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(1476)iSJリートの分配金と利回りは?

本記事では、「(1476)iSJリートの分配金利回りが気になっている」アラサーサラリーマンに向けて、

(1476)iSJリートの分配金と利回りは?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2021年1月26日終値時点で、利回りは3.9%

過去実績と比較すると、高水準で、税引き後は3%以上の配当金を狙えます。

しかし、○○ショックが起こると暴落する可能性が高い

また、リターンが下振れているので、買うならNF東証リート(1343)や大和Jリート(1488)の方が良いと思う。

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

(1476)iSJリートとは?

始めに、本記事の主役となる(1476)iSJリートについてご紹介します。

iSJリートはブラックロックジャパンが運用するアイシェアーズシリーズの1つで、東証JREIT指数に連動する上場投資信託(ETF)です。

東証JREIT指数とは、東証に上場している63銘柄のJREITを加重平均した指数です。

JREITとは、複数の投資家が資金を持ち寄り、ホテルや倉庫、商業施設など個人で買えないような物件をいくつかまとめて買い、出資率に合わせて証券化したものです。

つまり、この東証JREIT指数に連動するETFに投資することで、普段使用する可能性のある都内の巨大な不動産のオーナーの1人になれます。

これが、JREITのメリットはですね。

ですから、必然的に家賃収入を原資とする分配金が目当てになりますね。

ということで、(1476)iSJリートの分配金を見ていきましょう。

       

過去数年の分配金利回りを確認する

2021年1月22日終値時点で、分配金利回りは

3.9%

でした。

高いと思いますか?低いと思いますか?

悩まれているアラサーサラリーマンの方、結論をお伝えすると、

高めの水準

にあります。

その理由を、過去の利回りデータから求めていきましょう。

以下の数字はその年に分配された分配金を、その年の終値で割っています。

2020年 3.93%
2019年 2.99%
2018年 3.18%
2017年 3.58%
2016年 2.07%

※公式HPの分配金履歴から算出。

過去利回りを見てみると、今の3.9%が高めの水準であると感じてもらえるかと思います。

またこの利回りであれば、税引き後でも3%以上の分配を得ることができます。

税引き後で3%以上というのが高配当銘柄の1つの基準となりますから、ひとまず合格ですね。

       

リターンと基本情報をチェック

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

信託報酬:0.176%(税込)
純資産 :2535億円
売買単位:1口
分配月 :2、3、8、11月
上場日 :2015年10月20日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.176%でした。めだかぶの買っても良いラインの0.2%未満ですから許容範囲内です。

でも、ほぼ誤差範囲内ではありますが、NF東証リートや大和Jリートに負けています。

純資産は安心の額です。上場日から5年経ち、運用も安定してきているでしょう。

現時点株価なら、約2000円弱から投資可能です。それで、年に4回分配金がもらえますから、“金のなる木”を体験版としては良いかと思います。

5口で1万円ぐらい買ってみて、年間400円が何もせずに懐に入ってくる世界観を感じるのもいいかと思います。

続いて、リターンを見ていきます。

リターン(配当再投資)
iSJリート

1年 :ー14.47%
3年 :+5.88%
5年 :+3.87%

NF東証リート(1343)

1年 :ー13.55%
3年 :+6.2%
5年 :+4.03%

※モーニングスターより
※実際の分配金には20.315%の税金がかかるので上記数字よりトータルリターンは目減りします。

となります。

同じ東証JREIT指数に連動するはずの、NF東証リートと比較すると、アンダーパフォーム(悪い成績)しています。

正確な原因はわかりませんが、信託報酬以外にかかるコストが原因なのかもしれません。

そして、過去1年では2月の暴落からまだ立ち直れていませんね。

       

ショックをもろに受けて大暴落する可能性が高い

分配金目当てに買った株で、含み損を抱えて、売れなくなってしまう。

そんな話はよくありますが、iSJリートでそんなことにならないように、連動する指数の東証JREIT指数の耐久性を確認しましょう。

コロナショックやリーマンショック時にどれくらい下落したのか見ていきます。

コロナショック時

JREIT:49%(20年3/19)
TOPIX:28%(20年3/16)

リーマンショック時

JREIT:72%(08年3/19)
TOPIX:50%(09年3/16)

比較用として、日本の株式指数のTOPIXを併記しました。これを見ると、株式よりも大きく下落していることがわかります。

この下落幅、私なら耐えきれないレベルです。きっと暴落時に大きく心をえぐってきます

多くの投資家は急落や資産の減少を目の当たりにすると、狼狽売りをしてしまいます。

ポートフォリオの割合は十分に注意した方がいいでしょう。

めだかぶの感想

(1476)iSJリートの利回りは高めの水準と言えそう。

税引き後3%以上を期待でき、高配当銘柄としては魅力的です。

しかし、○○ショック時の暴落率が大きいので、ポートフォリオの割合は少なめが良い。また、リターンがNF東証リート(1343)や大和Jリート(1488)を下回っているのが気になる。

買うなら、NF東証リート(1343)や大和Jリート(1488)で様子を見る。

もし、この記事をみて、投資に挑戦してみようかな思った方は、1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料の松井証券はいかがですか?

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投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

2021年1月26日終値時点で、利回りは3.9%

過去実績と比較すると、高水準で、税引き後は3%以上の配当金を狙えます。

しかし、○○ショックが起こると暴落する可能性が高い

また、リターンが下振れているので、買うならNF東証リート(1343)や大和Jリート(1488)の方が良いと思う。

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