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【4502】武田薬品工業、株価と配当利回りから買っても良いか考えてみる!

本記事では、「武田薬品って、最近株価は低迷しているように見えるけど、高配当だよね?今買ってもいいのかな?」と思っているアラサーサラリーマンに向けて、

【4502】武田薬品工業、株価と配当利回りから買っても良いか考えてみる!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

武田薬品は売上世界ランキング10位のメガファーマ!

配当利回り4.5%水準で株価が上下している!

配当性向が100%を超えることが何度かあるが、減配はしていない。

今後の減配にも注意しつつ、めだかぶはポチポチ単元未満株で購入していきます。

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始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

武田薬品の株価は順調?

まず直近の株価を振り返りましょう!

過去5年ほど振り返ってみると、2018年1月に6700円をつけていました。

しかし、コロナショック後に2900円まで株価を下げ、現在3580円で停滞しています。

最近は横ばいの様相を呈してきています。

果たして、この株価が武田薬品の価値を正しく表しているのか確認していきましょう。

武田薬品って何している会社?

はじめに振り返りで、武田薬品がどのようなビジネスを展開しているのか?

確認しておきましょう。

武田薬品といえば、その名の通り

薬品メーカー

ですので、ご存じの方も多いと思います。

武田薬品、実は売上の世界ランキングで10位に位置するメガファーマなのです!

アイルランドのバイオ医薬大手、シャイアーを買収したことにより、この偉業を成し遂げています。

つまり、日本が誇る大きな製薬会社ということです。

最近では、ワクチンの流通でも一役買っています。

あれ?武田といえば、アリナミンVじゃない?

そんなイメージする方もいるかもしれません。

確かに、以前は武田薬品の子会社でした。

でも、すでに売却してしまっており、アリナミン製薬という別会社に変わっています。

じゃあ、何で稼いでるの?

というと、医療用に使われる専門的な薬品を創薬、日本、アメリカ、EUを主体に販売して稼ぎだしています。

      売上(億円)
日本     5597
アメリカ   15679
EU・カナダ  6662
ロシア    577
中南米    1216
アジア    1562
その他    685

※公式HP 2021年決算資料より

半分をアメリカ、残りを日本やEU・カナダから稼ぎだしていることがわかります。

グローバルですね!

このようにして、武田薬品は世界中から稼ぐビジネスモデルを保有しています。

2022年の見通しは明るい?

2022年度第1四半期決算を確認すると、1株当たり利益 EPSは

88円

という結果でした。

ん?通期の予想は?

2020年3月期通期 会社予想EPSは159円です。

なんと、その達成率は

55%

にも及ぶわけです!

1/4の期間で55%達成できたわけですから、今期は余裕で会社予想を上回るんではないかと考えてしまいたくなります!

しかし、ここで注意が必要です!

実は、この利益一時的なものなのです・・・

日本における糖尿病治療剤ポートフォリオを1330億円で、帝人ファーマ株式会社に譲渡しています。

この事業譲渡という一時的な売り上げにより、利益が急上昇していることがわかります。

ですので、2022年は永続可能な本当の意味での業績で通期予想159円を達成できるか?

今後とも慎重に吟味する必要があります。

株価が横ばいなのはなんで?

コロナショック前から株価は4000円前後でボックスレンチを結成しています。

どうして株価が横ばいなのか?

理由を調査していきます。

はじめに、要因として考えられる要素をまとめておきます。

1.稼ぎ頭のエンティビオの特許切れが近い

2.薬品メーカーは創薬可否で業績が左右する

では、それぞれについてご説明していきます。

1.稼ぎ頭のエンティビオの特許切れが近い

薬品メーカーの大きな特徴として、

開発した薬は特許を取得することで、その後しばらく 専売できる

というものがあります。

つまり、特定の疾患に対して有効に働く薬を先行的に開発することができれば、しばらくその薬で稼ぐことができるということです。

武田薬品にとってこの薬の代表が、

エンティビオ

です。

エンティビオは、潰瘍性大腸炎とクローン病の治療で使われるものです。

武田薬品の売上でトップを占めており、その額4293億円と、全体の13%に相当します。

そんな稼ぎ頭ですが、明確な発表はされていないものの、近々特許期限切れになると言われています。

一般に、ジェネリック医薬品になると、売上が半減すると言われていますので、概算で2千億円近く売上が下がる可能性があります。

もちろん、新たな稼ぎ頭を見つけることができれば、売上を補うことができます。

しかし、先行き不透明感から投資家の食指が動いていないため、4000円を境に上下しているものと考えられます。

2.薬品メーカーは創薬可否で業績が左右する

すでにご説明した特許切れの話とも関係しますが、薬品メーカーは創薬に大きな研究開発費が必要となります。

でも、それらの研究が必ず将来の商品となるわけではありません。

現在、武田薬品は12個の候補物質を開発しています。

ですが、その何割が本当の商品となるのか未知数です。

そういった先行き不安感から、配当利回りが4.5%となる4000円を前後に上下しているものと考えられます。

武田薬品はグローバル企業で次の稼ぎ頭になる候補物質を12個保有、2024年上市を目指す

武田薬品にとって、ネガティブな情報ばかりを述べてきました。

ここでは、今後のポジティブな展望について考察していきます。

武田薬品としても、稼ぎ頭であるエンティビオの特許切れが近いことを黙って見逃しているわけではありません。

新たな新薬創造に向けて取り組んでいます。

実際に、直近の研究開発費は増加傾向にあります。

2020年
 売上:31978億円
 研究開発費:4558円
 割合 14%

2021年
 売上:33700億円
 研究開発費:5220億円
 割合 16%

※公式HP 2021年度決算資料より

このように売上に対する研究開発費の割合も2020年は14%、2021年は16%と上昇傾向にあります。

現状、12種類の新規候補物質を保有しており、ウエーブ1パイプラインとしてテスト中とのことです。

そのうちの8件は、FDA(米国食品医薬品局)から何かしらの指定制度を受けながら推進しています。

そして、2024年までに上市することを目論んでいるとのことです。

いまのところ、グローバルブランドが14製品ありますので、この14製品に加わる新たな商品として武田の売上に貢献してくれることを祈ります。

しかし、もし開発できなかった場合は売上低迷が見込まれますので、今後の決算報告やニュースには目を配っておく必要がありますね。

株価情報を確認しておこう

今時点の株価情報を確認しておきましょう。

ROE     :4.77%(21年予想)
ROA     :1.98%(21年予想)
自己資本比率 :40.1%
配当性向   :113%(21年予想)
PER     :23.6倍
PBR     :1.13倍

※かぶたんより

ROEは4.77%と低めの数字となっています。10%程度が理想ですが、研究開発費がかさんでいるのでしょうか?

ROAも1.98%と低めですね。5%程度が理想と言われています。

自己資本比率は40%、妥当な金額かと思います。

配当性向は113%と持ち出しが発生しているライン。

PERは日経PERより高めですが、薬品メーカーとしては平均値です。

以上のことから、財務は妥当なラインで、収益率は低めです。

配当性向が完全に無理しているレベルなので、今後のEPSは要チェックです。

2018年からの決算情報

続いて、2018年からの決算情報を見ていきましょう。

初めに売り上げから。

     売上(億円)
2018年  17705
2019年  20972
2020年  32911
2021年  31978
2022年  33700

※かぶたんより

2020年からドンと売上が上昇していますが、これはアイルランドのバイオ医薬品大手のシャイアーを買収したため、急上昇しています。

1株当たり利益 EPSではどうかチェックしましょう。

     EPS(円)
2018年  239
2019年  140
2020年  28
2021年  240
2022年  159

※かぶたんより

シャイアーの買収があった2020年を無視しても、ボコボコしていますね。

250円~150円を上下するようです。

減配する可能性もありますので、しっかり観察していきましょう!

配当が大きな魅力

さて、武田薬品といえば高配当銘柄として有名です。

早速ですが、2018年以降の配当金額について確認しておきましょう!

     配当(円)
2018年  180
2019年  180
2020年  180
2021年  180
2022年  180

※かぶたんより

ずっと、180円ですね!

先ほどEPSは250~150円を前後していると述べましたが、配当性向でいうと、

72%~120%

となります。

2021年予想の配当性向は113%ですから、手出しが必要なレベル。

過去にこの水準で減配していないものの、今後もチェックしましょう!

めだかぶの評価:利回りは魅力的、単元未満株でぼちぼち買い

では、最後にめだかぶの評価をまとめ、終わりにしたいと思います。

グローバル展開しているメガファーマである武田薬品。

高配当銘柄で魅力的!

いまの稼ぎ頭であるエンティビオの特許切れが気になるが、この先の新たな稼ぎ頭となる新薬創造に期待です!

配当性向も100%越えていて心配なので、今後の業績から目を離せませんが、ボチボチ買っていきます!

実際に、単元未満株で3株だけ保有しています。

お試しで買えるのが、単元未満株の良いところですね!

単元未満株ならめだかぶも使っている買付手数料無料のマネックス証券がおすすめです!

継続して動向を見守っていきます。

単元株で買う場合は、ネット証券口座開設数No.1でSBI証券がおすすめ!

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

まとめ

今日のポイント

武田薬品は世界ランキング10位のメガファーマ!

配当利回り4.5%水準で株価が上下している!

配当性向が100%を超えることが何度かあるが、減配はしていない。

今後の減配にも注意しつつ、めだかぶはポチポチ単元未満株で購入していきます。

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