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マネックス証券 ワン株(単元未満株)のデメリットは?めだかぶは絶賛利用中!

本記事では、「最近、マネックス証券が単元未満株の買手数料を0円にしたって、聞いたけどどうなんだろう?デメリットはないの?」と疑問を持ったアラサーサラリーマンに向けて、

マネックス証券 ワン株(単元未満株)のデメリットは?めだかぶは絶賛利用中!

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

マネックス証券のワン株のデメリットは売却手数料があること!

でも、買付手数料無料で、少ない資金で日本株ポートフォリオを作るには最適!

めだかぶも、ワン株を使って高配当ポートフォリオを作成中!(開始6ヶ月時点で95万円分)

アプリや約定タイミングについても満足しています。

売買頻度が高い方はSBIネオモバイル証券の方がお得ですが、日本株のためだけにわざわざ作りたくない方はワン株で十分だと思います!

でも、こういったサービスは日々変化します。もし、他の証券会社がより良いサービスを提供した場合は、株式を移動させることも考えましょう!

結果、
マネックス証券
はおすすめです!

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

単元未満株ってなに??

はじめに単元未満株についてご紹介しておきます。

日本の株は通常100株単位で取引されています。

この100株のことを単元株と言います。

アメリカなどの取引所では、一株から購入することが可能ですが、現状日本の株式市場では特定の単元単位でないと株の売買はできません

しかし、それでは

投資家の利便性が損なわれる

ということで、各社証券会社が単元未満株の取引サービスを提供しています。

SBI証券では、S株
マネックス証券では、ワン株

という名前で商品化されています。

       

単元未満株でも配当金や株主優待がもらえる

単元未満株だったら何かデメリットはないの?

と思われる方も多いと思います。

1つデメリットとして、単元未満株の場合、決議権がないことが多いです。

それは決議権が 単元あたりに1票 となるからです.

でも、配当金は1株からしっかりと受け取ることができます。

そして、株主優待についても企業によっては1株から もらうことができます。

株主優待については、自社製品の割引券やオリジナルカレンダーなどが一般的です。

特に、上新電機では9月の権利落ち日に1株以上保有している株主に、5000円分の割引券がもらえます。

ただ、この商品券は2000円あたりのお買い上げに対して、200円分しか使えないことに注意です。

このように、単元未満株でも配当金やおまけ程度ですが株主優待がもらえることから、日本株のポートフォリオを少ない資産でバランス良く作るには、非常に有効な手段だと私は考えています。

しかし、単元未満株には最大のデメリットがあります。

それは

手数料が単元株に比べて、とてもとてもとても高い

ということです。

       

マネックス証券がワン株(単元未満株)の買付手数料を0円に!

単元未満株を取り扱う証券会社の多くは、売買手数料を単元株よりも高く設定しています。

でも、そんな中

マネックス証券がワン株を2021年7月5日から買付手数料を0円!

にしました!

大手ネット証券の中では初めての試みです。

この動きにSBI証券も11月に追従しましたね!

楽天証券が追従するのか?

今後の動向を見守りたいと思います。

私自身、マネックス証券の口座を持っておりますので、これを機会に単元未満株への投資を初めてみました!

半年経ちましたので、投資額は95万円程度 まで増えてきています!

私個人の意見では、アプリも使いやすく、全て成行注文なので余計なことを考えずに投資できます!

       

マネックス証券のワン株とSBIネオモバイル証券の 手数料を比較

マネックス証券のワン株が本当にいいの?

この疑問を確認するため、以前から単元未満株で有名なSBIネオモバイル証券と比較していきましょう。

マネックス証券のワン株

買付手数料:0円
売却手数料:0.55%(税込み)
月額使用料:0円

SBI ネオモバイル証券

買付手数料:0円
売却手数料:0円
月額使用料:月間約定代金(以下税込み)
 0円~50万円以下
    220円
 50万円越~300万円以下
    1100円
 ・・・以下続く。
※毎月期間固定Tポイント200円分もらえる。

ネオモバイル証券の場合、月々の約定額が50万円以下であれば月間使用料220円で、株の購入に使える 期間固定Tポイントが200円もらえます

ですので、実質20円で株の売買ができることになりますね。

これが多くの人がSBIネオモバイル証券を紹介する理由です。

マネックス証券のワン株の場合も買付手数料は0円ですので、1度購入した後、会社の不正や想定外の業績不振などよほどのことが無ければ固く持ち続けると誓っているのであれば、SBIネオモバイル証券と比較しても手数料に大差ありません。

しかし、ポートフォリオを作る中で、頻繁に株の売買を行うのであれば、ネオモバイル証券の方に軍配が上がります。

私の場合は、過去の業績やこの先10年、20年のトレンドを予想して、ファンダメンタルを見て日本株のポートフォリオを作成しているので、今のところマネックスのワン株で問題ないと考えています。

また、マネックス証券の場合は株を買って放置しておく分には、手数料がかかりません

しかし、ネオモバイル証券の場合、一時停止手続きをしないと売買しなくても、月間使用料が取られてしまいます。

ですので、ポートフォリオへの積立が終わったタイミングで、一時停止手続きを忘れないようにした方が良いですね!

       

購入した株の移管と出庫の手数料は無料

まだ若いうちであれば、複数の証券口座を持っていても管理は可能ですね!

私自身、複数の証券口座を持っていますが、それぞれの資産額は何となく頭の中に入っています。

でも、いざセミリタイアをして、これから自由を楽しもうとしている時に、証券口座が複数あると管理が面倒で時間もかかってしまいます。

その解決方法の一つに、株式の出庫があります。

これは、ある証券会社から別の証券会社に株を移すことを表します。

ただ、この時にも手数料が取られます。

もし今、マネックス証券やSBIネオモバイル証券以外にメインとなる証券口座を持っている場合、この手数料も将来的なコストになるため、比較しておきましょう!

マネックス証券:0円

SBIネオモバイル証券:0円

ということで、両方とも株式の出庫は無料でした!

これは大変ありがたいですね!

一般に一銘柄あたり3000円ぐらい取られますので、どちらも良心的な設定となっています。

       

ワン株は約定できるタイミングが1日1回だけ

単元株とは異なり、単元未満株は成行注文となることが多いです。

つまり、価格を指値して注文することができないわけですね。

そして、その注文されるタイミングも証券会社によって決められています。

マネックス証券のワン株の場合
 後場の始値で決済
  の1回だけです。

それに対して、

SBIネオモバイル証券の場合
 前場の始値
 後場の始値
 後場の終値
  の3回チャンスがあります。

注文タイミングが決められています!

しかし、後場の始値で購入したい場合、7:00~10:30までの中に買い注文を出さなければなりません。

後場の終値で買いたい場合は10:30~13:30までの中に買い注文を出さなければなりません。

朝の出勤前や昼休みに注文を出すことで、約定タイミングを調整することができます。

しかし、個人的には、出社の時間や昼休みはリラックスし、休憩をしたり、出来る限り体を休ませたりすることが大事だと思っています。

何より本業で稼ぐことが資産形成の大きなパワーとなりますから。

ですので、マネックス証券の1回限りの約定タイミングでも私自身は不便を感じていません

ただ、これはそれぞれの方のライフスタイルによると思いますので、是非自分の生活様式と合わせて、どちらが良いか検討してみてください。

       

マネックス証券のワン株はNISA・ジュニアNISAに対応

マネックス証券のワン株は、NISAとジュニアNISAに対応しています。一方、ネオモバイル証券はまだ NISAやジュニアNISAに対応していません。

こちらではワン株に軍配が上がりますね。

では、NISAで株のポートフォリオを作ることを想定して、単元未満株のメリットを考えていきましょう。

NISAは年間の枠が120万円と決まっています。

しかし、日本の株式は100株以上で購入する必要があるため、必要になる最低資金量が増えてしまいます。

トヨタの株は1株当たり1万円近くまで行っておりますので、単元株で購入する場合100万円近い資金が必要になります。

もし、NISAでトヨタの株を買おうとしたら、120万円の内、ほとんどをトヨタ株が占めることになります。

これでは、全然分散できませんね…

続いて、高配当株のポートフォリオを作成していきましょう。

NISAは、配当金にも税金がかかりませんので、配当金をそのまま受け取ることができます。

高配当として有名な以下の銘柄を買っていきます。

武田薬品:3644円

三井住友ファイナンシャルグループ:3716円

NTT:2849.5円

三菱商事:3063円

合計:132万7250円(各々100株ずつ)

すでに120万円を超えてしまいました。

しかし、ポートフォリオで分散できているのは、たったの5社しかありません。

つまり、単元がある日本株で、120万円を上限に分散投資するのはとても難しいです。

そこで、単元未満株の強みが発揮されます。

単元未満株であれば、1株から購入することができますから、一般に言われる20~30社への分散が可能です!

もし、これからポートフォリオを作成しようと、考えている方への助言として、

景気敏感株とディフェンシブ銘柄をバランスよくポートフォリオに組み入れること

に注意しましょう!

景気敏感株の代表例が金融株です。

銀行や商社、保険といった銘柄がこちらに入ります。

ディフェンシブ銘柄として有名なのが、通信、食品 薬品といった銘柄です。

NTTや武田薬品、JRなどはこちらに入りますね。

いつか、私が保有している日本株の高配当ポートフォリオ銘柄をご紹介していきたいと考えています。

       

マネックス証券のワン株の評価

色々と記載してきましたが、最後にマネックス証券のワン株の評価を行い、終わりにしたいと思います。

売却手数料がかかるのがデメリット!

買付手数料が0円ですので、この先長く保有したいと思っている株をコツコツ買って行くには、とても良い サービスだと思います!

今後、売却手数料も0円になることを期待しつつ、このまま、日本の高配当ポートフォリオをワン株で作っていきたいと考えています。

しかし、こういったサービスは日々目まぐるしく変わっていきますので、最新情報をチェックして効率よく投資していきましょう!

もし、SBI証券や楽天証券といった他の証券会社がより良いサービスを提供した場合、マネックス証券の株式の出庫手数料は0円ですので、そちらに乗り換えることも考えています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

マネックス証券のワン株のデメリットは売却手数料があること!

でも、買付手数料無料で、少ない資金で日本株ポートフォリオを作るには最適!

めだかぶも、ワン株を使って高配当ポートフォリオを作成中!

アプリや約定タイミングについても満足しています。

売買頻度が高い方はSBIネオモバイル証券の方がお得ですが、日本株のためだけにわざわざ作りたくない方はワン株で十分だと思います!

でも、こういったサービスは日々変化します。もし、他の証券会社がより良いサービスを提供した場合は、株式を移動させることも考えましょう!

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