めだかぶです。
エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
本記事では、「世界中の株に投資しようと思って調べたら、2つインデックスが出てきたよ」という投資中級者のアラサーサラリーマンに向けて、
世界中の株式に投資できる指数
★MSCI オールカントリーインデックス
★FTSE グローバルオールキャップインデックス
の違いについて解説。
という内容で記載していきます。
この記事を読んで、どちらの指数が良いのかを把握しましょう。
はじめに本日の結論から、
大きな違いは無さそうだが、
めだかぶは、
“MSCI オールカントリーインデックス”に連動する”eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー”を積み立てる
では、解説に入ります。
過去年利5%を期待できた全世界株に投資するとは
この記事に興味を持たれたアラサーサラリーマンにとっては、繰り返しになってしまうかもしれません。復習を兼ねて、お付き合いください。
アラサーサラリーマンの皆様が、“金のなる木”を買いたいなと思った場合、株や債券、不動産などのどれに投資するか決める必要があります。
そして、その後に、投資するエリアを決める必要があります。
日本?アメリカ?アジア?ヨーロッパ?
その答えのひとつとして、全世界株式というものがあるのです。文字の通り、世界中の株式に投資することができます。
この全世界株の過去30年で平均した成績を見ると、年利5%の成績を修めています。
まずまず良好な成績です。
この全世界株に投資したいと思ったあなたは、この全世界株に連動する指数を選らばないといけません。
しかし、ここでちょっとした困り事が。
大手2社から類似した指数が売り出されているんです。
それが、
★MSCI オールカントリーインデックス
★FTSE グローバルオールキャップインデックス
です。
※指数とは、日経平均やTOPIXといったその国の経済状況を示す数字のことですね。
では、各指数を一緒に確認していきましょう。
MSCI オールカントリーインデックス
アメリカの企業 MSCI社が運営する外国株インデックスです。
投資できる国数 :49ヵ国
投資できる企業数:2900以上の銘柄
投資する株の種類:大、中型株
時価総額の割合 :85%
過去20年間の平均
リターン:6.2%
リスク :19
国別の割合
アメリカ :58.7%
日本 :6.6%
中国 :5.1%
イギリス :3.6%
フランス :2.9%
やはりアメリカは世界をリードする経済大国ですね。6割はアメリカの企業です。
ご参考までに投資している地域を羅列していきます。こんなにたくさんの地域に投資できるんです。
アメリカ・日本・中国・イギリス・フランス・オーストラリア・オーストリア・ベルギー・カナダ・デンマーク・フィンランド・ドイツ・ギリシャ・イタリア・ポルトガル・韓国・台湾・イスラエル・アイルランド・香港・オランダ・ニュージーランド・ノルウェー・ポーランド・シンガポール・スペイン・スウェーデン・スイス・ブラジル・チリ・コロンビア・チェコ・エジプト・ハンガリー・インド・インドネシア・クウェート・マレーシア・メキシコ・パキスタン・フィリピン・カタール・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ・UAE・タイ・ペルー・アルゼンチン
※赤字がMSCIのみ含む地域
FTSE グローバルオールキャップインデックス
イギリスの企業 FTSE社が運営する外国株インデックスです。
投資できる国数 :48ヵ国
投資できる企業数:9013銘柄
投資する株の種類:大、中、小型株
時価総額の割合 :90~95%
過去20年間の平均
リターン:6.6%
リスク :15.9
国別の割合
アメリカ :56.9%
日本 :7.2%
中国 :4.9%
イギリス :4.0%
フランス :2.7%
こちらも、ご参考までに投資している地域を羅列していきます。
アメリカ・日本・中国・イギリス・フランス・オーストラリア・オーストリア・ベルギー・カナダ・デンマーク・フィンランド・ドイツ・ギリシャ・イタリア・ポルトガル・韓国・台湾・イスラエル・アイルランド・香港・オランダ・ニュージーランド・ノルウェー・ポーランド・シンガポール・スペイン・スウェーデン・スイス・ブラジル・チリ・コロンビア・チェコ・エジプト・ハンガリー・インド・インドネシア・クウェート・マレーシア・メキシコ・パキスタン・フィリピン・カタール・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ・UAE・タイ・ルーマニア
※赤字がFSTEのみ含む地域
投資している国や割合は、MSCIとFTSEで比較してもあまり大差ありませんね。
違う点は、FTSEが小型株を含み、保有銘柄が3倍ぐらい多いという点です。
細かく見ていきましょう。
全世界株式の指数としては、どちらがいいか?
MSCIとFTSEは大きく3つの違いあります。
ポイント.1 投資している銘柄の企業規模と数が異なる
MSCIは、大・中型株の2900銘柄以上に投資しています。
対して、FTSEは、大・中・小型株の9013銘柄に投資しています。
“分散”という観点からいうと、FTSEの方が優位です。
ポイント.2 リターンが少し異なる
20年の平均年リターンを見ると、
MSCIは、6.2%。
FTSEは、6.6%。
0.4%ほど、FTSEが優勢でした。
あくまで、めだかぶの予想ですが、アメリカの小型株を多めに含んでいたことが、高リターンに繋がったのではないかと考えています。
ポイント.3 指数に含まれる新興国が異なる
MSCIの指数には、ペルーとアルゼンチンが含まれます。
対して、FTSEはルーマニアが含まれています。
そうなると、
ペルー&アルゼンチン VS ルーマニア
でどちらが早く経済成長するか?
という話になるのですが、めだかぶは全く読めません。
今のところどちらを選らんでも良さそうな印象です。
小型株にも投資したい!分散はされているほど安心感がある!という思いがあれば、FTSEの方がおすすめです。
連動する投資信託は?
ここまで指数について比較してきましたが、アラサーサラリーマンは指数を買うことはできません。
それぞれ1点ずつおすすめの低コスト投資信託をご紹介します。
MSCIなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
私が兼ねてからご紹介している投資信託ですね。20年間利益に対して税金が免除されるつみたてNISAでつみたて可能です。
基礎情報
信託報酬 :0.117%
実質コスト:0.178%
※信託報酬以外のトータルコスト。
純資産額 :3931億円
“ライバルより最低コストを維持”というコンセプトのもと、三菱UFJ国際投信により運用されています。
宣言通り、定期的な信託報酬の引き下げを図り、最安水準をキープしています。純資産も775億円と安心感があり、申し分ない投資信託だと思っています。
FTSEなら、SBI・全世界株式インデックス・ファンド
こちらも、20年間利益に対して税金が免除されるつみたてNISAでつみたて可能です。
基礎情報
信託報酬 :0.11%
実質コスト:0.122%
※信託報酬以外のトータルコスト。
純資産額 :462億円
こちらは2017年12月に発売されたということもあり、純資産額はeMAXIS Slimに及びませんが、信託報酬は僅差で最安値となっています。
この領域までくると、誤差のようにも感じてきますが、こういった企業努力の恩恵を受けられることは非常にありがたいです。
めだかぶはeMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーを積み立てる
投資は自己責任ですので、投資をするかしないか、そして、どの投資信託を買うかを、ご自身でしっかり判断して購入してください。
今まで調べてきた結果を踏まえて、めだかぶならどちらの投資信託を買うか、記載して終わりにしたいと思います。
めだかぶは、
eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー
を購入していきます。
といいますか、我が家は毎月10万をこの投資信託に積み立て投資しています。
・信託報酬はほぼ同等。
・純資産額が大きく安定。
・今後も信託報酬を引き下げてくれる可能性がありそう。
だからです。
eMAXIS Slim 全世界株式については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますのでご参照ください。
アラサーサラリーマンの皆様も、SBIの投資信託にするか、eMAXIS Slimにするかしっかり検討してみてください。
そして、平均年利5%を勝ち取りましょう!
では、まとめに入ります。
まとめ
★どちらの指数も、投資信託も優れたものだと思う
★めだかぶは、”MSCI オールカントリーインデックス”に連動する”eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー”を積み立てる。
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