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【1486】上場米債ヘッジ無を買ってもいいの?分配利回りは?

本記事では、「【1486】上場米債ヘッジ無の分配金利回りが気になる、買ってもいいの?」と疑問のアラサーサラリーマンに向けて、

【1486】上場米債ヘッジ無を買ってもいいの?分配利回りは?

という内容で記載していきます。

はじめに本日の結論から、

2022年7月11日終値時点での分配金利回りは2.22%です。

過去の利回りと比較して、そこそこな水準だと思われます。

買ってもいいETFだと思うが、今は米国債10年利回りとドル円相場が激しく動いているため、様子見がおすすめ。

10年利回りが3%付近で天井だと思うなら、購入を検討してもよいと思います!

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こちらの記事はYouTubeでも音声付きで解説しています。

始めに自己紹介させてください。
めだかぶと申します。エンジニアとして働くアラサーサラリーマンです。20代の内に資産1000万円を貯めることに成功し、40歳までにセミリタイアするためせっせと資産運用しています。(FP2級取得)

では、解説に入ります。

       

【1486】上場米債ヘッジ無とは?

始めに、本記事の主役となる【1486】上場米債ヘッジ無についてご紹介します。

【1486】上場米債ヘッジ無は正式名称を上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)といいます。

日興アセットマネジメントが運用するETFの1つで、S&P500米国債7ー10年指数に連動する上場投資信託(ETF)です。

端的に言えば、米国債の7ー10年もの債券に連動した指数となります。

米国債7ー10年ものに分散投資できる

このETFに投資することで、

アメリカ:100%

に投資できます。

このETFは為替ヘッジ無しですから、購入することで米ドル建ての資産を保有することができます。

一般に、債券の利回りは償還期間が長くなればなるほど利回りは高くなり、償還期間が短ければ短いほど 利回りは低くなります。

【1486】上場米債ヘッジ無は、7ー10年というの中長期に当たる債券ですので、やや高い利回りが期待できるETFとなります。

つまり、 投資家がこのETFを買う目的は、利子を原資とする分配金になると思います。

ということで、【1486】上場米債ヘッジ無の分配金を見ていきましょう。

       

過去の分配金利回りを見ていこう

現時点での分配金利回りは

2.22%

でした。

いい気もするけど、どうなの?

思われたアラサーサラリーマンの方、結論をお伝えすると、

そこそこの水準

にあります。

なぜそう言えるのか、一緒に確認していきましょう。

そのために、上場後の過去利回りを確認します。

以下の数字はその年に分配された分配金を、その年の終値で割っています。

2021年 2.16%
2020年 2.46%
2019年 2.48%
2018年 2.35%
2017年 1.72%

※公式HPの分配金履歴から算出。

と、現在の利回りが、そこそこの水準であることがわかります!

2017年は初年度だったため、通常より多くのコストがかかり、分配金利回りは安くなっています。

2018年以降の3年間は、2.4%前後と安定した水準となっています。

       

最終利回りが上昇中

2022年に入り、インフレ抑制を目的にアメリカの中央銀行に当たるFRBが利上げを敢行しています。

この影響もあり、こちらのETFの利回りが急上昇していますね!

最新のレポートを確認すると、

平均クーポン:1.42%
平均直接利回り:1.58%
平均最終利回り:3.09%

※公式HP 月次レポートより

となっています。

各種言葉の説明となりますが、平均クーポンというのが、発行された際に設定された利率の平均となります。

平均直接利回りが、設定された利率を購入時の債券価格で割った利回りの平均となります。

注目している平均最終利回りというのが、最終的に償還時期を迎えた時に戻ってくるキャピタルゲインも含めた利回りということになります。

例をお示しすると、額面100円で利率10%の債券を90円で購入したとします。

この時、クーポンは10%。

直接利回りは、利子 100円×10%=10円 / 購入価格 90円 で11.1%となります。

最終利回りは、上記の分子に譲渡益が乗っかりますので、

利子(10円)+譲渡益(100円ー90円=10円)/購入価格 90円

で、22.2%となります。

大きく上昇していますね。

つまり、債券価格が下落すると、直接利回り以上に最終利回りが大きく上昇します。

そして、今FRBの利上げにより大きく債券価格が下がっていますね。

これが、このETFの最終利回りが3.09%と上昇している大きな要因です。

このように現状の過去利回りは低いものの、将来的に徐々に償還される債券が出始めると、利回りの上昇が期待できるわけです。

このことは、高配当投資家などのインカムゲインをメインとする方には旨味のある水準になりつつあるということがわかります。

       

基本情報を確認

投資しても良いかを判断するために、もっと深く考察していきましょう。

基本情報

信託報酬:0.176%(税込)
純資産 :461億円
売買単位:1口
分配月 :1、7月
上場日 :2016年8月31日

※公式HPから

信託報酬は税込みで0.176%でした。

一般的なインデックスに連動するETFの合格ラインは0.2%未満としています。ということで合格ですね!

純資産も400億越えですから、ETFとしては安心できる数字です。

上場してから、約5年、これからもしっかりと運用していってほしいですね。

       

決算短信を確認しよう

続いて、より深くETFの運用状況を理解するために決算短信を見ていきましょう。

2019年7月から最新2022年1月の決算短信まで、眺めていきます。

今回、着目するのは投資口数についてです。

2019年7月期
 :110800口
2020年1月期
 :302700口 
2020年7月期
 :473900口
2021年1月期
 :1191900口
2021年7月期
 :1377900口
2022年1月期
 :1114900口

2021年7月までは、半年ごとに少しずつ増えていることがわかりますね。

しかし、22年1月では減少しています!

ETFを純粋な債券に戻しているということになりますね。

これをETFの市場では、交換といいます。

なぜ投資口数を確認するかというと、投資口の希薄化を気にしているからです。

投資口の希薄化とは、投資口数が増えることによって一口あたりの分配金額が減ることを指します。

例を出すと、分配原資が100万円だった時、100口であれば一口あたり1万円です。しかし、追加で200口まで増やした場合、一口あたりの分配金は5000円になります。

このように、追加で口数が設定されたがために、元々持っていた人が損をしてしまうことがあるのです。

       

リターン

年率の騰落率はどうか確認していきます。

1年間:9.86%

※6/30時点 公式HPより

【1486】上場米債ヘッジ無の年次リターンを確認して行きましょう。

2021年:7.3%
2020年:3.0%
2019年:7.5%
2018年:ー1.4%
2017年:ー0.9%

※公式HPより

となります。

2021年、2020年は高い利回りでしたが、2022年入ってからはあまり芳しい結果ではありません。

それもそうですね。

今年に入ってから、米国の短期債、長期債の利回りが上昇傾向にありますもんね。

でも、為替ヘッジなしということで円安はドル建て資産である1486にとって、大きな手助けになっていると考えられます。

       

金利と債券価格の関係

ここから、債券価格と利回りの関係について、説明しています。

青線:米国10年物利回り
オレンジ:【1486】上場米債ヘッジ無

2018年から2022年を見ると、青線とオレンジ線が逆の動きになってますね。

どうしてこうなるかというと、金利と債券価格はシーソーの関係になっており、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がるからです。

2019年の一例を説明すると、中国とアメリカの貿易戦争が発生するかもしれないと焦った投資家は、経済の停滞を予想。

経済の停滞はインフレ率が下がる可能性がありますから、債券を買いに向かいます。

その結果、債券価格が上昇し、7.5%と好成績を修めているわけです。

       

為替ヘッジ無しなので、為替の影響は受ける

【1486】上場米債はヘッジ無なので、為替の影響も受けますね。

めだかぶは、基本的に為替ヘッジなしのETFをおすすめしています。

なぜなら、円以外の資産を持つことで、通貨へのリスク分散を図るべきだと思っています。

今後も、今と同じような円の価値をキープできるとは言い切れないからです。

実際に、ブログを更新している今時点で1ドル135円付近まで円安に振れています。

しかし、短期的に資産の評価額に為替が大きく影響してきます。

円高になれば評価額は少なくなり、円安になれば評価額が増えます。

現状は短期的な円高への振り戻しがある可能性に留意しながら、過去のリターンを見て、将来を考えないといけないですね。

色々と情報を見てきましたが、結論として、

購入に値するETF

だと思います。

しかし、今は債券利回りの動きが読みにくいので、様子を見るか、少しずつ購入することをおすすめします。

もし、この記事をみて、投資に挑戦してみようかな思った方は、SBI証券1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料で日本で始めて本格的なインターネット取引を始めた松井証券がおすすめです。

めだかぶは両方とも開設して、個別株や国内ETFを手数料無料で購入しています。

投資は自己責任です。最終判断はご自身でお願いします。

では、まとめに入ります。

       

まとめ

今日のポイント

2022年7月11日終値時点での分配金利回りは2.22%です。

過去の利回りと比較して、そこそこな水準だと思われます。

買ってもいいETFだと思うが、今は米国債10年利回りの動きが激しく上昇しているため、様子見がおすすめ。

10年利回りが3%付近で天井だと思うなら、購入を検討してもよいと思います!

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