本記事では、「アメリカ債券の利回りが上昇しているけど、どうやって投資したらいいの?」と疑問を抱く方に向けて、
米国短期債券の投資魅力向上!どうやって買う?2620、米国債券、SHY、米国MMF
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
アメリカの短期債券の利回りは4%を超え、魅力が上昇しています!
利回り上昇の恩恵を受ける投資方法としては、以下4つ。
・生の債券
・米国ETF【SHY】iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF
・東証ETF【2620】iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
・米ドル建てMMF
ただ、今の円安状態から円高に振れた場合、円建てで損する可能性もあるので注意しながら、検討お願いします。
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
現在、米国の2年もの利回りが急上昇していますね!
4.2%付近まで上昇してきました。
ここ2年間、かなり低リスクの国債に投資することで4%もの利回りを得ることができると思うと、魅力的ですね。
債券がこんなに魅力的だと、高配当株がかすむのもよくわかります!
投資したい!
でも、どんな方法があるの?
そんな悩みを抱えている方に向けた内容となりますので、最後までご確認ください!
なお、はじめにお伝えしたいこととして、
今、かなり円安に進んできており、将来的に1ドル110円~120円など円高に向かう可能性もある
と考えています。
すると、
現状の米国債券の高い利回りでも円建てで損をする可能性がある
ことを念頭に置いて、投資を検討いただければと思います!
生の債券を購入する方法
最もシンプルな方法ですね!
私たちが手軽に購入可能な生の米国債券は、既発債がメインとなります。
最大の魅力は、
この既発債を購入することで、残りの残存期間まで保有していれば、額面のお金をもらえること
ですね。
もちろん、毎年償還日まで利子も受け取ることができます!
楽天証券のHPを覗くと、償還日まで約3年の債券で4.1%近い利回りのものが販売されていました。
これは魅力的ですね!
ただ、デメリットもあるので把握しておいてください。
まず、ドルで購入することになるので、今時点144円付近のドル円相場が110円などの円高に振れた場合、円で見た場合に損する可能性があるということです。
また、こちらは証券会社にも依りますが、100ドル単位以上など一定額以上でないと購入できない場合があります。
そして、最後にあまり商品バリエーションがないということです。
既発債ということで、中古リサイクルショップのようなイメージですので、すべての残存期間を購入できるわけではないんですね。
残存期間が3年と10年のものしかないといったようなこともあり得ます。
ですので、購入したいと強く思われている方は、お目当ての債券があればテキパキと購入した方がいいのかもしれません。
米国ETF【SHY】iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF
続いて、米国ETFを通じて購入する方法です。
こちらのETFは、1~3年ものの米国債に分散して投資可能なETFとなります。
そして、最大の魅力が、
年に12回、毎月分配金として利子を受け取ること
ができます。
毎月分配金がもらえるのはうれしいですし、売買もしやすいのがETFのメリットですね!
1単位80ドルぐらいで購入することができます。
デメリットもありますのでご確認ください。
こちらもドル建て資産となりますので、円高に振れると損をする可能性があります。
債券利回りが上昇して既発の債券価格が下落すると、ETF価格が下落して損をする可能性があることも注意です。
また、米国ETFであるため、分配金にはアメリカで10%、さらにそこから日本で20.315%の税金が引かれます…悲しいですね…
現状の直近12カ月の利回りは、0.64%とかなり低いですが、ここから上昇するのか気になるポイントです!
東証ETF【2620】iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
こちらは東証のETFに投資する方法ですね!
こちらのETFも、1~3年ものの米国債に分散して投資可能なETFとなります。
こちらは、年に4回分配金として利子を受け取ることができます。
年に数回、分配金がもらえ、売買もしやすいのがETFのメリットですね!
こちらの魅力は、
先ほどの米国ETFと異なり、一般的な国内株式用の口座で購入可能
なことです。
1単位3000円程度からとなります。気軽に買えますね!
ただ、もれなくデメリットもありますのでご確認ください。
こちらは円で購入しますがドル建て資産となりますので、円高に振れると損をする可能性があります。
債券利回りが上昇して既発の債券価格が下落すると、ETF価格が下落、損をする可能があることも注意です。
そして、アメリカ債券に投資するため、分配金にはアメリカで10%、さらにそこから日本で20.315%の税金が引かれます…悲しいですね…
※投資信託等の二重課税調整制度の対象となる可能性の高いETF・REITに2620が含まれていなかったため、記載させていただきました!
現状の直近12カ月の利回りは、0.88%とかなり低いですが、ここから上昇するのか要チェックですね!
米ドル建てMMF
最後に少し今までとは異なる番外編となります!
米ドル建てのMMFという公社債投資信託に投資する方法です。
この公社債投資信託というのは、元本保証ではないものの、比較的低リスクの商品として認知されています。
米ドル建てMMF、現時点で1.84%~2%付近の利回りとなってます。
つまり、円をドルに替えて、米ドル建てMMFを保有することで米国債券よりも低リスクで2%程度の利回りを得ることができるということになります。
もれなく、円高になると損をする可能性があるものの、
株式や債券に投資するのは怖いけど、ドルは持っておきたい!
という要望を叶えるのに使い勝手の良い商品だと考えています。
皆様もご自身に合った投資手法を検討いただき、納得のいく方法で投資をするために役立つ情報であれば幸いです。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
アメリカの短期債券の利回りは4%を超え、魅力が上昇しています!
利回り上昇の恩恵を受ける投資方法としては、以下4つ。
・生の債券
・米国ETF【SHY】iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF
・東証ETF【2620】iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
・米ドル建てMMF
ただ、今の円安状態から円高に振れた場合、円建てで損する可能性もあるので注意しながら、検討お願いします。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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