資産運用

【2512】NF外国債券ヘッジは買ってもいいの?分配金と利回りから考察!

※2021年4月26日時点のデータに刷新しました。

本記事では、「(2512)NF外国債券ヘッジ有の分配金利回りが気になって、買ってもいいのか迷っている」アラサーサラリーマンに向けて、

【2512】NF外国債券ヘッジは買ってもいいの?分配金と利回りから考察!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2021年4月26日終値時点で、利回りは1.02%

過去の利回り水準からは、低めの水準

しかも、この先の金利上昇が気になるところ。

通貨分散の観点から、アラサーサラリーマンは【2511】NF外国債券ヘッジ無をおすすめします。

そして、買うなら少しずつ購入していくことをおすすめします!

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

【2512】NF外国債券ヘッジ有とは?

始めに、本記事の主役となる【2512】NF外国債券ヘッジ有についてご紹介します。

【2512】NF外国債券ヘッジ有は正式名称をNEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信といいます。

野村アセットマネジメントが運用するETFの1つで、FTSE世界国債インデックス(日本を除く)に連動する上場投資信託(ETF)です。

簡単に言えば、先進国の国債に連動した指数となります。

先進国の国債に分散投資できる

では、どの国に分散投資できるのか見ていきましょう。

このETFに投資することで、

アメリカ:42%
フランス:10%
イタリア:10%
ドイツ :7%
スペイン:6.7%
イギリス:6.7%
・・・

※公式HPより

と主だった先進国の国債を購入することができます。やはり、アメリカは大きい国ですね。半分弱がアメリカの国債です。

この他にも、

メキシコ、デンマーク、ユーロ圏市場、ノルウエー、ポーランド、南アフリカ、スウェーデン、スイス、オーストラリア、マレーシア、シンガポール

にも投資可能です。

メキシコや南アフリカにも投資できるのですね!

なぜ、これらの地域を気にしたかというと、南アフリカは10年債券利回りは8%越え、メキシコの10年債券利回りも5%越えです。

つまり、南アフリカやメキシコなど金利がまだ5~8%と高水準の地域も投資対象に入っていることで、ETFの利回りが高くなっているということがわかります。

為替ヘッジされるため各国通貨への分散投資はできない

先のように各国の債券に分散投資できるものの、通貨の観点からは分散投資することができません

これは為替ヘッジによって、為替の影響を受けないように調整されているためです。

めだかぶは若いアラサーサラリーマンは、円以外の通貨の資産を持っておいた方が良いと思っており、為替ヘッジ無しの商品をおすすめしています。

長くなるので、この記事後半でより詳細にご説明しますね!

債券なので利子所得がメイン

さて、このETFに投資することで、先進国の国債に投資できる解説してきました。

債券といえば、

利子

ですよね!

そう、このETFを買う目的、それは、各国の利子を原資とする分配金になりますね。

ということで、【2512】NF外国債券ヘッジ有の分配金を見ていきましょう。

過去3年分の分配金利回りを確認

2021年4月26日終値時点で、分配金利回りは

1.02%

でした。

・・・・どうなの?

と疑問のアラサーサラリーマンの方、結論をお伝えすると、

低めの水準

にあります。

なぜそう言えるのか、一緒に確認していきましょう。

そのために、上場後の過去利回りを確認します。

以下の数字はその年に分配された分配金を、その年の終値で割っています。

2020年 1.21%
2019年 1.47%
2018年 1.05%

※公式HPの分配金履歴から算出。

と、現在の利回りが、わりかし低めの水準であることがわかります!

初年度は経費がかさむ傾向にある2018年と同じ水準です。

分配金は、投資先から集めた配当金を一度ETFの中で集計し、手数料や信託報酬を引いた上で分配されます。

初年度は上場費用など、多くの手数料が引かれたということですね。

基本情報とリターンを確認

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

信託報酬:0.132%(税込)
純資産 :238億円
売買単位:10口
分配月 :3、9月
上場日 :2017年12月11日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.132%。めだかぶ合格ラインの0.2%未満ですので、基準クリアです。

信託報酬は妥当だと思います。

純資産も200億越えで、ETFとして安心できる水準です。

続いて、リターンを見ていきます。

リターン(配当再投資)

1年 :ー2.68%
3年 :2.17%

※モーニングスターより
※実際の分配金には20.315%の税金がかかるので上記数字よりトータルリターンは目減りします。

となります。

直近1年のリターンがマイナスと芳しくないのは、今年に入ってから金利が急騰したからですね!

詳しく説明すると、金利と債券価格はシーソーの関係になっており、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がります。

今回は、金利が0.5%から1.7%近くまで急騰したので、債券価格が急落しました。

そのおかげで直近1年のリターンは悪くなっています。

ここまで色々な情報を見てきましたが、為替ヘッジについて見直しておきましょう。

30代なら為替ヘッジ無しがおすすめ

為替ヘッジとは円安や円高の影響を資産価格に影響させないようにすることです。

一般に、外国資産を保有すると、円に換算した場合の資産額は、円高局面で資産の下落、円安局面では資産の上昇を招きます。

同じ100ドルの資産でも、円高の1ドル80円では、8,000円の価値。

円安の1ドル120円の時は、12,000円の価値になりますから、円安局面では資産が増えて見えます。

この為替の影響を極力減らすようにしてくれる制度が為替ヘッジです。

つまり、1ドル80円になろうが、120円になろうが、始めに10,000円で買った資産は、10,000円の資産として運用されます。

為替による影響は受けずに、先進国の債券価格に連動して投資信託の価格が決まるというわけです。

為替ヘッジはコストがかかる

このように、為替の影響を極力無くすことできる為替ヘッジですが、タダで行うことはできません

そう、コストがかかります。

そのコストというのは、

金利差

です。

つまり、互いの金利差が高いほど、ヘッジコストが大きくなります。

この場合は、ドルやユーロが主な為替ヘッジ対象ですが、どの国も金利が限りなく0に近いため、そこまで多額のヘッジコストはかからないと予想されます。

しかし、同じ対象に投資している、同じ野村アセットが運用している【2511】NF外国債券ヘッジ無の分配金の利回りは

2.04%

です。

【2512】為替ヘッジ有は1.02%でしたから、何かしらのコストが引かれていると予想できます。

0.8%の違いですが、10年や20年のスパンで見ると非常に大きなリターンの差になります。

今後も日本円は強いのか?

ここでもう1つ考えてほしいことがあります。

今後も、日本円は今と同じ強さをキープできるのでしょうか?

私たちアラサーは、平均寿命で考えても、あと50年ぐらいは生きると思います。

あと50年、日本の円は今と同じ強さを維持できるのでしょうか?

私はこのまま今の強さの維持してほしいと思うものの、自信を持って“維持できる”とは言いきれません

だから、通貨の分散投資をおすすめしているのです。

長期的に今の日本円が少しずつ力が弱くなることは、

円安

を意味します。

円安は、外国資産を保有する人にとって、円ベースでの評価額上昇に繋がるのでメリットになります。

【2511】NF外国債券ヘッジ無なら通貨分散可能

もし、【2512】NF外国債券ヘッジ有の姉妹ETFの【2511】NF外国債券ヘッジ無に投資した場合、

アメリカドル:42%
ユーロ   :41%
その他、イギリスポンド、オーストラリアドル、カナダドル。

※公式HPより

と、各国の通貨に分散投資することができます。

シェアの多くを占めるアメリカドルユーロに分散でき、かつての国際通貨イギリスポンドにも投資することができます。

では、パフォーマンスはどうなのか?確認していきましょう!

【2511】NF外国債券ヘッジ無と【2512】NF外国債券ヘッジ有のパフォーマンス比較

パフォーマンスの確認のために、【2511】NF外国債券ヘッジ無と比較してみましょう。

比較することで、為替ヘッジが有るものと無いものどちらが良い成績だったかわかりますね!

では、早速チャートです。

青線2512 オレンジ線2511

2018年からのデータで比較すると、ずっと青線の2512が、オレンジ線の2511を上回っています。

どうしてこうなるのか?

ドル/円の為替のチャートみていきましょう。

為替のチャートと見比べると、2018年の年末や2021年3月頃に大きく円安になっていることがわかります。

そして、その時に2512と2511の価格差が縮まっていますね!

つまり、円安になればなるほど、【2511】NF外国債券ヘッジ無のパフォーマンスが良くなるということですね。

単純に言ってしまうと、2018年末の1ドル112円時代から運用を開始しているので、将来的に1ドル112円以上になると思う場合は、2511為替ヘッジ無に投資した方が利回りが高くなる可能性が高いということです。

ドル/円は長期でみると、上を1ドル120円、下を1ドル100円のボックス相場を形成しています。

この先も同様のレンジに収まるのかわかりませんが、パフォーマンスのことだけを考えると、今の1ドル約108円よりも円安にならないだろうと思うなら、【2512】NF外国債券ヘッジ有が良いということですね。

皆様はどう思われますか?

債券は今後の動向に要注意かもしれない

ここ最近、経済再開への期待感やバイデン政権による財政出動によるアメリカ政府の財務悪化が心配され、長期の債券利回りは少しずつ上がっていました

これは、投資家が、

「経済状況が改善されれば、想定より急激なインフレーションに繋がり、0金利政策が終り、金利が上昇するのではないか」

「バイデン大統領がさらに現金ばらまき政策を行うと、財政が悪化するだろう。財政が悪化している政府の債券は、通貨の価値が落ちているので、インフレ懸念があり、金利が高くないと買ってもらえないから、金利は上昇するだろう

という予想しているからです。

今若干落ち着いていますが、米国債10年もの利回りの動きがやや上向きに動いているので、注意が必要です。

先ほども申しましたが、金利が上がると、債券価格が下がります。そうすると、債券に投資している【2512】NF外国債券ヘッジ有ETFの価格も下がるという流れになります。

こういうシナリオになる可能性もあるわけです。

このあたりは注意して、一気に買わず少しずつ投資してみてください!

それぞれを踏まえて、私の感想を述べて終わりにします。

めだかぶの評価は?

めだかぶとしては、分散して通貨に投資したいので、投資するなら【2512】NF外国債券ヘッジ有よりも【2511】NF外国債券ヘッジ無にする。

しかし、アメリカの長期金利の上昇トレンドが気になる。

でも、まだ今の経済状態で、各国中央銀行が金利の利上げに踏み切るとは到底思えないため、どこかで債券価格の下落は収まると見ている。

しかし、それを予想することは誰にもできないので、買うのであれば、少しずつ購入する。

もし、この記事をみて、投資に挑戦してみようかな思った方は、アクティブプラン選択で1日の約定代金合計が100万円以下なら手数料無料のネット証券口座開設数No.1SBI証券1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料で日本で始めて本格的なインターネット取引を始めた◆松井証券◆がおすすめです。

めだかぶは両方とも開設して、個別株や国内ETFを手数料無料で購入しています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

まとめ

今日のポイント

2021年4月26日終値時点で、利回りは1.02%

過去の利回り水準からは、低めの水準

しかも、この先の金利上昇が気になるところ。

通貨分散の観点から、アラサーサラリーマンは【2511】NF外国債券ヘッジ無をおすすめします。

そして、買うなら少しずつ購入していくことをおすすめします!

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