先進国債券への投資を米国債券よりもおすすめする理由！

本記事では、「先進国債券と米国債券どっちがいいのかな？分散した方がいいのか、金利の高い米国株がいいのか？」悩んでいる方に向けて、

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。２０代の内に資産１０００万円を貯めることに成功し、４０歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。（FP２級取得）

では、解説に入ります。

先進国債券と米国債券どちらがいいの？

債券投資について検討した時に、

と悩まれた方も多いのではないでしょうか？

株式でも、米国株式派と全世界株式派が良く議論されていますね！

債券の場合、新興国の債券はデフォルトというお金が帰ってこないリスクが高いため、世界債券はほぼほぼ先進国債券といってもいいですね。

アルゼンチンやギリシャのデフォルトが記憶に新しいでしょうか？

結論から申しますと、私は

と思っています！

その理由について、検討していきましょう。

過去のリターンを確認してみよう！

リターンを確認するために、具体的なETFを決めますね！

先進国債券を”【２５１２】ＮＥＸＴ ＦＵＮＤＳ 外国債券・ＦＴＳＥ世界国債インデックス（除く日本・為替ヘッジあり）連動型上場投信”で、

米国債券を”【１４８２】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF（為替ヘッジあり）”で、比較していきます！

ともに、為替ヘッジありにしたのは、ドル円などの影響を排除するためですね！

今は急激な円安、そしてドル高の影響がリターンに大きく出ているため、そこを無視するために為替ヘッジありの商品で比較していきます。

では、リターンから。

ここ１年間のリターンを見ても、あまり大きな差がありませんね！

３年間の年率リターンでは米国の方が良いということがわかりますね。

２０２０年以降の金融緩和により大きく米国債券が上昇したことが理由だと考えられます。

では、値動きの激しさを確認するために、標準偏差、ばらつきも見ていきましょう！

こちらは値動きが小さい方が値動きが小さく、安定しているということになります。

ですので、先進国債券の方が落ち着いていることがわかりますね！

このことを踏まえると、先進国債券の方が比較的安定した値動きで成長していることがわかります。

債券価格はどちら高い？

リターンとリスクを把握しましたが、債券価格の動きも気になりますよね！

オレンジ線が先進国債券の２５１２、青線が米国債券の１４８２を表しています。

見ていただいてわかるように、基本的には同じような動きをしていることがわかります。

先進国債券の約５０％が米国債券だから、そうなるのも納得ですね！

そして、前章のばらつきの中でご説明したように、

ことがわかりますね！

このように、私は先進国の各国の債券に分散投資することによって、ばらつきが小さいなると考えていることから、先進国債券に投資しています。

しかし、先進国の中で米国の金利は高いため、米国債券単体に投資するのに比べて、長期なリターンが悪化する可能性があります。

この点にはご留意いただきながら、投資の検討をお願いします。

ご参考までに、先進国債券に投資する場合におすすめの投資信託を記載しておきます！

こちらに詳しくご紹介した記事がございますので、ぜひ確認お願いします！
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスを徹底解説！これだけ見れば基本OK！

こちらの内容が、ポートフォリオ決定の一助になれば幸いです。

投資は自己責任となりますので、最終判断はご自身でお願いします。

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では、まとめに入ります。

まとめ

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