本記事では、「最近、ハイパーグロース株の元気がなくて、バリュー株にシフトしたって聞くけど、本当にそうなの?」と疑問を抱くアラサーサラリーマンに向けて、
【ZM・GE】時価総額と取引額でみるズームとゼネラルエレクトリックの流行り廃り
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
GEとZMを1日取引額を時価総額で割った割合で比較すると、
GE:0.68%
ZM:1.3%
と、まだまだZMも着目されている状態であると思われます!
しかし、流れとして、バリュー株は買い、ハイパーグロース株は売りの雰囲気があるため、片方は上がり、片方は下がっていると思います!
流れは変わりつつあるが、まだまだハイパーグロース株は着目されているので、引き続き観察していきましょう!
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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
2020年のようなハイグロース株の元気さはなくなっている
今年に入ってから、ズームやその他のIT系のハイパーグロース株の値動きは芳しくありませんね!
2020年の暴落直後から、在宅環境と相性が良かったこれらのハイパーグロース株は急速に値をあげていました。
それと反対に出遅れていたバリュー株が見直され、現在少しずつ株価を上げています!
この記事では、ズーム(ZM)とゼネラルエレクトリック(GE)を例に、トレンドの入れ替えがあったのか?
確認したいと思います。
代表的な企業の時価総額を確認しよう
まず、初めに時価総額について、代表的な銘柄を見ていきましょう!
まず、言わずもがな、最も時価総額の大きい企業は
アップル:2兆ドル。
次が、マイクロソフト:1.7兆ドル
さらに続き、アマゾンが1.5兆ドル
※Yahoo Finance 参照
と続きます。
日本の市場に目を向けると、
となっています。
こういった巨大な時価総額を維持している企業の株であれば、いち個人や企業による株の売買の影響を受けることがなく、比較的安定した値動きを期待することができますね。
ゼネラルエレクトリックの時価総額と1日の取引額
では、本題となるアメリカのバリュー株のGEの時価総額と取引額を確認していきましょう!
GE
時価総額:1141億ドル
取引額 :7.8億ドル
参考までに、
ウェルズ・ファーゴ
時価総額:1643億ドル
取引額 :11.5億ドル
となります。先ほどの示したアップルやマイクロソフト、アマゾンと比較すると、約1/10の時価総額となります。
これらの企業は、日本がまだバブルだった時代にアメリカを代表する企業でした。しかし、日本の日の丸企業が没落していったように、これらの企業も最新のIT企業に抜かされているということがわかります。
ただ、これらの企業の時価総額が減っているのは、自社株買いによって株主貢献をしているからという理由もありますので、一概に悪いことではない事はご承知おきください。
ズームの時価総額と取引額も確認しよう
続いて、アメリカのハイパーグロース株の一角であるZMの時価総額と取引額を確認していきましょう!
ZM
時価総額:749億ドル
取引額 :10億ドル
です。
参考までに、
スクエアの時価総額は833億ドル、オクタは、261億ドルとなります。
こう見ると、まだ相対的に歴史の浅いこれらの企業は、それほど時価総額が伸びていないということがわかりますね。
GEとZMの時価総額に対する1日の取引額比率を比較
続いて、1日の取引額が時価総額に対して何%かを比較したいと思います!
なぜなら、
時価総額に対して、大きい取引額であると株価は動きやすく。逆に、小さければ、株価は動きにくい
という特性があるからです。
したがって、その割合をチェックすることでその銘柄に、皆が注目しているのかどうかを判断できると考えています。
GEの場合、先週金曜日の1日の取引額が7.8億ドル でした。
これを時価総額で割ると0.68%となります。
参考までにWFCは0.69%と同程度の数字となります。
続いてZMの場合、先週金曜日の1日の取引額が10億円、これを時価総額で割ると1.3%でした。
先週の金曜日だけでいうと、まだまだハイパーグロース株への注目度は高く、値動きにも注意が必要だということがわかります。
チャートで出来高と株価を確認して行こう
初めにこちらがGEのチャートです。
赤い線を書いていますが、2月の上旬頃から出来高が増え始め、同時に株価も上向きに動いています。
注目され始めていますね!
続いてこちらがZMのチャートです。
こちらも赤い線を引っ張っていますが、昨年9月頃から徐々に出来高が減り始め、その9月を境目に株価も 芳しくない動きになりつつあります。
チャートからもわかるように、先を織り込む株式においては、少し前から
ハイパーグロース株からの撤退と、バリュー株へのシフトが起きていた
可能性があります!
注意点として、バリュー株は自社株買いを行い、時価総額を減らしている企業も多いです。
これにより、アップルやアマゾンなどと比べると、少しの投資マネーで動きやすく、気づいた時にはもう天井だったといった可能性もあります。
乗り換える際は、このような点にも注意しながら乗り換える必要があると思っています!
めだかぶの戦略としては、短期の株の売買ではなく、良いと思ったものを追加で購入し タイミングが来たら中長期的な観点で売却すればいいと思っています。
従って、今回も有望なハイパーグロース株が売られているのであれば、中長期的には買いだと思いますし、持っているバリュー株が今高値圏にあるのであれば売ってしまおうかなと思っています。
この記事が、あなたの個別株投資の参考の一つになれば幸いです。
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投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。
では、まとめに入ります。
まとめ
GEとZMを1日取引額を時価総額で割った割合で比較すると、
GE:0.68%
ZM:1.3%
と、まだまだZMも着目されている状態であると思われます!
しかし、流れとして、バリュー株は買い、ハイパーグロース株は売りの雰囲気があるため、片方は上がり、片方は下がっていると思います!
流れは変わりつつあるが、まだまだハイパーグロース株は着目されているので、引き続き観察していきましょう!
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