本記事では、「J-REITに興味を持って調べたら、1343、NF東証REIT ETFを見つけたけど、分配金の利回りどうなの?」と疑問に持ったアラサーサラリーマンに向けて、
(1343)NF東証REITETFの分配金と利回りは?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
2021年4月13日終値時点で、利回りは3.21%。
過去の利回り推移を見るとそこそこの水準で、税引き後はギリギリ2.5%以上の配当金を狙えます。
しかし、○○ショックが起こると暴落する可能性が高いので、ポートフォリオの割合に注意しましょう。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
(1343)NF東証REIT ETFとは?
始めに、本記事の主役となるNF東証REIT ETFについて、簡単な振り返りしていきます。
この商品は東証JREIT指数に連動する上場投資信託(ETF)です。
東証JREIT指数とは、東証に上場している63銘柄のJREITを加重平均した指数です。
そもそも、JREITとは、複数の物件を保有して証券化したものでしたね。
ですので、この東証JREIT指数に連動するETFに投資するいうことは、分散に分散を重ねている状態ということになります。
このJREITのメリットは、なんといっても少ない資金で不動産オーナーの権利を買えるということでしょう。
少額の資金を皆から募って不動産を買う、これがJREITのメリットですから、家賃収入を原資とする分配金が目当てですね。
ということで、(1343)NF東証REIT ETFの分配金を見ていきましょう。
分配金の利回りの推移は?
2021年4月13日終値時点で、分配金利回りは
3.21%
でした。
・・・高いの?安いの?
と疑問に思われているアラサーサラリーマンに向けて、結論をいうと、
そこそこの水準
にあります。
では、比較のために、過去の利回りデータを見ていきましょう。
以下の数字はその年に分配された分配金を、その年の終値で割っています。
2020年 3.83%
2019年 2.99%
2018年 3.45%
2017年 3.46%
2016年 2.77%
2015年 2.79%
2014年 2.49%
2013年 3.08%
2012年 3.20%
2011年 5.36%
2010年 4.40%
※公式HPの分配金履歴から算出。
こう見ると、今の3.21%がそこそこの水準にあるということがお分かりいただけるかと思います。
2011年が5%越えと高いのは、東日本大震災の影響が原因だと思われます。
また、3.21%であれば、税引き後でもギリギリ2.5%以上の分配金を得ることができます。
基本情報とリターン
投資するか判断するために、もっと深く考察していきましょう。
信託報酬:0.1705%(税込)
純資産 :3906億円
売買単位:10口
分配月 :2、5、8、11月
上場日 :2008年9月18日
※公式HPから
信託報酬は0.2%未満ですから、許容範囲内ですね。同じ東証JREIT指数に連動するETFの中では最安水準です。
純資産は十分に多く、上場日からの歴史もあり申し分ありません。
約2万2000円から投資可能で、年に4回分配金がもらえます。
手軽に投資可能ですね。
続いて、リターンを見ていきます。
リターン(配当再投資)
1年 :+31.37%
3年 :+10.03%
5年 :+4.91%
10年:+10.7%
※モーニングスターより
となります。
過去5~10年のスパンで見ると、年率で5~10%程度成長しています。
もともと、配当金狙いなところもあるので、価格の値上がりを狙ったものではないですが、再投資することで、株式に負けないトータルリターンが期待できます。
※実際の分配金には20.315%の税金がかかるので上記数字よりトータルリターンは目減りします。
ここ1年のスパンで見ると、30%ととても高パフォーマンスですね!
これは、2月の暴落直後と比較しているためですね。
その辺りを次の章で解説していきます。
○○ショックで大暴落の危険性ある?
続いて、値動きの耐久性を見ていきましょう。
今回は東証JREIT指数の耐久性を計るため、過去のコロナショックやリーマンショック時の下落幅を見ていきます。
JREIT:49%(20年3/19)
TOPIX:28%(20年3/16)
リーマンショック時
JREIT:72%(08年3/19)
TOPIX:50%(09年3/16)
参考に並べたTOPIXよりも大きく下落していることがわかります。
この価格の振れ幅は、暴落時に大きく心をえぐってきます。日に日に目減りしていく資産、遠退くセミリタイア。
ポートフォリオの割合に注意した方がいいでしょう。
NF東証REIT ETF(1343)の利回りは過去と比較してそこそこの水準です。また、税引き後2.5%以上をキープできる水準で、配当狙いとしては魅力的です。
しかし、○○ショック時の暴落率が大きいことから、ポートフォリオの割合は気を付けたいところ。
めだかぶ的には、ポートフォリオの最大でも5~10%程度にしたいです。
実はめだかぶ、NF東証REIT ETF(1343)を10口だけ保有しています。
口座未開設なら、SBI証券やネット証券老舗の松井証券がおすすめ!
投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。
では、まとめに入ります。
まとめ
2021年4月13日終値時点で、利回りは3.21%。
過去の利回り推移を見るとそこそこの水準で、税引き後はギリギリ2.5%以上の配当金を狙えます。
しかし、○○ショックが起こると暴落する可能性が高いので、ポートフォリオの割合に注意しましょう。
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