本記事では、「地銀の半分以上の決算が、債券価格の下落により減益したというニュースを聞いたけど大丈夫?」と疑問を抱く方に向けて、
【債券ヤバイ】地銀の半分以上が債券を理由に減益!?
という内容で記載していきます。
はじめに本日の結論から、
2022年の急激な利上げにより、債券価格は大きく下落しました。
この影響があり、地方銀行の半分以上で債券関連の収益が悪化しています!
でも、利回りがすでに高い時に買うなら、そこまで不安にならなくても大丈夫です。
先々の利上げを見越しつつ、納得できる利回りで生債券への投資を検討してきましょう!
始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)
では、解説に入ります。
はじめに
こんな記事がヤフーニュースで掲載されていました。
上場地方銀行の70社の半分以上の39社がなんと減益となっています・・・
半分以上ってすごいですね。
理由は、外国の国債や日本の国債の評価額が下がり、それを売却したことによる収益が悪化したとのこと。
さらに、インフレにより地方の企業の倒産リスクが高まったことによる与信費用の増加もあるとされていました。
このニュースだけ聞くと、このまま米国の債券であったり、日本国債に対して本当に投資してもいいんだろうか?と悩まれる方もいるかなと思います。
このニュースを1つのきっかけとして、今後について一緒に考えていけたらいいなと考えています!
利回りが低い時に買うとこうなるから気を付けて
地方銀行がなぜこのようなことになったのか?
しっかりと理由から見て行きましょう!
まず、利上げによって債券価格は大きく下がっています。
2022年は過去に例を見ないほど、急激な利上げをアメリカの中央銀行が行いました。
これは、庶民の生活を圧迫するスピードで上昇してしまったインフレ率を抑えるためですね。
金利と債券価格は、シーソーの関係にありますから金利が上昇したことによって、債券価格は大きく下落しています。
これによって含み損となった外国債を売却したことで82行の国債関係の損益が悪化したとなっていました。
これは皆さんもご理解しやすいかな?と思います。
ちなみに、有価証券でも77行が収益悪化したと記事に分かれています。
つまり、2022年は債券もダメ、株もダメのダブルパンチを食らった年だったと言うことですね!
不安になる必要はないと思うけど・・・
このニュースを聞いて不安になった方いらっしゃると思います!
私の考え方としては、大丈夫だと考えております。
もちろん、この先下がる可能性はあると考えてはいます。
というのも、この間1月の米CPI消費者物価指数が予想6.2%に対して、結果6.4%という結果になっていました。
この結果を踏まえて、利上げ予想も今年中といったところから、今年の年末もしくは来年に伸ばされています。
こういう時はCME FEDウォッチツールを確認するのが良いです!
こちらで観ていくと、以下の利上げ予想となっています。
3月22日で 4.75~5%
5月 3日で 5~5.25%
6月14日で 5.25~5.5%
7月26日で 5.25~5.5%
と6月まで利上げが予想され、7月で上げ止まりが想定されます。
もともと、5月ぐらいで頭打ちになると予想されていましたから、2カ月延びていますね!
いずれ利下げが来て、債券価格は上昇傾向になるのではないかと思います。
しかし、当初の予定よりも、長引いてしまう可能性がありますので注意が必要です。
この点には、ご留意いただいた上で投資していただければと思います。
投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。
証券口座なら、私めだかぶも使用しているSBI証券と松井証券がおすすめ!
では、まとめに入ります。
まとめ
2022年の急激な利上げにより、債券価格は大きく下落しました。
この影響があり、地方銀行の半分以上で債券関連の収益が悪化しています!
でも、利回りがすでに高い時に買うなら、そこまで不安にならなくても大丈夫です。
先々の利上げを見越しつつ、納得できる利回りで生債券への投資を検討してきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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投資は自己責任で。
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