら松井証券
最後に、私めだかぶは東証ETFやオリックス、コメダコーヒーと言った国内株式を購入するときは、1日の約定代金合計が50万円まで売買手数料無料の松井証券を使っています。
こういったコストが0円であることは、資産運用のリターンを高める大きな要素です。
もし、まだ購入予定の証券口座をお持ちでなければ、個人のアラサーサラリーマンなら、口座開設は無料ですし、維持費もかかりませんので、以下リンクから口座開設してみてください。
では、まとめに入ります。
まとめ
米国債券に投資したいなら以下東証ETFがおすすめ!!
★1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
★1486 上場インデックスファンド米国債券為替ヘッジ無
長期的にどちらを買っても良いと思う。
短期的には、”1486”が利回りが高く、こちらを購入すると思います。
しかし、長期的なスパンで見れば誤差とも考えられるため、信託報酬を安い”1656”を割安タイミングで買ってみたい。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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