米国債券、円高心配なし？何年債券を買えばいい？？

本記事では、「また米国金利が高くなってきているけど、米国債券買ってもいいのかな？何年債を買えばいいんだろう？」と疑問を抱く方に向けて、

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。２０代の内に資産１０００万円を貯めることに成功し、４０歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。（FP２級取得）

では、解説に入ります。

はじめに

今年に入ってから金利は再上昇してきていますね！

昨年末にかけて、5%近かった米国長期金利が4%を割るところまで下落しました。

しかし、今年に入ってからはジリジリと上昇しており、現状4.2%を超える付近まで上昇しています！

金利が上昇すると、相対的に米国債券への魅力が高まりますね。

米国の生債券を購入すれば、満期まで持ち続けることを前提に、ほぼ損せずドルベースでお金を増やすことができます。

ということで、現時点で何年債を購入すると、どれほどの利益が得られるのか、一緒に確認していきましょう！

直近の金利動向と理由

最近の金利の動向を確認しましょう。

以下は直近2年の米国10年物利回りです。

2022年以降、インフレを沈静化させるために利上げが行われました！

ただし、2023年後半からインフレ低下の傾向が見られ、市場はFRBが利下げをすると予想しました。

昨年末までは、2024年に3回の利下げが予想されていましたが、最近の動向は予想より少ない利下げを示唆しています。

FRBがタカ派になっていると見ているようです！

現時点でのCME Fed watch ツールによると、6月、9月、11月に3回の利下げを想定しています。

償還期間と利回り

我々が購入できる米国債券の償還期間と利回りを確認しましょう。

米国債券の種類が最も多いSBI証券から情報を引っ張ってきます！

どれもストリップス（ゼロクーポン）債の情報です。

年次が増えるほど、利回りは増加する傾向にありますが、

20年で山を打ち、28年で減少していますね・・・

ということは、20年以上資産を使わないのであれば、20年でいいのか？となりますね。

しかし、我々は日本円で生活しています！

為替の影響も考えて、どう考えればいいのか話していきます。

円高になった場合は？

米国債をドルで持っていても、最終的には日本円に戻して使う必要があります。

現状の円安状況で、米国債を購入し、満期までドルを増やし、円に戻した時に損しないために必要な利回りを試算しましょう。

縦に、これから円高率を書いており、下に行くほど円高が進んだことになります。

このマイナス分を防ぐためには、年率何％以上必要なのか？試算しています。

青はセーフゾーン、黄色はアウトゾーンを示しています。

例えば、償還まで3年間の債券を買った時、償還時に135円まで円高なら大丈夫ですが、

128円まで円高になると、円建てで損する可能性があるということです。

その見方をすると、10年以上運用できるのであれば、円高をあまり気にしなくても大丈夫そうですね！

ご自身がいつお金を使いたいのかを含めて、この表を参考に投資計画を検討してください。

なお、すぐに使う必要のないお金なのであれば、償還後にドルのままを保有する、

米ドル建てのMMFなどに置き換えて運用するなどの方法もありですね！

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ！

では、まとめに入ります。

まとめ

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非とも経済的自由を掴みましょう！

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投資は自己責任で。

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